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公開番号2025103718
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221301
出願日2023-12-27
発明の名称釣り竿
出願人株式会社デプス
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A01K 87/02 20060101AFI20250702BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】グリップ部材をネジの螺合で簡単に接続できる構造を維持しながら、接続箇所で手が引っ掛かり難く、グリップ部材の接続が外れ難くする。
【解決手段】複数のグリップ部材に分割可能なグリップを備えた釣り竿であって、互いに隣り合う一対のグリップ部材の端面間に介在し、一方のグリップ部材に対し軸周りに回転可能に軸止めされたナット部材と、他方のグリップ部材の端面から突出し、その側周面にネジ溝が形成された雄ネジとを備え、前記雄ネジを前記ナット部材のネジ孔に螺合することにより、前記一対のグリップ部材を互いに接続する接続機構をさらに備え、前記ナット部材の外周面が、前記グリップを軸方向から見て前記一対のグリップ部材の外周面よりも外方へ突出しない形状にする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数のグリップ部材に分割可能なグリップを備えた釣り竿であって、
互いに隣り合う一対のグリップ部材の端面間に介在し、一方のグリップ部材に対し軸周りに回転可能に軸止めされたナット部材と、他方のグリップ部材の端面から突出し、その側周面にネジ溝が形成された雄ネジとを備え、前記雄ネジを前記ナット部材のネジ孔に螺合することにより、前記一対のグリップ部材を互いに接続する接続機構をさらに備え、
前記ナット部材の外周面が、前記グリップを軸方向から見て前記一対のグリップ部材の外周面よりも外方へ突出しない形状になっていることを特徴とする釣り竿。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記ナット部材及び前記一対のグリップ部材の端面の直径が同一である請求項1記載の釣り竿。
【請求項3】
前記雄ネジ軸の軸方向の長さが、前記ナット部材の軸方向の長さよりも短くなっている請求項1記載の釣り竿。
【請求項4】
前記一対のグリップ部材の間に介在し、前記一方のグリップ部材に対する前記他方のグリップ部材の軸周りの回転を規制する回転規制機構をさらに備えている請求項1記載の釣り竿。
【請求項5】
前記雄ネジが前記ナット部材のネジ孔に螺合した状態において、
前記回転規制機構が、前記雄ネジ部の端面又は前記一方のグリップ部材の端面のうち一方の端面に開口する差込穴と、前記他方の端面から突出し、前記ネジ孔を通過して前記差込穴に差し込まれる軸体とを備え、前記差込穴と前記軸体との間の係合によって回転を規制するものである請求項1記載の釣り竿。
【請求項6】
前記一対のグリップ部材のいずれかがグリップエンドを含むものであり、
前記差込穴が、前記グリップエンドを含むグリップ部材に設けられており、
前記軸体が、前記グリップエンドを含むグリップ部材と隣り合うグリップ部材に設けられている請求項5記載の釣り竿。
【請求項7】
複数のグリップ部材に分割可能なグリップを備えた釣り竿であって、
互いに隣り合う一対のグリップ部材のうち、一方のグリップ部材の端面に開口するネジ孔と、他方のグリップ部材の端面から突出し、その側周面にネジ溝が形成された雄ネジとを備え、前記雄ネジを前記ネジ孔に螺合させることにより、前記一対のグリップ部材を接続する接続機構と、
前記雄ネジに螺合するナット部材とを具備し、
前記ナット部材の外周面が、前記グリップを軸方向から見て前記一対のグリップ部材の外周面よりも外方へ突出しない形状になっていることを特徴とする釣り竿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り竿に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
釣り竿は長尺であるため、例えば特許文献1記載の釣り竿のようにブランクスを分割可能にしたものがあるが、大型魚用の釣り竿は、例えブランクスを分割できたとしても、グリップが長く、持ち運び難い。
【0003】
このため、この種の釣り竿には、グリップを一対のグリップ部材に分割し、一方のグリップ部材の端面に形成されたネジ孔に、他方のグリップ部材の端面から突出する雄ネジを螺合し、一対のグリップ部材を互いに接続する接続構造が採用したものがある。
【0004】
このような接続構造であれば、グリップ部材をネジの螺合で簡単に接続でき、また、グリップ部材の間に他の部材が介在しないため、接続箇所に手が引っ掛からず、操作し易い。
【0005】
しかしながら、前記従来の接続構造では、一方のグリップ部材に対して他方のグリップ部材が軸周りに回転すると、螺合が緩む。その結果、使用中にグリップ部材の接続が外れる恐れがあり、釣りに集中できず、また非常に危険である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実登第2529959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、グリップ部材をネジの螺合で簡単に接続できる構造を維持しながら、接続箇所で手が引っ掛かり難く、グリップ部材の接続が外れ難くすることを主な課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る釣り竿は、複数のグリップ部材に分割可能なグリップを備えた釣り竿であって、互いに隣り合う一対のグリップ部材の端面間に介在し、一方のグリップ部材に対し軸周りに回転可能に軸止めされたナット部材と、他方のグリップ部材の端面から突出し、その側周面にネジ溝が形成された雄ネジとを備え、前記雄ネジを前記ナット部材のネジ孔に螺合することにより、前記一対のグリップ部材を互いに接続する接続機構をさらに備え、前記ナット部材の外周面が、前記グリップを軸方向から見て前記一対のグリップ部材の外周面よりも外方へ突出しない形状になっていることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、一方のグリップ部材に対して他方のグリップ部材が軸周り回転しても、その他方のグリップ部材と一緒にナット部材も回転するため、螺合が緩まず、グリップ部材同士の接続が外れ難い。また、グリップ部材同士を接続した状態で、ナット部材がグリップ表面から突出しない。したがって、ナット部材に手が引っ掛かり難いので、操作し易く、怪我もし難い。
【0010】
また、前記ナット部材及び前記一対のグリップ部材の端面の直径が同一のであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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