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公開番号
2025062973
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023181465
出願日
2023-10-03
発明の名称
昆虫捕獲器
出願人
個人
代理人
主分類
A01M
1/00 20060101AFI20250408BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 ラッパ型受皿の下部に収集部を設け、収集部の底面中央に捕虫棒を設けたことを特徴とする昆虫捕獲器を提供する。
【解決手段】 ラッパ型受皿の下部に収集部を設け、収集部の底面中央に差し込み口を備えた固定部を設け、その固定部に捕虫棒を設けたことを特徴とする、昆虫捕獲器。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ラッパ型受皿の下部に収集部を設け、収集部の底面中央に差し込み口を備えた固定部を設け、その固定部に捕虫棒を設けたことを特徴とする、昆虫捕獲器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッパ型の受皿の下部に、収集部を設け、収集部の底面中央の突起に直線状の捕虫棒を差し込んだ、昆虫捕獲器に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ペットボトル等を切って誘引剤を入れて、ブドウの木や梨の木に吊るすものがあった(特許文献1参照)。
また、掃除機の吸引力を利用した小害虫捕獲器もあった(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-199470号公報
特開2013-78310号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのために次のような問題点があった。
昆虫が自ら捕獲器の入るのを待つもので、この捕獲方法では少数しか捕獲できなかった。
また、枝葉は果実が成って混雑した箇所には、吸引口を近づけることが困難であった。
このように、従来は、ブドウ、梨、桃などの果実や葉を食べる黄金虫に対処する効率的な捕獲器が無かった。本発明は黄金虫の生態を観察したところ、下記のような特徴がみられた。
(イ)黄金虫は棒で振り払うと、死んだふりをして地面に落ちる。
(ロ)水に入ると浮いた状態で、飛び立つことができない。
(ハ)水面からプラスチックの滑らかな壁は登れない。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ラッパ型受皿の下部に収集部を設け、収集部の底面中央に差し込み口を備えた固定部を設け、その固定部に捕虫棒を設ける。
以上を特徴とする、昆虫捕獲器である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)本発明は、長い直線の捕虫棒を取り付けることによって、ブドウ棚や梨棚の混雑した枝葉の隙間を抜けて、上方まで捕虫棒の先端が到達できる。
(ロ)収集部を握って小刻みに振ると、反発性のある捕虫棒の先端が増幅されて大きく振れて、黄金虫や葉に当たり黄金虫を振り落とすことができる。
(ハ)固定部の差し込み口は空洞になっているため、用途に応じて長さや素材の異なる捕虫棒に差し替えることができる。
(ニ)ラッパ型の受皿は大きく上に開いているので、落ちて来る黄金虫を容易にとらえて、収集部へ送ることができる。
(ホ)収集部に水が入っているので、黄金虫は水に浸かると飛び立つことはできず、なめらかなプラスチックの内壁を昇れない。
(ヘ)収集部はネジ取り付けになっているので、捕獲終了後は、捕虫棒を抜き、収集部を外して逆さまにすると、捕獲物は簡単にまとめて取り出せる構造となっている。捕獲作業を等間隔で行うことによって、葉に隠れて目視できない昆虫も、確実に捕獲できる。熟練の技術も必要とせず、軽量で腕の疲労が少なく、初心者でも扱い易い昆虫捕獲器である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の分解し、一部を断面にした説明図である。
本発明の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)ラッパ型受皿(1)の下部ねじ込み固定部(5)に、収集部(2)の収集部側ねじ込み固定部(6)をねじ込んで固定する。
(ロ)収集部(2)の底面中央に、差し込み口(7)を備えた固定部(4)を設ける。
(ハ)捕虫棒(3)を収集部(2)の底面に設けた固定部(4)の差し込み口(7)に差し込む。
本発明は以上のような構成である。
本発明を使用するときは、収集部に少量の水を入れて、収集部を握り、ブドウ棚や梨棚の枝葉の隙間に、捕虫棒を差し込む。そして、手を小刻みに振ると、捕虫棒の先端の振れが増幅されて、黄金虫や葉に当たり、黄金虫を受け皿に落として、収納部へ集める仕組みである。捕獲終了後は、収集部を取外して逆さにすると、簡単に黄金虫を取り出すことができる。なお、捕虫棒は、金属製のほか、樹脂製や木製のものでも良い。
【符号の説明】
【0009】
1 ラッパ型受皿
2 収集部
3 捕虫棒
4 固定部
5 ラッパ型受皿側ねじ込み固定部
6 収集部側ねじ込み固定部
7 差し込み口
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