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公開番号
2025083002
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196614
出願日
2023-11-20
発明の名称
除草具
出願人
日工株式会社
,
トンボ工業株式会社
代理人
主分類
A01B
1/08 20060101AFI20250523BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 人力でありながら腕力や体力をあまり要することなく、楽に除草作業を行うことのできる除草具を提供する。
【解決手段】 本体フレーム2の前端部に左右一対の走行車輪3を、後端部の下位に前記本体フレーム2の幅方向に切削刃4を備える。また、前記本体フレーム2の前後方向の略中央部には作業者が把持する柄体9を、前記本体フレーム2の略垂直方向から後方にかけて傾動自在に軸着する。そして、作業者が前記柄体9を介して前記本体フレーム2の後端部側を押し下げながら前記本体フレーム2を前進させたときには、この本体フレーム2下位の前記切削刃4が地面Gの表層ごと雑草を切削する構成とした。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
本体フレームの前端部に左右一対の走行車輪を、後端部の下位に前記本体フレームの幅方向に切削刃を備え、前記本体フレームの前後方向の略中央部には作業者が把持する柄体を前記本体フレームの略垂直方向から後方にかけて傾動自在に軸着してなり、作業者が前記柄体を介して前記本体フレームの後端部側を押し下げながら前記本体フレームを前進させたときには、該本体フレーム下位の前記切削刃が地面の表層ごと雑草を切削する構成としたことを特徴とする除草具。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記切削刃は先端縁から後端縁に向けて地面から漸次離間するように傾斜配置としたことを特徴とする請求項1記載の除草具。
【請求項3】
前記切削刃の傾斜角度を調整自在としたことを特徴とする請求項2記載の除草具。
【請求項4】
前記切削刃の先端縁は中央部から両端部に向けて漸次後退する形状としたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の除草具。
【請求項5】
前記柄体が前記本体フレームに対して略垂直位置で自立する自立手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の除草具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、人力の除草具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、庭や畑等の地面に生える雑草の除草作業を行うにあたり、原動機を具備した草刈り機等を用いる場合があるが、コスト面や取り扱い上の手軽さから、人力の除草具を用いる場合がある。このような人力の除草具としては、例えば、作業者が把持する長尺の柄体の先端に雑草を切り取るための切削刃を固着したものがある(特許文献1、2参照)。
【0003】
このうち、特許文献1(特開平9-121601号公報)に示されるものでは、前記柄体先端の略U字形状の切削刃を地面に押し付けながら手前側に引くことにより、雑草を地面の表層ごと削り取る構成としている。一方、特許文献2(特開2017-18048号公報)に示されるものでは、匙形状の切削刃を地面に押し付けながら前方に押し込むことにより、前記同様に、雑草を地面の表層ごと削り取る構成としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-121601号公報
特開2017-18048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1の除草具では、該除草具を手に持った立ち姿勢の作業者が、先端の切削刃を地面に押し付けながら手前側に引き寄せ、根の張った地面の表層ごと雑草を削り取るため、どうしても腕力に頼った作業になりがちであり、それなりの体力を要するものと予想される。一方、特許文献2のように、立ち姿勢の作業者が除草具の切削刃を地面に押し付けながら前方に押し込み、地面の表層ごと雑草を削り取るとなれば、自身の体重を利用できることから幾分か作業負荷の軽減が期待されるものの、除草具自体を手に持って支持していることには変わりがなく、やはりそれなりの体力を要するものと予想される。
【0006】
本発明は上記の点に鑑み、人力でありながら腕力や体力をあまり要することなく、楽に除草作業を行うことのできる除草具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1記載の除草具では、本体フレームの前端部に左右一対の走行車輪を、後端部の下位に前記本体フレームの幅方向に切削刃を備え、前記本体フレームの前後方向の略中央部には作業者が把持する柄体を前記本体フレームの略垂直方向から後方にかけて傾動自在に軸着してなり、作業者が前記柄体を介して前記本体フレームの後端部側を押し下げながら前記本体フレームを前進させたときには、該本体フレーム下位の前記切削刃が地面の表層ごと雑草を切削する構成としたことを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係る請求項2記載の除草具では、前記切削刃は先端縁から後端縁に向けて地面から漸次離間するように傾斜配置としたことを特徴としている。
【0009】
また、本発明に係る請求項3記載の除草具では、前記切削刃の傾斜角度を調整自在としたことを特徴としている。
【0010】
また、本発明に係る請求項4記載の除草具では、前記切削刃の先端縁は中央部から両端部に向けて漸次後退する形状としたことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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