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公開番号2025074435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185223
出願日2023-10-30
発明の名称苗箱収納棚
出願人アルインコ株式会社
代理人個人,個人
主分類A01G 9/02 20180101AFI20250507BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】棚ユニットと上下横桟を組立自在・分解自在とした苗箱収納棚において、棚ユニットについても組立自在・分解自在とした構成を提供する。
【解決手段】棚ユニット(1)における支柱(5)と棚部材(4)に関して、支柱(5)の外側から挿入した1本の取付ボルト(13)を棚部材の端部(4c)に螺着することにより、着脱自在に固着し、前記棚部材の端部(4c)と支柱(5)の内側の相互に廻り止め手段(14)を設けており、前記廻り止め手段(14)は、前記支柱(5)の内側に設けた第1当接面(23)と、前記棚部材の端部(4c)に設けた第2当接面(24)を相互に面接触させることにより構成され、前記第1当接面(23)及び第2当接面(24)は、前記取付ボルト(13)の軸線に対して傾斜するテーパ面により形成されており、棚板部材(4)が前記取付ボルト(13)の軸廻りに回動することを阻止するように構成されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に間隔をあけて並設された複数の棚部材を一対の支柱の間に架設することにより棚ユニットを構成し、複数の棚ユニットを相互間に収納空間を形成して列設した状態で、支柱の上下端部をそれぞれ上横桟と下横桟により着脱自在に連結して成り、前記収納空間に装入される苗箱の両端部を棚部材により支持するように構成した苗箱収納棚において、
前記棚ユニット(1)を構成する支柱(5)と棚部材(4)は、前記支柱(5)の外側から挿入した1本の取付ボルト(13)を前記棚部材の端部(4c)に螺着することにより、着脱自在に固着され、前記棚部材の端部(4c)と支柱(5)の内側の相互に廻り止め手段(14)を設けており、
前記廻り止め手段(14)は、前記支柱(5)の内側に設けた第1当接面(23)と、前記棚部材の端部(4c)に設けた第2当接面(24)を相互に面接触させることにより構成され、前記第1当接面(23)及び第2当接面(24)は、前記取付ボルト(13)の両側で該取付ボルトの軸線に対して傾斜するテーパ面により形成され、棚板部材(4)が前記取付ボルト(13)の軸廻りに回動することを阻止するように構成されて成ることを特徴とする苗箱収納棚。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記棚部材(4)は、一対の支柱(5)の間に架設される中空の骨部(4a)と、該骨部から延設されることにより前記苗箱の端部を支持する翼部(4b)を備え、前記骨部(4a)の端部(4c)にネジ孔付きの取付金具(15)を固設しており、
前記支柱(5)の内側は、頭付き取付ボルト(13)の軸部を挿通する挿通孔(17)の両側に位置して前記第1当接面(23)を備えたリブ(26)を形成しており、
前記取付金具(15)は、前記骨部の端部(4c)に挿入固定された固定部(18)と、前記骨部の端部(4c)の外部に配置された取付部(19)を備えており、前記取付部(19)に前記ネジ孔(16)を設けると共に、該ネジ孔の両側に延設した耳部(27)に前記第2当接面(24)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の苗箱収納棚。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多数の苗箱を収納するための苗箱収納棚に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、田植えや、その他、苗を植え付ける際に、多数の育苗箱等の苗箱を収納した状態で軽トラック等の荷台に搭載することにより、圃場まで運搬するための苗箱収納棚が提供されている。
【0003】
このような苗箱収納棚は、一般的に、上下方向に間隔をあけて並設された複数の棚部材を一対の支柱の間に架設することにより棚ユニットを構成し、複数の棚ユニットを相互間に収納空間を形成して列設した状態で、支柱の上下端部をそれぞれ上横桟と下横桟により連結している。従って、苗箱は、前記収納空間に装入した状態で両端部が棚部材により支持され、これにより多数の苗箱を上下に間隔をあけて多段状に収納することができる。
【0004】
ところで、苗箱収納棚は、使用しない保管時には嵩張るので、組立と分解を自在とするように構成することが好ましい。
【0005】
このため、棚ユニットを構成する支柱と、上下横桟は、着脱自在に連結されている。これにより、不使用時には、複数の棚ユニットと、上側の2本の上横桟と、下側の2本の下横桟を分離状態となるように分解することができる。
【0006】
尚、使用時には、複数の棚ユニットを列設した状態で、支柱の上下端部にそれぞれ上横桟と下横桟を連結することにより、枠組体となるように組み立てられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-79604号公報
特開2013-94070号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来技術の場合、棚ユニットそれ自体は、組立と分解を自在とするように構成されていない。つまり、棚ユニットを構成する棚部材と支柱は、相互に常時、固定されており、分解できるように構成されていない。
【0009】
この点に関して、棚ユニットは、一対の支柱の間に複数の棚部材を架設しており、苗箱収納棚は、大型となればなるほど、長尺の支柱に多数の棚部材が組付けられている。このため、上下横桟を取外しても、棚ユニットそれ自体が嵩張っており、広い保管スペースを必要とする。しかも、嵩高い棚ユニットは、持ち運びの際、異物に衝突して棚部材を破損してしまうおそれがある。
【0010】
この点に関して、棚ユニットを組立分解自在に構成する、つまり、支柱と棚部材を着脱自在に取付け可能な構成とすれば、上記の問題を解決すことができると考えられる。しかしながら、その場合、以下のような解決すべき新たな問題が提起される。
(【0011】以降は省略されています)

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