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公開番号
2025079188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191714
出願日
2023-11-09
発明の名称
ペット用フード容器
出願人
個人
代理人
主分類
A01K
5/00 20060101AFI20250514BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】フードアグレッシブの一因を取り除くペット用フード容器を提供する。
【解決手段】ペットフードのみを用い食器や箱の形状を作り、餌を中に入れる容器の機能を有しつつ、それ自体が栄養となるペット用フード容器を形成する。食後に、食器など何も残らなくなることでフードアグレッシブの一因を取り除くことができ、且つ、食器洗浄が不要となり環境に優しく、災害や外出時の荷物も減らせる。形成に工夫を施すことで各ペットに応じた噛み応えのバリエーションを持たせることができ、丸呑み時の怪我や窒息を予防し、且つ、餌のあげ忘れや2度あげも防止できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の粒状体と前記粒状体を結合させる結合材で形成されたペット用フード容器であり、粒状体と結合材はいずれもペットフードのみで作られ、上部に凹状の収容空間を有する本体部を備えることを特徴とするペット用フード容器。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
側面と底面と上面とが形成された複数の柱状体が積層され、前記柱状体がそれぞれ接するように接着材により接着されて形成されたペット用フード容器であり、柱状体と接着材はいずれもペットフードのみで作られており、上部に凹状の収容空間を有する本体部を備える特徴を持つペット用フード容器。
【請求項3】
前記柱状体の長手方向が上下方向に向いたものと、前記柱状体の長手方向が横方向に向いたものとを組み合わせて接着されていることを特徴とする請求項2記載のペット用フード容器。
【請求項4】
複数の板状体が積層され、それぞれの板状体がその外周部で接するように接着材により接着されて形成されたペット用フード容器であり、板状体と接着剤はいずれもペットフードのみで作られており、上部に凹状の収容空間を有する本体部を備えることを特徴をとするペット用フード容器。
【請求項5】
前記本体部の凹状の収容空間を覆うペットフードのみで作られた蓋が設けられる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のペット用フード容器。
【請求項6】
前記本体部の側面部・内面部・底部へ文字や記号を施した請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のペット用フード容器。
【請求項7】
前記本体部の底部にペットフードのみで作られた滑り止めが設けられた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のペット用フード容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フードアグレッシブに対応できるようにしたペット用フード容器に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食材で作られた食べられる食器は人間を対象として作られており、それ自体を食べたり食事を盛りつけたり、料理素材としても使われている。
(特許文献1・2参照)
【0003】
人間を対象とした食べられる食器は、皿や茶わん・お弁当用カップ・スプーンや箸などの形に形成されており、その作りは、素材をほぼ均一に伸ばし形を形成して作られている。
【0004】
人間を対象とした食べられる食器は、使い捨て容器ごみの減量や脱プラスチック・水質汚染など環境問題への取り組みとして商品化されている。
【0005】
通常市販されているペット用フードは、粉末状・液状・フレーク状・顆粒状(ドライタイプ・ソフトドライタイプ・セミモイストタイプ)・ウエット状・ビスケット状・棒状などである。
ペット用食器としては、ステンレス製・陶器・シリコン・プラスチックなどが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-23720号公報
実開昭59-16384号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
発明者の飼い犬はフードアグレッシブを時々起こす。フードアグレッシブとは、普段おとなしい犬でも食事をしている時や食後に、自分以外の誰かが残ったフードに近づいたり、フード容器を取ろうとするなどの邪魔が入ると急激に怒り出すことである。犬によってその行動の程度には個体差があり、軽く吠える程度のものから実際に噛みつく犬もいる。発明者の飼い犬は、食後フード容器の下膳を拒みフード容器を守ろうとする行動が強く、そのため食後にフード容器を洗浄し清潔に保つための下膳が困難となり飼育上の大きな問題となっていた。
【0008】
人間用の食べられる食器は先行研究特開平7-23720号公報や実開昭59-16384号公報などのように発明されているが、その目的は使い捨て容器ごみの減量や脱プラスチック・水質汚染など環境問題への対策であり、ペット用の食べられるフード容器が必要な理由、例えばフードアグレッシブの一因を取り除くことなどとは根本的に発明の意図が異なる。その為、食べられる食器を人は食べずに残す場合もあるが、ペット用の食べられるフード容器では餌として食べることが前提となっており、ペットが残さず安全に食べる工夫が必要となってくる。
【0009】
人間と動物では食事の仕方が全く異なる。犬を例に取ると前脚で押さえ噛みちぎる食べ方や丸呑みする特性がある。動物用に食べられる食器を作ろうとすると、それらの特性に対応した工夫が必須となる。
【0010】
人間用に形成された食べられる食器は、そのほとんどが単一構造で形成されており、そのままペットに転用すると、食べられる食器を上手く食べることができずにペットがストレスを抱えたり、大きく砕けた食べられる食器を丸呑みして喉に詰まらせたり、鋭利に割れた食べられる食器で怪我をしたりする恐れがある。そのため、人間用に発明された食べられる食器をペット用の食べられるフード容器としてそのまま用いることはできない。しかし、そのような動物の特性を考慮したペット用の食べられるフード容器と言うものは現在作られておらず、ましてやペット用食材のみで作られたペット用フード容器と言うもの自体が検討されていない。
(【0011】以降は省略されています)
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