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公開番号2025080414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193532
出願日2023-11-14
発明の名称園芸用自走車
出願人個人
代理人個人
主分類A01B 73/00 20060101AFI20250519BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 従来の自走車の最大速度を超える速度においても、常に畝壁と通路面の交点を適切なグリップ力でトレースできる園芸用自走車を提供する。
【解決手段】 一対の駆動車輪を有し自走可能な本体1と、本体1の前後に配設される一対の誘導機構とを備え、誘導機構は、本体1の底面1aの下方に位置する可動板8と、本体の底面1aに対して可動板8の基端部を揺動可能に枢支する枢支軸7と、可動板8の先端部から横向き外側に延出する一対の支持アーム5と、一対の支持アーム5の先端部に、シャフト6を介して回転自在に取り付けられる一対の誘導車輪4とを備える。支持アーム5の先端部が、斜め下向きに折り曲げられることにより、誘導車輪4は正面視でハの字形に傾斜して接地する。誘導機構はさらに、上端部が本体1の底面1aに固定され、且つ、下端部が可動板8に固着され、可動板8に下向きの弾性力を付勢する押しバネ11を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも一対の駆動車輪を有し自走可能な本体と、
前記本体の前後に配設される一対の誘導機構とを備え、
前記誘導機構のそれぞれは、
前記本体の底面の下方に位置する可動板と、
前記本体の底面に対して前記可動板の基端部を揺動可能に枢支する枢支軸と、
前記可動板の先端部から横向き外側に延出する一対の支持アームと、
前記一対の支持アームの先端部に、シャフトを介して回転自在に取り付けられる一対の誘導車輪とを備え、
前記一対の支持アームの先端部が、斜め下向きに折り曲げられることにより、前記一対の誘導車輪は、正面視でハの字形に傾斜して接地し、
前記誘導機構のそれぞれは、
上端部が前記本体の底面に固定され、且つ、下端部が前記可動板に固着され、前記可動板に下向きの弾性力を付勢する押しバネを有することを特徴とする園芸用自走車。
続きを表示(約 67 文字)【請求項2】
基端部が前記枢支軸に枢支され、前記本体の底面に固定される固定板を更に備える請求項1記載の園芸用自走車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場あるいはハウス内の畝間通路を自走して、収穫物や作業用具の運搬、又は防除作業を行うために使用される園芸用自走車の改良に係り、更に詳しくは、自走車が畝間通路を走行する間に、通路の凹凸面や畝壁の状態により、畝の方向へ乗り上げるようなことなく、適切に自走できるようにした園芸用自走車に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開平11-253088号)は、圃場あるいはハウス内の畝間通路を自走しながら農作物に薬液を散布する園芸用自走車を開示する。また、特許文献2(特開平10-042617号)は、畝間通路を走行する間に、通路の凹凸面等によって進路がずれて畝の方に乗り上げるような異常走行を防止する手段として、車体の前後両端の左右両側に誘導車輪を装着し、前後の誘導車輪は連結シャフトを介し、前後が連動し回動できるようにした技術を開示する。
【0003】
畝には、作物の種類、土質、地域性、畝を作る機械の種類等によって低い畝、高い畝、傾斜の強い畝壁の畝、なだらかな畝壁の畝等各種のものがあり、また畝の間の通路も幅の広いもの、狭いものなど多種多様である。
【0004】
一般に畝間通路は、平坦でなく凹凸面が連続する通路も多い。畝壁も土が軟弱であったり、畝壁の傾斜角度が低くなだらかであったりする。
【0005】
このため、自走車の駆動車輪が空転したり、誘導車輪が畝の斜面に乗り上げ、車体が転倒するという事故が発生することがある。
【0006】
自走車が畝の上に乗り上げると、車体の転倒事故のみならず、農作物を損傷したり、畝の表面に設けた保護用シートを破いたり、農作物の根を傷めることにもなる。
【0007】
したがって、車体による畝への乗上を防止し安定した走行を可能にするかということが、この種の自走車を開発する際の課題となる。
【0008】
従来の自走車は、最大でも毎秒50cm程度の速度しか出せず作業時間がかかり過ぎるため、より高速で移動できる自走車への要望が強い。より具体的には、従来機の二倍の毎秒100cm程度で走行しても、安定した走行性を有する自走車の開発が課題となっている。
【0009】
ここで、図10は、従来の誘導車輪の動作状態を示す平面図、図11は、同動作状態を示す正面図、図12は、同動作状態を示す側面図である。
【0010】
安定した走行性を得るため、図10、図11に示すように、誘導車輪を車体の正面から見てハの字形に装着することは有効と言い得る。しかしながら、図11、図12に示すように、畝の形状と通路状態によっては、誘導車輪が接地せず浮き上がり、誘導力が発揮できずに、畝壁15への乗上げる事故が発生している。
(【0011】以降は省略されています)

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