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公開番号
2025083708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197247
出願日
2023-11-21
発明の名称
水耕栽培システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A01G
31/00 20180101AFI20250526BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】栽培時農薬不使用と防虫対策が完備でき、病原菌・ウイルス・有害菌を100%近く抑制することが可能なので、作業ロスを削減して効率的な栽培が可能な水耕栽培システムを提供する。
【解決手段】一括して養液を調製して、それを循環させながら水耕栽培培地1としての複数の栽培棚2に供給する水耕栽培システムであり、栽培棚2はクリーンルーム3内に設置し、ろ過装置として、発酵槽6、合成槽7、中継槽8,9、循環ポンプ10をクリーンルーム3外に設置し、発酵槽6に複合発酵溶液13を添加し、中継槽8を経てクリーンルーム3内の栽培棚2に供給した養液を回収して循環ポンプ10で発酵槽6に戻す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一括して養液を調製して、それを循環させながら水耕栽培培地としての複数の栽培棚に供給する水耕栽培システムであり、栽培棚はクリーンルーム内に設置し、ろ過装置として、発酵槽、合成槽、中継槽(第1、第2)をクリーンルーム外に設置し、貯水した発酵槽に複合発酵溶液を添加し、第1の中継槽を経てクリーンルーム内の栽培棚に供給した養液を回収して第2の中継槽の循環ポンプで発酵槽に戻すことを特徴とした水耕栽培システム。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
複合発酵溶液は、嫌気性菌と好気性菌及び通性嫌気性菌の共生による共存、共栄を可能にするもので、仕込み水に糖蜜とオカラおよび松、笹、梅、無花果、栗、桃、柿のいずれかから選択された葉を加えてなる植物抽出液に、まず乳酸菌による通性嫌気性発酵である乳酸発酵を起させ更に、発酵菌、酵母によりアミノ酸、糖類、ビタミン、ミネラル等々の生理活性物質を造り好気性のフザリウム(酸化性細菌)を抑制し、次いで、前記乳酸菌及び発酵菌、酵母に引き続き好気性の放線菌により抗菌物質が生成されウイルス・病原菌・リケッチャー及び、フザリウムを抑制し、次いで、前記放線菌より時間差を置いて光合成菌を加え、光合成細菌が炭酸ガス、窒素ガス等のガスを取り込んで光合成等エネルギー置換と交換を行い、その結果、好気性菌と嫌気性菌とを通気性嫌気性菌の共生による共存・共栄が可能となる複合発酵という生態系となり、その上澄液を採取して複合発酵モルトとして得、当該複合発酵モルトに仕込み水および、好気発酵を誘導する糖蜜、嫌気発酵を誘導する嫌気基礎を加えてなる請求項1記載の水耕栽培システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物を栽培する水耕栽培システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、植物工場等の植物栽培施設では、上下方向に多段に積み上げた栽培棚を備える栽培ユニットを複数設置し、各栽培棚の上部に人工照明設備を設け植物に光を照射し、部屋全体の温度・湿度条件を植物の生育に適するものに維持して植物を栽培している。このような多段栽培は限られた部屋内の空間を有効に利用するのに好適である。
【0003】
植物栽培施設において水耕栽培を行なう場合、下記特許文献にもあるが、多数の栽培棚に効率的に養液を供給するには、養液供給装置に対して各栽培棚を並列に配置して、タンクから一括して各栽培棚に養液を供給し、植物に養分を与えた後、各栽培棚から排出された廃液をタンクに回収し、適宜成分調整を行なった後、再度養液として各栽培棚に配給するようにしている。
特開2005-21065号公報
【0004】
また、下記特許文献にもあるように、閉鎖空間として例えばクリーンルームを使用する植物栽培システムがある。
特許第6340802号公報
【0005】
栽培室の内部には、複数の培地ブロックを着脱可能な一又は二以上の栽培棚が配置される。また、栽培室には、栽培棚に装着した培地ブロックに対して栽培養液を供給可能な養液供給手段と、栽培棚に装着した培地ブロックに対して光を照射可能な光照射手段とが設けられている。
【0006】
クリーンルームは、半導体装置などの電子デバイスの製造に使用されて、例えばダウンフロー式がある。ダウンフロー式クリーンルームは、天井スラブ面から下方にスペースをおいて天井が設けられ、天井には空気供給孔が形成され、さらに、天井の上にはエアフィルタが配置される。また、天井の下方には多数の吸入孔を有する床が配置され、天井から供給された空気はそのまま直下の吸入孔に吸い込まれ、外部に排気される。
【0007】
また、下記特許文献は複合微生物による複合発酵を用いて潅水及び施肥を行い、使用した液体を微生物学的に処理し、浄化してエネルギー水とし、それを循環させて潅水及び施肥に用いることで液体を循環利用して水耕栽培(養液土耗)を行う方法及びビジネス方法に関するものとして提案されたものである。
特開2016-36329号公報
【0008】
図6に示すように、ビニールハウス110内の土壌101から水を回収する回収槽(回収部)120に発酵槽130、発酵合成槽140、貯留槽150をラインにより順次接続し、発酵槽130では複合発酵増殖液を回収水の0.1~0.4%の量を投入してこれにより発酵槽130で回収水を完全発酵させる。
【0009】
発酵槽130は、ブロワー131によって完全発酵を起こすのに必要な数を設置する散気管132にエアーを送って曝気し、散気量を調整するための弁133を備える。
【0010】
発酵合成槽140は、上流側から順に複数段のサブユニット槽140Aが設置され、各サブユニット槽140Aは、ブロワー141から散気管142にエアーを送って曝気し、散気量を調整するための弁143を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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