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公開番号2025070393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180682
出願日2023-10-20
発明の名称農作業機
出願人株式会社ササキコーポレーション
代理人
主分類A01B 59/043 20060101AFI20250424BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】走行機体との連結を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機1は、走行機体1に係合可能なトップピン40を有した装着部4と、機体に脱着可能に設け接地することで機体を支持可能な複数のスタンド6を備える。スタンド6のうち少なくとも2つのスタンドの接地部は平面視におけるトップピン40からの半径距離が互いに等しい、農作業機1である。さらに、スタンド6の接地位置はトップピン40を通る前後軸を中心にした場合に非対称の位置に配置してもよい。

【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
走行機体に係合可能なトップピンを有した装着部と、機体に脱着可能に設け接地することで機体を支持可能な複数のスタンドを備えた農作業機であって、
前記スタンドのうち少なくとも2つのスタンドの接地部は平面視における前記トップピンからの距離が互いに等しい、
ことを特徴とする農作業機。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記スタンドの接地位置は前記トップピンを通る前後軸を中心にした場合に非対称の位置に配置する、
ことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項3】
前記スタンドの接地位置は進行方向に対する前後位置が互いに異なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項4】
前記スタンドで支える機体重心は平面視において前記トップピンに対して左右いずれか側方に偏っている、
ことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項5】
前記スタンドのすべては平面視における機体重心からの距離はほぼ同一の位置関係である、
ことを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項6】
前記スタンドは長尺体と、前記長尺体の端部に配置する車輪と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の農作業機。
【請求項7】
前記装着部に対して進行方向に対する幅方向に移動可能な作業部と、を備え、
前記スタンドのうち少なくとも2つは前記作業部に設ける、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の農作業機。
【請求項8】
前記装着部に対して進行方向に対する幅方向に移動可能且つ上下方向に回動可能な作業部と、を備え、
前記スタンドのうち少なくとも2つは前記作業部に設ける、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の農作業機。
【請求項9】
前記作業部の上下回動を固定するストッパと、
を備えたことを特徴とする請求項7に記載の農作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体に装着され、走行機体側方に作業部を位置させて草刈作業を行う農作業機に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に記載の農作業機がある。これによれば、農作業機を走行機体に装着するには、連結装置であるクイックヒッチのトップフックで、農作業機側のトップピンを掬い上げ、その後、ロワーピンをクイックヒッチの下部係合部32に係合させて、走行機体との連結を完了させる、とある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-034405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
連結装置側のトップフックでトップピンを救い上げると、農作業機の後方に位置するスタンドのキャスタが接地しながら、農作業機後方部が相対的に走行機体側に移動する。このときに、キャスタの接地荷重と接地する地面との摩擦抵抗によって、平面視において必ずしも理想的な勘合角度にならない場合がある。つまり、トップピンが係合後、走行機体に対する農作業機の角度が適正にならず、トップピンおよびロワピンおよび入力軸のすべてが容易に装着完了できない場合がある。したがって、連結時において、連結装置を含む走行機体と、農作業機とを理想的な勘合角度にするための改良余地があるといえる。
【0005】
本発明は上記課題に着眼してなされたものであり、走行機体との連結を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
目的を達成するための本発明の一態様は、走行機体に係合可能なトップピンを有した装着部と、機体に脱着可能に設け接地することで機体を支持可能な複数のスタンドを備えた農作業機であって、スタンドのうち少なくとも2つのスタンドの接地部は平面視におけるトップピンからの半径距離が互いに等しい、農作業機であることを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、走行機体との連結を円滑におこなうことが可能な農作業機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明を実施した農作業機の平面図であって、保管状態でクイックヒッチを係合させる直前を示した平面図である。
本発明を実施した農作業機の側面図であって、保管状態でクイックヒッチを係合させる直前を示した側面図である。
本発明を実施した農作業機の正面図であって、保管状態を示した正面図である。
本発明を実施した農作業機の旋回軸方向から見た作業部の正面図であって、作業部が水平状態の図である。
本発明を実施した農作業機の作業部の要部側面を示し、スタンドは除いた側面図である。
本発明を実施した農作業機の作業部の進行方向左側の要部を示した背面図である。
本発明を実施した農作業機の作業部の進行方向左側の要部を示した底面図である。
本発明を実施した農作業機の作業部の接地部の取付の状態を分解した説明図である。
本発明を実施した農作業機の側面図であって、保管状態でクイックヒッチのトップフックでトップピンを掬い上げた状態を示した側面図である。
本発明を実施した農作業機の平面図であって、クイックヒッチで係合後に作業部を進行方向側方にオフセットさせた状態の平面図である。
本発明を実施した農作業機の旋回軸方向から見た作業部の正面図であって、作業部を傾斜させた状態を示す正面図である。
クイックヒッチの進行方向後方側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施した例を図1乃至図12の図面に基づいて説明する。図1、図2、図5、図9、図10において、走行機体1側である左方向を進行方向前方側とし、右側を後方側として説明する。また、図3、図4、図11において進行方向前方は手前側であり、図6において進行方向前方は誌面奥側である。また、説明において特に記載がない限り、上方向とは作業面である地面側から離れる方向を指し、下方向とは重力方向に沿って地面側に近づく方向を指す。図面の記載において、同一または類似の部分には同一又は類似の符号を付して、その説明を省略することがある。加えて、説明に用いる図面は模式的なものであり、各部の寸法および形状等は現実のものとは異なることがある。また、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0010】
例示する農作業機2は、作業部50を進行方向左右にオフセットすることが可能、且つ、作業部50を上下に回動させることが可能な草刈作業機であり、この形態を用いて説明をおこなう。農作業機2は、トラクタ等の走行機体1の後方に設けた三点リンク機構に、連結装置であるクイックヒッチ3を介して装着する。走行機体1からの動力により農作業機2の後部に位置する作業部50に設けた刈取刃53を水平軸52周りに回転駆動して、草刈作業に使用される。また、作業部50は、走行機体1に対して左右に移動可能に設けられていて、走行機体1の後方片側側方に位置させて作業が可能である。また、作業部50は、進行方向と平行な軸である旋回軸25を支点にして上下に回動可能に設けられていて、走行機体1の側方側が傾斜している法面での草刈作業をおこなうことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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