TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025062334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171325
出願日2023-10-02
発明の名称シート開閉装置
出願人東都興業株式会社
代理人個人
主分類A01G 9/24 20060101AFI20250407BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
本発明では、ガイドローラを用いることなく、駆動源の駆動時における駆動源の本体の回転を規制できるシート開閉装置の提供を目的とする。
【解決手段】
前記課題を解決するための手段は、ビニールハウスHに設けられた開口部Oを覆うシート2と、シート2の一端に取付けられてシート2を巻取り及び繰り出し可能な巻取軸3と、巻取軸3の一端に取付けられて巻取軸3を回転駆動する駆動源4とを有して開口部Oを開閉するシート開閉装置1であって、巻取軸3の移動方向に沿って延びるガイド部としての妻側骨材PGと、駆動源4に連結されるとともに巻取軸3の軸線Rを軸方向から見たときに軸線Rから径方向にずれた位置で妻側骨材PGに当接する当接部60を有する回り止め部材6とを備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
簡易構築物に設けられた開口部を覆うシートと、前記シートの一端に取付けられて前記シートを巻取り及び繰り出し可能な巻取軸と、前記巻取軸の一端に取付けられて前記巻取軸を回転駆動する駆動源とを有して前記開口部を開閉するシート開閉装置であって、
前記巻取軸の移動方向に沿って延びるガイド部と、
前記駆動源に連結されるとともに前記巻取軸の軸線を軸方向から見たときに前記軸線から径方向にずれた位置で前記ガイド部に当接する当接部を有する回り止め部材とを備える
ことを特徴とするシート開閉装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記簡易構築物は、奥行方向に並べて配置されるアーチ状あるいは山型状の複数の骨材を備え、
前記簡易構築物の側部又は屋根部に前記開口部が設けられており、
前記骨材を前記ガイド部とする
ことを特徴とする請求項1に記載のシート開閉装置。
【請求項3】
前記回り止め部材は、前記当接部の反駆動源側に設けられて前記巻取軸を回転自在に保持する保持部とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載のシート開閉装置。
【請求項4】
前記巻取軸の反ガイド部側に配置されるとともに前記巻取軸の移動方向に沿って延びて前記開口部の開閉時に前記巻取軸に当接する規制部材を備える
ことを特徴とする請求項1に記載のシート開閉装置。
【請求項5】
前記回り止め部材と前記ガイド部のいずれか一方又は両方に取付けられて互いに当接する部分を覆うゴム製のカバーを備える
ことを特徴とする請求項1に記載のシート開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、シート開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ビニールハウスや温室、簡易型の倉庫等の簡易構築物には、簡易構築物の側面や屋根面に設けられた換気用の開口部をシートで開閉して換気を行うシート開閉装置を設ける場合がある。
【0003】
このようなシート開閉装置としては、例えば、簡易構築物の側面に設けられた開口部の上方に上端が取り付けられたシートと、シートの下端に取付けられてシートを巻取り及び繰り出し可能な巻取軸と、簡易構築物の側方から見て簡易構築物の妻面から突出する巻取軸の一端に取付けられて巻取軸を回転駆動する駆動源と、駆動源の駆動時における駆動源の本体の回転を規制しつつ駆動源の上下移動を案内するガイド機構とを備えるものがある(例えば、特許文献1)。
【0004】
具体的には、ガイド機構は、地面から上下方向に沿って起立して巻取軸の一端と簡易構築物の側方から見て前後で対向するガイド柱と、駆動源に連結されてガイド柱を挟み込むように配置される複数のローラを有するガイドローラとを備えている。
【0005】
すると、ガイドローラは、複数のローラでガイド柱を挟み込んでいるので、駆動源の駆動時に駆動源の本体の回転を規制しつつ、ガイド柱上を走行して駆動源の上下移動を案内できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-34443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ガイドローラは、経年劣化によってローラが変形したり、ローラと回転軸の間に異物が挟まるなどして、ローラがガイド柱上を走行できずに、開口部を開閉できなくなる不具合が発生しやすい。
【0008】
そこで、本発明は、ガイドローラを用いることなく、駆動源の駆動時における駆動源の本体の回転を規制できるシート開閉装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成させるための本発明のシート開閉装置は、簡易構築物に設けられた開口部を覆うシートと、シートの一端に取付けられてシートを巻取り及び繰り出し可能な巻取軸と、巻取軸の一端に取付けられて巻取軸を回転駆動する駆動源とを有して開口部を開閉するものであって、巻取軸の移動方向に沿って延びるガイド部と、駆動源に連結されるとともに巻取軸の軸線を軸方向から見たときに軸線から径方向にずれた位置でガイド部に当接する当接部を有する回り止め部材とを備えることを特徴とする。この構成によると、駆動源の駆動時に駆動源の本体が駆動方向と反対方向に回転しようとしても、駆動源に連結された当接部が妻側骨材に当接するので、駆動源の本体の回転が規制される。
【0010】
また、本発明のシート開閉装置では、簡易構築物は、奥行方向に並べて配置されるアーチ状あるいは山型状の複数の骨材を備え、簡易構築物の側部又は屋根部に開口部が設けられており、骨材をガイド部としてもよい。この構成によると、簡易構築物の骨材を巻取軸の移動を案内するガイド部としているため、シート開閉装置を簡易構築物に設置する際に、ガイド部を別途設ける必要がない。したがって、シート開閉装置の部品点数を削減できるとともに、シート開閉装置の設置が容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

東都興業株式会社
ジョイント
13日前
東都興業株式会社
扉装置
1か月前
東都興業株式会社
栽培シート、栽培シートの製造方法及び栽培シートの製造装置
2か月前
個人
ルアー
20日前
個人
播種装置
17日前
個人
虫の生け捕り具
5日前
個人
プランターセット
24日前
個人
生命力近親交配方法
24日前
個人
養殖システム
12日前
株式会社シマノ
釣竿
13日前
岡部株式会社
浮魚礁
5日前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
井関農機株式会社
収穫作業車両
6日前
中国電力株式会社
巣撤去具
3日前
個人
漁業支援装置及び方法
18日前
ウエダ産業株式会社
切断装置
13日前
鹿島建設株式会社
レインガーデン
21日前
個人
落口枡用取付部材及び落口枡
21日前
第一衛材株式会社
ペット用おむつ
3日前
OTIS株式会社
ルアー用スカート
17日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
19日前
株式会社クボタ
水田作業機
24日前
株式会社クボタ
圃場作業機
12日前
株式会社Personal AI
反射光拡散装置
24日前
株式会社タカミヤ
台車用レール構造
18日前
株式会社トクイテン
青果物収穫装置
6日前
株式会社シマノ
ルアー
19日前
第一精工株式会社
釣り糸の張力付与装置
25日前
トヨタ自動車株式会社
走行式草刈機
7日前
株式会社やまぜん
簡易建物及び簡易建物の組立方法
24日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
13日前
井関農機株式会社
田植機
20日前
株式会社荏原製作所
養殖装置
12日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
コンバイン
12日前
井関農機株式会社
農作業機
26日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
続きを見る