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公開番号
2025107424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025080177,2021110992
出願日
2025-05-13,2021-07-02
発明の名称
扉装置
出願人
東都興業株式会社
代理人
個人
主分類
A01G
9/14 20060101AFI20250710BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
本発明では、材料の増加を招かずに強度を向上できる扉装置の提供を目的とする。
【解決手段】
前記課題を解決するための手段は、ビニールハウスHの開口部Oを開閉する扉装置1において、左右一対の縦框2,2と縦框2,2間に架け渡される上下一対の横桟3A,3Cとを有する扉枠4と、開口部Oの上枠を走行する戸車5が連結されて上側横桟3Aに連結される戸車桟6と、戸車桟6内に嵌合され戸車桟6よりも幅が短い補強金具8とを備え、戸車桟6は、扉枠4の幅方向に対して平行であって互いに上下方向で対向する上壁60及び下壁61と、上壁60及び下壁61の奥行方向側の一端同士を接続する横壁62とを有し、補強金具8は、上壁60及び下壁61と対向する一対の対向片80,80と、対向片80,80の反横壁側端同士を接続する接続片81とを有することを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
簡易構造物に設けられた門型の枠で形成される開口部に前記簡易構造物の幅方向にスライド可能に設けられて前記開口部を開閉する扉装置において、
左右一対の縦框と前記縦框間に架け渡される上下一対の横桟とを有する扉枠と、
前記開口部の上枠を走行する戸車が連結されて前記横桟のうち上方に配置される上側横桟に連結される戸車桟と、
前記戸車桟内に嵌合され前記戸車桟よりも幅が短い補強金具とを備え、
前記戸車桟は、前記扉枠の幅方向に対して平行であって互いに上下方向で対向する上壁及び下壁と、前記上壁及び前記下壁の奥行方向側の一端同士を接続する横壁とを有し、
前記補強金具は、前記上壁及び前記下壁と対向する一対の対向片と、前記対向片の反横壁側端同士を接続する接続片とを有する
ことを特徴とする扉装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記戸車と前記戸車桟を連結する連結金具を備え、
前記連結金具は、前記戸車を回転自在に保持する保持体と、前記保持体から突出する突出軸と、前記突出軸よりも小径であって前記突出軸の先端から突出し外周に螺子溝を有するボルト軸と、前記突出軸と前記ボルト軸との間に形成される段部とを有し、
前記上壁には、前記突出軸よりも小径であって前記ボルト軸を挿入可能なボルト挿通孔が設けられており、
前記上壁と対向する前記対向片には、前記ボルト挿通孔と対向可能な挿通孔が設けられており、
前記対向片と前記上壁は、前記上壁側から前記ボルト挿通孔と前記挿通孔に挿入された前記ボルト軸に螺合されるナットと前記段部とで挟持される
ことを特徴とする請求項1に記載の扉装置。
【請求項3】
前記補強金具は、前記ボルト挿通孔と前記挿通孔に挿入された前記ボルト軸に対して前記ボルト軸の径方向で対向する開口窓を有する
ことを特徴とする請求項2に記載の扉装置。
【請求項4】
前記補強金具は、前記各対向片の反横壁側端から前記対向片に対して平行に突出する突出片を有し、
前記戸車桟は、前記各対向片と前記各突出片に対向して前記補強金具の上下方向及び奥行方向への移動を規制する上下一対の規制部を有する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の扉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、扉装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
扉装置としては、ビニールハウス等の簡易構造物に設けられた門型の枠で形成される開口部を開閉するものがある。例えば、特許文献1に示す扉装置は、左右一対の縦框と一対の縦框間に架け渡される複数の横桟とで構成される扉枠と、複数の横桟の内で一対の縦框の上端間に架け渡された横桟である上側横桟(戸車桟)に連結されて簡易構造物の開口部の上枠に沿って配置されたレール内を走行可能な戸車と、扉枠に設けられたフィルム定着部に定着されて扉枠の室外側を覆うように展張されるフィルムとを備える。
【0003】
このような従来の扉装置は、レールに沿って簡易構造物の幅方向にスライド移動することで、開口部を開閉できる。そのため、扉装置を開いた状態では、開口部を通じて簡易構造物内外へ人や物が出入りするのを可能とし、扉装置を閉じた状態では、開口部を介して簡易構造物内への動物の侵入や雨風の簡易構造物内への吹き込みを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-296250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような扉装置では、戸車桟における戸車との連結部に負荷が集中するので、戸車桟の連結部に必要な強度に合わせて戸車桟全体の肉厚を厚くする必要があり、そのことが材料の増加の原因となっていた。
【0006】
そこで、本発明は、材料の増加を招かずに強度を向上できる扉装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成させるため、本発明は、簡易構造物に設けられた門型の枠で形成される開口部に簡易構造物の幅方向にスライド可能に設けられて開口部を開閉する扉装置において、左右一対の縦框と縦框間に架け渡される上下一対の横桟とを有する扉枠と、開口部の上枠を走行する戸車が連結されて横桟のうち上方に配置される上側横桟に連結される戸車桟と、戸車桟内に嵌合され戸車桟よりも幅が短い補強金具とを備え、戸車桟は、扉枠の幅方向に対して平行であって互いに上下方向で対向する上壁及び下壁と、上壁及び下壁の奥行方向側の一端同士を接続する横壁とを有し、補強金具は、上壁及び下壁と対向する一対の対向片と、対向片の反横壁側端同士を接続する接続片とを有することを特徴とする。この構成によると、戸車桟のおける補強金具が嵌合されている部分は、補強金具と戸車桟が協働して箱型を形成するので、強度が向上する。
【0008】
また、本発明の扉装置は、戸車と戸車桟を連結する連結金具を備え、連結金具は、戸車を回転自在に保持する保持体と、保持体から突出する突出軸と、突出軸よりも小径であって突出軸の先端から突出し外周に螺子溝を有するボルト軸と、突出軸とボルト軸との間に形成される段部とを有し、上壁には、突出軸よりも小径であってボルト軸を挿入可能なボルト挿通孔が設けられており、上壁と対向する対向片には、ボルト挿通孔と対向可能な挿通孔が設けられており、対向片と上壁は、上壁側からボルト挿通孔と挿通孔に挿入されたボルト軸に螺合されるナットと段部とで挟持されてもよい。この構成によると、戸車桟において、最も負荷がかかる部分のみを効果的に補強できる。
【0009】
また、本発明の扉装置では、補強金具は、ボルト挿通孔と挿通孔に挿入されたボルト軸に対してボルト軸の径方向で対向する開口窓を有してもよい。この構成によると、開口窓を介してボルト軸にナットを螺合する作業を行えるので、戸車桟に対して戸車と補強金具を連結する作業が容易となる。
【0010】
また、本発明の扉装置では、補強金具は、各対向片の反横壁側端から対向片に対して平行に突出する突出片を有し、戸車桟は、各対向片と各突出片に対向して補強金具の上下方向及び奥行方向への移動を規制する上下一対の規制部を有してもよい。この構成によると、補強金具の上下方向及び奥行方向への移動が規制部によって規制されるので、補強金具が戸車桟内で奥行方向に傾いたり上下方向にガタつくのを防止できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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