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公開番号2025075795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187217
出願日2023-10-31
発明の名称幼齢木保護具
出願人東工コーセン株式会社
代理人個人
主分類A01G 13/20 20250101AFI20250508BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 構成が簡素化され、組立作業が容易化され、幼齢木の成長を妨げない幼齢木保護具を提供する。
【解決手段】 幼齢木保護具1は、通気性および透光性を有する樹脂製の網状部材から成る筒状体9であって、少なくとも2枚の網状部材が重なる重畳部4、および互いに離反する方向に凸の2つの折曲げ部7a,7bを含む筒状体9と、重畳部4の少なくとも2枚の網状材料を筒状体9の長手方向に沿って平行に接合する2つの接合部3a,3bと、を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
通気性および透光性を有する樹脂製の網状材料から成る筒状体であって、少なくとも2枚の網状材料が重なる重畳部、および互いに離反する方向に凸の2つの折曲げ部を含む筒状体と、
前記重畳部の前記2枚の網状材料を前記筒状体の長手方向に沿って平行に接合する2つの接合部と、を含むことを特徴とする幼齢木保護具。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記重畳部における、前記2つの接合部間の接合されていない非接合部分の網状材料間に挿入される、繊維強化プラスチックから成る支柱を、さらに含むことを特徴とする請求項1に記載の幼齢木保護具。
【請求項3】
前記支柱は、7mm以上12mm以下の直径を有し、
前記非接合部分の周方向長さは、25mm以上35mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の幼齢木保護具。
【請求項4】
前記2つの接合部は、縫目を構成する縫製糸であることを特徴とする請求項1に記載の幼齢木保護具。
【請求項5】
前記樹脂は、ポリプロピレンであることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の幼齢木保護具。
【請求項6】
前記網状材料は、太さが380デニール以上480デニール以下のモノフィラメント糸の平織物から成ることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の幼齢木保護具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、地面に植付けられた幼齢木を害獣などによる食害から保護するための幼齢木保護具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術の幼齢木保護具は、たとえば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の苗木等保護具は、樹木の苗木などが、野生動物に食されることを防止するために、苗木などを覆う筒状の保護ネットと、保護ネットの内側または外側に配設される支持材と、第一リングと、第二リングとを含んでいる。支持材は、保護ネットの周壁に螺旋状に固定される。第一リングは、略円環状であり、支持材の一方の端部に一体に設けられる。また、第二リングは、略円環状であり、支持材の他端部に一体に設けられる。保護ネットは、地面に打ち込まれた棒状の支柱に支持材を固定することによって、地面に円筒状に安定的に自立するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-161302号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の従来技術では、保護ネットを、円筒状または円錐台状に保持する支持材、第一リングおよび第二リングを備え、支持材は留め具によって複数個所で支柱に固定されるので、部品点数が多く、構造が複雑である。このような苗木等保護具は、製造コストが高価であり、現場における組立作業も煩雑であり、組立作業に手間を要するという問題がある。また、特許文献1の従来技術では、保護ネットの内側または外側に螺旋状の支持材が設けられるので、幼齢木が成長すると、支持材に枝が引掛かり、幼齢木の正常な成長を妨げてしまうおそれがある。
【0005】
したがって本発明の目的は、構成が簡素化され、組立作業が容易化され、幼齢木の成長を妨げない幼齢木保護具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、通気性および透光性を有する樹脂製の網状材料から成る筒状体であって、少なくとも2枚の網状材料が重なる重畳部、および互いに離反する方向に凸の2つの折曲げ部を含む筒状体と、
前記重畳部の前記少なくとも2枚の網状材料を前記筒状体の長手方向に沿って平行に接合する2つの接合部と、を含む筒状体ことを特徴とする幼齢木保護具である。
【0007】
また本発明は、前記重畳部における、前記2つの接合部間の接合されていない非接合部分の網状材料間に挿入される、繊維強化プラスチックから成る支柱を、さらに含むことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記支柱は、7mm以上12mm以下の直径を有し、
前記非接合部分の周方向長さは、25mm以上35mm以下であることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記2つの接合部は、縫目を構成する縫製糸であることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記樹脂は、ポリプロピレンであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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