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公開番号
2025068949
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023179085
出願日
2023-10-17
発明の名称
防虫袋体及び苗の植え付け方法
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
13/10 20060101AFI20250422BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 本発明は、植え付けの際の作業手間を低減させつつ、虫の侵入を効果的に抑制することができる防虫袋体、及び当該防虫袋体を用いた苗の植え付け方法を提供する。
【解決手段】防虫袋体1は、害虫の侵入を防ぐ上側シート体2と、前記上側シート2体と等しい外縁形状に形成され、害虫の侵入を防ぐ下側シート体3と、前記上側シート体2と前記下側シート体3を重ねて互いの外周縁の全長に亘って固着される固着部4と、前記上側シート体2の中央に設けられ苗8を挿入可能な上側挿入部5と、前記下側シート体3の中央に設けられ前記苗8の根を含む根鉢部9を挿入可能な下側挿入部6と、前記上側挿入部5を閉じる閉鎖手段7と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
害虫の侵入を防ぐ上側シート体と、
前記上側シート体と等しい外縁形状に形成され、害虫の侵入を防ぐ下側シート体と、
前記上側シート体と前記下側シート体を重ねて互いの外周縁の全長に亘って固着される固着部と、
前記上側シート体の中央に設けられ苗を挿入可能な上側挿入部と、
前記下側シート体の中央に設けられ前記苗の根を含む根鉢部を挿入可能な下側挿入部と、
前記上側挿入部を閉じる閉鎖手段と、を備えることを特徴とする防虫袋体。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記上側挿入部は一直線状に切断されて形成されること特徴とする請求項1に記載の防虫袋体。
【請求項3】
前記下側挿入部は中心から放射状に延びる3つ以上の直線状に切断されて形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防虫袋体。
【請求項4】
前記閉鎖手段は、開閉可能に形成されることを特徴とする請求項3に記載の防虫袋体。
【請求項5】
土壌面に植え付け穴を設ける穴設工程と、
前記植え付け穴を覆うように前記土壌面に請求項4に記載の防虫袋体を載置する袋載置工程と、
前記苗を前記上側挿入部を通して前記防虫袋体内に挿入するとともに、当該苗の根を含む根鉢部を前記下側挿入部を通して前記土壌面に植え付ける植え付け工程と、
前記上側挿入部を苗の上で前記閉鎖手段によって閉じる閉鎖工程と、
を備える苗の植え付け方法。
【請求項6】
前記植え付け工程は、前記下側挿入部の側辺部を下方に折り曲げて前記植え付け穴と前記苗の前記根鉢部との間に埋設することを特徴とする請求項5に記載の苗の植え付け方法。
【請求項7】
前記上側シート体及び前記下側シート体は円形に形成されるものであり、
前記上側シート体及び前記下側シート体が平らに重なった状態の前記防虫袋体の中心よりも外周縁に近い位置における外周側の部分を折り畳んだ後、
前記袋載置工程を行うことを特徴とする請求項6に記載の苗の植え付け方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として葉物野菜の虫害を防止する防虫袋体及び当該防虫袋体を用いた苗の植え付け方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、例えばキャベツ、ハクサイ、コマツナ、ホウレンソウ、ブロッコリー、カリフラワーといった葉物野菜は虫の食害に遭いやすいので、寒冷紗と呼ばれる不織布やネット状に形成された布で植物を覆い、害虫の侵入を物理的に防止する栽培方法が知られている。
【0003】
そして、上述のような物理的に害虫の侵入を防止する方法として、様々な保護具が提案されている。例えば、特許文献1では、植物の周囲に板状体の害虫返し部が設けられ、害虫返し部の上端の植物上にネットが緩やかにかぶせられる保護具が提案されている。また、特許文献2には、防虫ネットが記載されており、植物の苗に袋状のネットを覆いかぶせて、防虫効果を確かめることが示されている。また、特許文献3には、下方に向けて増径されたテーパー筒状の植物保護カバーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-110987号公報
特開2021-177717号公報
実用新案登録第3104682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のように様々な虫の食害対策は、植物の苗を植えた後に、各種の保護具で植物の苗を覆うものであり、植物の植え付け後の作業手間が大きい。
【0006】
そこで、本発明は、植え付けの際の作業手間を低減させつつ、虫の侵入を効果的に抑制することができる防虫袋体、及び当該防虫袋体を用いた苗の植え付け方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の防虫袋体は、害虫の侵入を防ぐ上側シート体と、前記上側シート体と等しい外縁形状に形成され、害虫の侵入を防ぐ下側シート体と、前記上側シート体と前記下側シート体を重ねて互いの外周縁の全長に亘って固着される固着部と、前記上側シート体の中央に設けられ苗を挿入可能な上側挿入部と、前記下側シート体の中央に設けられ前記苗の根を含む根鉢部を挿入可能な下側挿入部と、前記上側挿入部を閉じる閉鎖手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】
本発明の防虫袋体は、前記上側挿入部は一直線状に切断されて形成されること特徴としている。
【0009】
本発明の防虫袋体は、前記下側挿入部は中心から放射状に延びる3つ以上の直線状に切断されて形成されることを特徴としている。
【0010】
本発明の防虫袋体は、前記閉鎖手段は、開閉可能に形成されることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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