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公開番号
2025067517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177568
出願日
2023-10-13
発明の名称
ルアー
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01K
85/00 20060101AFI20250417BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ボディ強度を確保しつつ、分解までの期間を短縮することができる。
【解決手段】生分解性樹脂の素材により形成される中空なボディ10A、10Bを有する。ボディ10A、10Bは、外部からの力を受ける被荷重部14(釣り糸接続部14A、釣り針接続部14B、羽根接続部14C)と、少なくとも一部に被荷重部14の肉厚より薄い薄肉部と、を備え、被荷重部14は、生分解性樹脂の生分解を遅延させる生分解遅延部材で被覆されて形成される構成のルアーを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生分解性樹脂の素材により形成される中空なボディを有するルアーであって、
前記ボディは、
外部からの力を受ける被荷重部と、
少なくとも一部に前記被荷重部の肉厚より薄い薄肉部と、
を備える、ルアー。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記被荷重部は、前記生分解性樹脂の生分解を遅延させる生分解遅延部材で被覆されて形成される、請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記被荷重部は、釣り糸接続部、釣り針接続部、及び外部からの衝撃力を受ける被衝撃部のうち少なくとも一つである、請求項1に記載のルアー。
【請求項4】
前記薄肉部は、水溶性、加水分解性、又は海洋生分解性を有する脱着可能な被覆部材によって覆われる、請求項1に記載のルアー。
【請求項5】
前記薄肉部は前記ボディの複数個所に幅方向に対向して設けられる、請求項1に記載のルアー。
【請求項6】
前記ボディの表面には、前記ボディの中空側に凹む凹部が形成され、
前記凹部の底面に前記薄肉部が形成され、
前記被覆部材は、前記凹部を嵌合又は閉塞する係合部材である、請求項4に記載のルアー。
【請求項7】
前記被覆部材は、前記ボディの一部を構成する外装部品、又は前記外装部品を固定する固定部材である、請求項4に記載のルアー。
【請求項8】
前記被覆部材は、交換時期を示すインジケータ部を有する、請求項4に記載のルアー。
【請求項9】
前記インジケータ部は、色と溶融速度の異なる複数の材料を層状に構成し、表層側に溶融速度の速い材料を配置した部材である、請求項8に記載のルアー。
【請求項10】
前記インジケータ部は、前記被覆部材の表面に設けられる突起部又は溝部である、請求項8に記載のルアー。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ルアーに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、餌木等のルアーが海底に残されるという問題がある。そこで、生分解性樹脂等の低環境負荷材料でルアーを成形することが考えられているが、海洋生分解性の樹脂であっても海中・水中において分解が完了まで長期間が必要となっている。
例えば、特許文献1や特許文献2では、生分解性樹脂製のルアーを中空に形成することで、外殻が破断すれば中空部に浸水して、内部からも分解が促進され、分解が完了するまでの期間を短縮しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3035438号公報
特許第3324069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、一般的な生分解性樹脂は、汎用のエンジニアリングプラスチックに比べて強度的な物性が低く、ルアーとして必要な強度を達成するためには相応の肉厚を要する。このため、外殻が分解して内部に浸水するまでやはり相当の期間が必要であり、その点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、ボディ強度を確保しつつ、分解までの期間を短縮することができるルアーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係るルアーの態様1は、生分解性樹脂の素材により形成される中空なボディを有するルアーであって、前記ボディは、外部からの力を受ける被荷重部と、少なくとも一部に前記被荷重部の肉厚より薄い薄肉部と、を備えることを特徴としている。
【0007】
本発明に係るルアーの態様1によれば、ボディの強度が必要な被荷重部に十分な強度を持たせることができ、生分解性樹脂製のルアーを継続的に使用することができる。
さらに、本発明では、ボディに薄肉部を設けた構成であるので、ルアーが海中(水中)に残留した場合、比較的短期間で分解を完了させることができる。
【0008】
(2)本発明の態様2は、態様1のルアーにおいて、前記被荷重部は、前記生分解性樹脂の生分解を遅延させる生分解遅延部材で被覆されて形成されることが好ましい。
【0009】
この場合には、生分解遅延部材で被覆された被荷重部に十分な耐久性を持たせることができ、生分解性樹脂製のルアーを継続的に使用することができる。
【0010】
(3)本発明の態様3は、態様1又は態様2のルアーにおいて、前記被荷重部は、釣り糸接続部、釣り針接続部、及び外部からの衝撃力を受ける被衝撃部のうち少なくとも一つであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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