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公開番号2025081130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194686
出願日2023-11-15
発明の名称人力駆動車制御装置、コンピュータプログラム、人力駆動車制御方法、人力駆動車制御データ設定方法、及び人力駆動車制御システム
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62J 45/00 20200101AFI20250520BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ライダ個々に最適化される自動制御の設定を、人力駆動車間で共用できる人力駆動車制御装置、コンピュータプログラム、人力駆動車制御方法、人力駆動車制御データ設定方法、及び人力駆動車制御システムを提供する。
【解決手段】人力駆動車制御装置は、記憶部から情報を読み出して処理を実行するプロセッサを備え、前記プロセッサは、人力駆動車の走行に関する入力情報と、前記記憶部に記憶される設定データとに基づき、前記人力駆動車に搭載されているデバイスの制御データを決定し、決定した制御データによって前記デバイスを自動制御し、前記デバイスの自動制御中のライダによる介入操作の結果、および自動制御停止中の前記ライダによる前記デバイスへの操作の結果の少なくとも1つに応じて前記記憶部の設定データを更新し、更新後の前記設定データを外部へ出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部から情報を読み出して処理を実行するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
人力駆動車の走行に関する入力情報と、前記記憶部に記憶される設定データとに基づき、前記人力駆動車に搭載されているデバイスの制御データを決定し、
決定した制御データによって前記デバイスを自動制御し、
前記デバイスの自動制御中のライダによる介入操作の結果、および自動制御停止中の前記ライダによる前記デバイスへの操作の結果の少なくとも1つに応じて前記記憶部の設定データを更新し、
更新後の前記設定データを外部へ出力する、
人力駆動車制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、変速比を決定するためのケイデンスの上限および下限のうちの少なくとも1つである、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項3】
前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、前記人力駆動車のスタート時における前記変速装置の段数である、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項4】
前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、変速比を決定するためのトルクの上限および下限のうちの少なくとも1つである、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項5】
前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、変速比を決定するためのトルクおよびケイデンスに基づくパワーの上限および下限のうちの少なくとも1つである、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項6】
前記デバイスはアシスト装置であって、前記設定データは、前記アシスト装置からの出力を決定するための走行速度、および加速度のうちの少なくとも1つの範囲のパラメータである、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項7】
前記デバイスはサスペンション装置であって、前記設定データは、前記サスペンション装置における反発係数を決定するための前記人力駆動車の傾き、振動および路面状況のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項8】
前記デバイスは制動装置であって、前記設定データは、前記制動装置の制動開始および制動終了のうちの1つを決定するための前記人力駆動車の速度、加速度、走行状況、および振動のうちの少なくとも1つを含む、
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項9】
前記デバイスはシートポストであって、前記設定データは、前記シートポストの高さを決定するための前記人力駆動車の傾き、振動および路面状況のうちの少なくとも1つを含む
請求項1に記載の人力駆動車制御装置。
【請求項10】
前記設定データは、前記入力情報が取得された場合の前記人力駆動車のライダの前記デバイスに対する操作結果に基づき学習されている、
請求項1から9のいずれか一項に記載の人力駆動車制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人力駆動車制御装置、コンピュータプログラム、人力駆動車制御方法、人力駆動車制御データ設定方法、及び人力駆動車制御システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
人力駆動車の電装化が進み、変速機、制動装置、アシスト装置を含む搭載デバイスの自動制御が実現されている。搭載デバイスの自動制御に関する情報は、ライダの身体的特徴、ライダの嗜好等に合わせるために、個々に学習され、最適化される(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6985217号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ライダが人力駆動車を乗り換える場合、最適化された自動制御に関する情報を新たな人力駆動車に適用させられることが望ましい。シェアライドが普及しつつあり、個々の最適化された自動制御を、一時的に乗る人力駆動車にも適用できることが望まれる。
【0005】
本開示の目的は、ライダ個々に最適化される自動制御の設定を、人力駆動車間で共用できる人力駆動車制御装置、コンピュータプログラム、人力駆動車制御方法、人力駆動車制御データ設定方法、及び人力駆動車制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の第1側面に従う人力駆動車制御装置は、記憶部から情報を読み出して処理を実行するプロセッサを備え、前記プロセッサは、人力駆動車の走行に関する入力情報と、前記記憶部に記憶される設定データとに基づき、前記人力駆動車に搭載されているデバイスの制御データを決定し、決定した制御データによって前記デバイスを自動制御し、前記デバイスの自動制御中のライダによる介入操作の結果、および自動制御停止中の前記ライダによる前記デバイスへの操作の結果の少なくとも1つに応じて前記記憶部の設定データを更新し、更新後の前記設定データを外部へ出力する。
【0007】
上記第1側面の人力駆動車制御装置によれば、人力駆動車の制御データを決定するための設定データをライダの介入操作の結果に基づき更新することによって、ライダ向けに最適化された設定を、他の人力駆動車での共用のために出力できる。
【0008】
(2)本発明の第2側面に従う人力駆動車制御装置は、上記第1側面の人力駆動車制御装置において、前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、変速比を決定するためのケイデンスの上限および下限のうちの少なくとも1つである。
【0009】
上記第2側面の人力駆動車制御装置によれば、ライダ向けに最適化された変速装置の自動制御の設定を、他の人力駆動車での共用のために出力できる。
【0010】
(3)本発明の第3側面に従う人力駆動車制御装置は、上記第1側面又は第2側面の人力駆動車制御装置において、前記デバイスは変速装置であって、前記設定データは、前記人力駆動車のスタート時における前記変速装置の段数である。
(【0011】以降は省略されています)

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