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公開番号2025073739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184777
出願日2023-10-27
発明の名称人力駆動車用のコンポーネント
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/55 20100101AFI20250502BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】製造しやすい人力駆動車用のコンポーネントを提供する。
【解決手段】人力駆動車用のコンポーネントは、軸方向に延びる軸部材と、前記軸部材に入力されるトルクを検出するトルク検出部と、を備え、前記軸部材は、前記軸方向と交差する方向に延びる交差面を含み、前記トルク検出部は、前記交差面に設けられるひずみゲージを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
軸方向に延びる軸部材と、
前記軸部材に入力されるトルクを検出するトルク検出部と、を備え、
前記軸部材は、前記軸方向と交差する方向に延びる交差面を含み、
前記トルク検出部は、前記交差面に設けられるひずみゲージを含む、コンポーネント。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記軸部材は、
軸本体部と、
前記軸本体部から径方向の外方に突出する突出部と、を含み、
前記突出部は、前記交差面を含む、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項3】
前記ひずみゲージは、導電線によって形成され、円弧形状または円環形状に形成される複数のパターン部を含み、
前記複数のパターン部のそれぞれは、前記軸部材の周方向において、60度以上かつ360度以下にわたって設けられる、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項4】
前記導電線は、印刷によって形成される、請求項3に記載のコンポーネント。
【請求項5】
前記導電線は、前記軸部材の周方向において、前記周方向に沿う複数の第1部分と、前記複数の第1部分のうちの隣り合う2つを接続する第2部分と、を含み、
前記第2部分は、前記軸部材の径方向に対して所定角度傾斜するように配置され、
前記所定角度は、30度よりも大きく、かつ、60度よりも小さい、請求項3に記載のコンポーネント。
【請求項6】
前記ひずみゲージは、電気絶縁性の可撓性基板をさらに含む、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項7】
前記可撓性基板は、円弧形状または円環形状に形成され、前記軸部材の周方向において、90度以上かつ360度以下にわたって設けられる、請求項6に記載のコンポーネント。
【請求項8】
出力部と、
前記軸部材のトルクを前記出力部に伝達する伝達部材と、をさらに備え、
前記交差面は、前記軸部材のうちの前記伝達部材と接続される部分に設けられる、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項9】
前記軸部材のトルクを前記出力部に伝達するワンウェイクラッチをさらに備え、
前記伝達部材は、前記ワンウェイクラッチの一部を構成し、
前記ワンウェイクラッチは、
前記軸部材が第1方向に回転する場合に、前記軸部材のトルクを前記出力部に伝達し、かつ、前記出力部が前記第1方向に回転する場合に、前記出力部および前記軸部材の相対回転を許容するように構成され、
前記出力部と一体に回転する外輪と、
前記軸部材に設けられる内輪と、
前記外輪および前記内輪の間に配置される切替部材と、を含み、
前記交差面は、前記軸部材のうちの前記内輪と対応する部分に設けられる、請求項8に記載のコンポーネント。
【請求項10】
前記軸部材は、前記人力駆動車のクランク軸に接続される、請求項1に記載のコンポーネント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のコンポーネントに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、軸部材に入力されるトルクを検出するトルク検出部を備える人力駆動車用のコンポーネントを開示する。トルク検出部は、軸部材の外周部に設けられ、かつ、周方向に延びるひずみゲージを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-34399号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の人力駆動車用のコンポーネントは、軸部材の周方向に沿ってひずみゲージを軸部材の外周部に貼り付けるため、製造効率が低下する。
本開示の目的の1つは、製造しやすい人力駆動車用のコンポーネントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従うコンポーネントは、人力駆動車用のコンポーネントであって、軸方向に延びる軸部材と、前記軸部材に入力されるトルクを検出するトルク検出部と、を備え、前記軸部材は、前記軸方向と交差する方向に延びる交差面を含み、前記トルク検出部は、前記交差面に設けられるひずみゲージを含む。
第1側面のコンポーネントによれば、軸方向と交差する方向に延びる交差面にひずみゲージが設けられるため、コンポーネントを製造しやすい。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面のコンポーネントにおいて、前記軸部材は、軸本体部と、前記軸本体部から径方向の外方に突出する突出部と、を含み、前記突出部は、前記交差面を含む。
第2側面のコンポーネントによれば、軸本体部から径方向の外方に突出する突出部が交差面を含むため、ひずみゲージを交差面に設けやすい。
【0007】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面のコンポーネントにおいて、前記ひずみゲージは、導電線によって形成され、円弧形状または円環形状に形成される複数のパターン部を含み、前記複数のパターン部のそれぞれは、前記軸部材の周方向において、60度以上かつ360度以下にわたって設けられる。
第3側面のコンポーネントによれば、複数のパターン部のそれぞれが軸部材の周方向において、60度以上かつ360度以下にわたって設けられるため、トルク検出部が軸部材に入力されるトルクを好適に検出できる。
【0008】
本開示の第3側面に従う第4側面のコンポーネントにおいて、前記導電線は、印刷によって形成される。
第4側面のコンポーネントによれば、導電線が印刷によって形成されるため、複数のパターン部が好適に形成される。
【0009】
本開示の第3または第4側面に従う第5側面のコンポーネントにおいて、前記導電線は、前記軸部材の周方向において、前記周方向に沿う複数の第1部分と、前記複数の第1部分のうちの隣り合う2つを接続する第2部分と、を含み、前記第2部分は、前記軸部材の径方向に対して所定角度傾斜するように配置され、前記所定角度は、30度よりも大きく、かつ、60度よりも小さい。
第5側面のコンポーネントによれば、第2部分が軸部材の径方向に対して30度よりも大きく、かつ、60度よりも小さく傾斜するように配置されるため、導電線を長くできる。したがって、トルク検出部が軸部材に入力されるトルクを好適に検出できる。
【0010】
本開示の第1から第4側面のいずれか1つに従う第6側面のコンポーネントにおいて、前記ひずみゲージは、電気絶縁性の可撓性基板をさらに含む。
第6側面のコンポーネントによれば、ひずみゲージが可撓性基板を含むため、ひずみゲージが交差面に好適に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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