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公開番号
2025080055
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193040
出願日
2023-11-13
発明の名称
人力駆動車用の制御装置
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
B62M
6/45 20100101AFI20250516BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】人力駆動車の好適な走行に貢献できる人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置は、変速装置、および、モータの少なくとも1つを制御するように構成される制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の加速度が所定加速度範囲内、かつ、前記駆動輪回転速度が所定回転速度範囲内である場合、制御状態を第1制御状態から第2制御状態に切り替えるように構成され、前記第2制御状態は、前記第1制御状態とは異なり、前記制御部が前記変速比の変更を抑制するように前記変速装置を制御する変速抑制制御状態、および、前記制御部が前記モータの出力を変更するように前記モータを制御するアシスト変更制御状態の少なくとも1つを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
前記人力駆動車のクランク軸のクランク軸回転速度に対する、前記人力駆動車の駆動輪の駆動輪回転速度の比である変速比を変更する変速装置、および、前記人力駆動車に推進力を付与するモータの少なくとも1つを制御するように構成される制御部を備え、
前記制御部は、前記人力駆動車の加速度が所定加速度範囲内、かつ、前記駆動輪回転速度が所定回転速度範囲内である場合、制御状態を第1制御状態から第2制御状態に切り替えるように構成され、
前記第2制御状態は、
前記第1制御状態とは異なり、
前記制御部が前記変速比の変更を抑制するように前記変速装置を制御する変速抑制制御状態、および、前記制御部が前記モータの出力を変更するように前記モータを制御するアシスト変更制御状態の少なくとも1つを含み、
前記アシスト変更制御状態は、前記制御部が前記モータの出力を抑制するように前記モータを制御するアシスト抑制制御状態、および、前記制御部が前記モータの出力を増加するように前記モータを制御するアシスト増加制御状態のいずれか一方を含む、制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記所定加速度範囲は、第1加速度を上限値とする範囲を含み、
前記所定回転速度範囲は、第1駆動輪回転速度を下限値とする範囲を含み、
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記人力駆動車のピッチ角度に応じて、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記ピッチ角度が第1ピッチ角度以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記ピッチ角度の増加量が第1ピッチ角度増加量以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項3に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記クランク軸に入力される人力トルクに応じて、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項2に記載の制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記人力トルクの低下量が第1トルク低下量以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記人力トルクが第1トルク以下である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される、請求項6に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記クランク軸回転速度が第1クランク軸回転速度以上である場合、前記制御状態を第3制御状態に切り替えるように構成され、
前記第3制御状態は前記アシスト抑制制御状態とは異なる、請求項2に記載の制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記クランク軸回転速度が前記第1クランク軸回転速度未満である場合、前記制御状態を前記アシスト抑制制御状態に切り替えるように構成される、請求項9に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、人力駆動車用のコンポーネントを制御する人力駆動車用の制御装置が開示される。人力駆動車用のコンポーネントは、例えば、人力駆動車の変速比を変更する変速装置、または、人力駆動車に推進力を付与するモータである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-47085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、人力駆動車の好適な走行に貢献できる人力駆動車用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車のクランク軸のクランク軸回転速度に対する、前記人力駆動車の駆動輪の駆動輪回転速度の比である変速比を変更する変速装置、および、前記人力駆動車に推進力を付与するモータの少なくとも1つを制御するように構成される制御部を備え、前記制御部は、前記人力駆動車の加速度が所定加速度範囲内、かつ、前記駆動輪回転速度が所定回転速度範囲内である場合、制御状態を第1制御状態から第2制御状態に切り替えるように構成され、前記第2制御状態は、前記第1制御状態とは異なり、前記制御部が前記変速比の変更を抑制するように前記変速装置を制御する変速抑制制御状態、および、前記制御部が前記モータの出力を変更するように前記モータを制御するアシスト変更制御状態の少なくとも1つを含み、前記アシスト変更制御状態は、前記制御部が前記モータの出力を抑制するように前記モータを制御するアシスト抑制制御状態、および、前記制御部が前記モータの出力を増加するように前記モータを制御するアシスト増加制御状態のいずれか一方を含む。
第1側面の制御装置によれば、人力駆動車の加速度および駆動輪回転速度に応じて制御状態が第2制御状態に切り替えられるため、人力駆動車の加速度および駆動輪回転速度に応じて変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。したがって、制御装置は、人力駆動車の好適な走行に貢献できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記所定加速度範囲は、第1加速度を上限値とする範囲を含み、前記所定回転速度範囲は、第1駆動輪回転速度を下限値とする範囲を含み、前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される。
第2側面の制御装置によれば、加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上である場合に、制御状態を第2制御状態に切り替えることによって、変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上である場合は、例えば、人力駆動車の駆動輪がスリップしている状態と対応する。したがって、第2側面の制御装置によれば、制御装置は、人力駆動車の駆動輪がスリップしている状態において、変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記人力駆動車のピッチ角度に応じて、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される。
第3側面の制御装置によれば、加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上である場合、人力駆動車のピッチ角度に応じて、変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。
【0008】
本開示の第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記ピッチ角度が第1ピッチ角度以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される。
第4側面の制御装置によれば、加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上、かつ、ピッチ角度が第1ピッチ角度以上である場合、変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。
【0009】
本開示の第3側面に従う第5側面の制御装置において、前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上、かつ、前記ピッチ角度の増加量が第1ピッチ角度増加量以上である場合、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される。
第5側面の制御装置によれば、加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上、かつ、ピッチ角度の増加量が第1ピッチ角度増加量以上である場合、変速装置およびモータの少なくとも1つを好適に制御できる。
【0010】
本開示の第2から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記制御部は、前記加速度が前記第1加速度以下、かつ、前記駆動輪回転速度が前記第1駆動輪回転速度以上である場合、前記クランク軸に入力される人力トルクに応じて、前記制御状態を前記第2制御状態に切り替えるように構成される。
第6側面の制御装置によれば、加速度が第1加速度以下、かつ、駆動輪回転速度が第1駆動輪回転速度以上である場合、クランク軸に入力される人力トルクに応じて、制御状態を第2制御状態に切り替えできる。
(【0011】以降は省略されています)
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