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公開番号2025017999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121361
出願日2023-07-26
発明の名称ペット用吸収性物品
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人
主分類A01K 23/00 20060101AFI20250130BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】飼い主が装着し易く、ペットの体型に応じてフィットさせることができ、ペットの動作によるズレの発生を抑えることが可能なペット用吸収性物品を提供する。
【解決手段】本開示は、肌側のトップシート11と、非肌側のバックシート12と、吸収体13と、立体ギャザーと、を備えるペット用吸収性物品10であって、バックシート12は、非肌側の表面を構成する表層不織布16と、表層不織布16よりも肌側に位置する樹脂フィルム15とを含む積層状に形成され、ペット用吸収性物品10の長手方向の一端部10aのバックシート12の表層不織布16の非肌側面には、表層不織布16に対して止着可能なメカニカルフックテープ19が設けられ、ペット用吸収性物品10の長手方向の他端部10bには、幅方向に延びる切り込み部20が設けられ、切り込み部20は、ペット用吸収性物品10の一端部10aの挿通を許容する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
肌側の液透過性のトップシートと、非肌側の液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、前記トップシートの肌側面の幅方向の両側に配置されて長手方向に沿って延びる立体ギャザーと、を備えるペット用吸収性物品であって、
前記バックシートは、非肌側の表面を構成する表層不織布部と、前記表層不織布部よりも肌側に位置するフィルムシート部とを含む積層状に形成され、
前記ペット用吸収性物品の長手方向の一側の一端部の前記バックシートの前記表層不織布部の非肌側面には、前記表層不織布部に対して止着可能な止着手段が設けられ、
前記ペット用吸収性物品の長手方向の他側の他端部には、幅方向に延びる切り込み部が設けられ、
前記切り込み部は、前記ペット用吸収性物品の前記一端部の挿通を許容する
ことを特徴とするペット用吸収性物品。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記バックシートは、前記トップシートよりも長手方向の前記一側へ延長された延長部を有し、
前記バックシートの前記延長部の肌側面には、前記フィルムシート部を覆う内側不織布が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項3】
前記バックシートの前記フィルムシート部の肌側面及び非肌側面の双方の面には、模様が印刷されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。
【請求項4】
前記ペット用吸収性物品の前記一端部の幅方向の長さは、前記切り込み部の幅方向の長さよりも短い
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。
【請求項5】
前記ペット用吸収性物品の前記一端部側の幅方向の長さは、長手方向の前記一側から前記他側へ向かうほど長くなる
ことを特徴とする請求項4に記載のペット用吸収性物品。
【請求項6】
長手方向の全長は、350mm以上820mm以下であり、
幅方向の全長は、180mm以上300mm以下である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。
【請求項7】
前記切り込み部は、長手方向に対して垂直方向の直線状に形成され、
前記切り込み部の幅方向の長さは、50mm以上250mm以下であり、
前記切り込み部は、前記ペット用吸収性物品の前記他側の端から前記一側へ15mm以上55mm以下の範囲内に配置される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。
【請求項8】
前記止着手段は、メカニカルフックテープである
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。
【請求項9】
前記ペット用吸収性物品の前記他側の端と前記切り込み部との間の前記バックシートの前記表層不織布部の非肌側面には、前記表層不織布部に対して止着可能な第2の止着手段が設けられる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用吸収性物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ペット用吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ペットの飼育が増える中、室内で飼育するケースも多くなり、ペットに紙おむつ等のペット用吸収性物品を使用することも増加している。また、ペットを連れて外出する際に、周囲を汚さないように紙おむつを装着することも多くなっている。
【0003】
例えば、特許文献1には、腹巻状のオス犬用紙おむつが開示されている。このオス犬用紙おむつは、オス犬の泌尿器に本体のパット部分をあて、オス犬を静止させた状態で本体のベルト部分に付いている粘着部で左右のベルト部分をウエスト上部で貼り付け、固定させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-217907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ペット用の紙おむつ等のペット用吸収性物品は、ペットに装着した状態でペットが座ったり寝そべったりする体勢の変化や、身体をぶるぶると震わせて水気を飛ばすような動作等によって、ペットの身体からズレたり、尿が漏れ出したりする可能性がある。
【0006】
特許文献1に記載のオス犬用紙おむつ(ペット用吸収性物品)では、犬の体型に応じて装着時にベルトを固定する粘着部分の位置を調節することはできるが、体型に応じてフィットさせることは難しく、また、ペットの上述した動作よってズレが生じてしまう可能性がある。
【0007】
そこで、本開示は、飼い主が装着し易く、ペットの体型に応じてフィットさせることができ、ペットの動作によるズレの発生を抑えることが可能なペット用吸収性物品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、肌側の液透過性のトップシートと、非肌側の液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、前記トップシートの肌側面の幅方向の両側に配置されて長手方向に沿って延びる立体ギャザーと、を備えるペット用吸収性物品であって、前記バックシートは、非肌側の表面を構成する表層不織布部と、前記表層不織布部よりも肌側に位置するフィルムシート部とを含む積層状に形成され、前記ペット用吸収性物品の長手方向の一側の一端部の前記バックシートの前記表層不織布部の非肌側面には、前記表層不織布部に対して止着可能な止着手段が設けられ、前記ペット用吸収性物品の長手方向の他側の他端部には、幅方向に延びる切り込み部が設けられ、前記切り込み部は、前記ペット用吸収性物品の前記一端部の挿通を許容する。
【0009】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様のペット用吸収性物品であって、前記バックシートは、前記トップシートよりも長手方向の前記一側へ延長された延長部を有し、前記バックシートの前記延長部の肌側面には、前記フィルムシート部を覆う内側不織布が設けられる。
【0010】
本発明の第3の態様は、上記第1の態様又は上記第2の態様のペット用吸収性物品であって、前記バックシートの前記フィルムシート部の肌側面及び非肌側面の少なくとも一方の面には、模様が印刷されている。
(【0011】以降は省略されています)

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