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公開番号2025017790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121032
出願日2023-07-25
発明の名称釣竿用グリップ
出願人グローブライド株式会社
代理人個人,個人
主分類A01K 87/08 20060101AFI20250130BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】製造期間を短くすることが可能であり、細径化及び軽量化が図れる釣竿用グリップを提供する。
【解決手段】本発明の釣竿用グリップは、元竿杆2の基端側に装着され、本体5Aと、本体5Aの先端から軸方向に突出する突出部10Aとを備えている。前記突出部10Aは、元竿杆2の内面2aに嵌合、固定される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
元竿杆の基端側に装着され、本体と、前記本体の先端から軸方向に突出する突出部とを備えた釣竿用グリップであり、
前記突出部を前記元竿杆の内面に嵌合、固定したことを特徴とする釣竿用グリップ。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記突出部は管状体であり、前記元竿杆よりも先側の先竿杆が挿入可能であることを特徴とする請求項1に記載の釣竿用グリップ。
【請求項3】
前記突出部の先端に、前記前方側の先竿杆の基端が当て付く栓体を取着したことを特徴とする請求項2に記載の釣竿用グリップ。
【請求項4】
前記突出部の先端部には、先側に向けて薄肉厚化するテーパが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の釣竿用グリップ。
【請求項5】
前記突出部の先端部には、先側に向けて薄肉厚化し、前記元竿杆の内面に止着されるリング状の先端部品が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の釣竿用グリップ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の釣竿用グリップを備えた釣竿であり、
前記本体の先端面と前記元竿杆の基端面が当て付いた状態で、前記本体の外面と元竿杆の外面が面一状であることを特徴とする釣竿。
【請求項7】
請求項2から5のいずれか1項に記載の釣竿用グリップを備えた釣竿であり、
前記元竿杆の内面は、前記元竿杆よりも先側の先竿杆が挿入された際、前記先竿杆の基端が前記突出部の先端面に当たらない内面構造を有していることを特徴とする釣竿。
【請求項8】
請求項2から5のいずれか1項に記載の釣竿用グリップを備えた釣竿であり、
前記釣竿の元竿杆の内面には、周方向に亘って薄肉厚部が形成されており、
前記薄肉厚部に前記突出部が嵌合して、前記元竿杆の内面と前記突出部の内面は面一状であることを特徴とする釣竿。
【請求項9】
前記元竿杆の外面には、前記薄肉厚部分が形成される位置に対応して、補強用のプリプレグが巻回されていることを特徴とする請求項8に記載の釣竿。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿に関し、特にへら竿に適した釣竿用グリップに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、へら鮒釣りには、専用の釣竿(へら竿と称する)が使用されている。へら竿の基端部(元竿杆の基端部)の外面には、例えば、特許文献1,2に開示されているように、軸方向に所定の長さで径方向に膨出するグリップが取着されている。前記グリップは、発泡材のような軽量素材が用いられており、元竿杆の塗装が全て完了した後に基端側の外面にグリップを接着し、糸巻き(ブレーディング)工程、糸止め工程、〆部(グリップ先端部)作成工程、下栓接着工程等を経て作成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭60-179171号
特開2015-192631号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のへら竿のグリップは、元竿杆の外面に外観塗装を施した後、元竿杆の基端側に取着することから、グリップが取着された元竿杆の完成(工期)が長くなってしまう。また、製造時においてグリップに加工不良が発生すると、その修正が困難であり、製造期間もより長くなってしまう。さらに、元竿杆の外面にグリップの構成素材を接着するため、グリップ部分が太径化すると共に、重量も重くなってしまう。
【0005】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、製造期間を短くすることが可能であり、細径化及び軽量化が図れる釣竿用グリップ、及び、そのような釣竿用グリップを装着した釣竿を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿用グリップは、元竿杆の基端側に装着され、本体と、前記本体の先端から軸方向に突出する突出部とを備えており、前記突出部を前記元竿杆の内面に嵌合、固定したことを特徴とする。
【0007】
上記した構成の釣竿用グリップは、釣竿の元竿杆の外面に取着されるのではなく、グリップの本体に突出部を形成しておき、この突出部を元竿杆の内面に嵌合して固定する構造としている。このため、元竿杆とグリップ部分を別々(並列的)に作成することができ、グリップ付きの元竿杆の製造期間を短くすることが可能となる。また、グリップに加工不良が生じても、元竿杆を考慮することなく修正することが可能となる。さらに、グリップは、元竿杆の外面に対して取着しないため、細径化及び軽量化を図ることが可能となる。
【0008】
上記した釣竿用グリップは、特に、ユーザがグリップの構成にこだわるへら竿に適した構成である。また、釣竿としては、複数の竿杆を継合する構成が好ましく、各竿杆同士の継合構造は、振出式、並継式、インロー継ぎ式等にすることが可能である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、製造期間を短くすることが可能であり、グリップ部分の細径化及び軽量化が図れる釣竿用グリップ、及び、釣竿が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る釣竿用グリップの一実施形態を示しており、軸方向に沿った断面図。
図1に示す釣竿用グリップの外観を示す図。
図1に示す釣竿用グリップの分解斜視図。
図3に示す釣竿用グリップを組み立てた状態を示す図。
(a)は、従来のグリップ部分の構造を示す図、(b)は本発明の実施形態のグリップ部分の構造を示す図。
従来のグリップの本体と元竿杆の関係を示す図。
(a)~(c)は、それぞれ元竿杆の内面に嵌合、固定されるグリップの突出部、及び、元竿杆の関係を示す図。
釣竿用グリップの別の実施形態を示しており、軸方向に沿った断面図。
(a)~(d)は、それぞれグリップの突出部の先端に取り付けられる先端部品の各種の構成例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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