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公開番号
2025029623
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023134334
出願日
2023-08-22
発明の名称
マルチシート等の敷設器具
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A01G
13/30 20250101AFI20250228BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】様々な幅のロール型シートに対応することが可能なマルチシート等の敷設器具を提供する。
【解決手段】紐状部材2と、紐状部材2と連結可能な一対の金属部材3とからなるロール型シート敷設用器具1であって、金属部材3は,ロールの内腔に挿通可能な挿通部材31と,挿通部材31に略鉛直に連結する連結部材と32からなり、連結部材32に紐状部材2が備えられることから構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紐状部材と,
紐状部材と連結可能な一対の金属部材とからなるロール型シート敷設用器具であって,
金属部材は,
ロールの内腔に挿通可能な挿通部材と,
挿通部材に略鉛直に連結する連結部材と,
からなり,
連結部材に,紐状部材が備えられることを特徴とするロール型シート敷設用器具。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
連結部材が,第一連結部と第二連結部とからなり,
第一連結部は,挿通部材に略鉛直に連結しており,
第二連結部は,第一連結部に略鉛直に連結するとともに,端部に紐状部材が備えられる,請求項1に記載のロール型シート敷設用器具。
【請求項3】
挿通部材,第一連結部,第二連結部のいずれか又は複数が,棒状である請求項2に記載のロール型シート敷設器具。
【請求項4】
挿通部材が,ロール型シート内腔の直径よりも長く,かつ,ロール型シート幅の10%から40%の長さである請求項1に記載のロール型シート敷設器具。
【請求項5】
挿通部材が,10cmから50cmの長さとして構成される請求項1に記載のロール型シート敷設器具。
【請求項6】
第一連結部が,10から50cmの長さとして構成される請求項2に記載のロール型シート敷設器具。
【請求項7】
第二連結部が,10から40cmの長さであって,かつ,挿通部材の長さより短い長さとして構成される請求項2に記載のロール型シート敷設器具。
【請求項8】
農業用マルチシート,防草シートに用いられる請求項1から7のいずれかに記載のロール型シート敷設器具。
【請求項9】
請求項1から7のいずれかに記載のロール型シート敷設器具に使用される,
ロールの内腔に挿通可能な挿通部材と,挿通部材に略鉛直に連結する連結部材とを備える金属部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は,マルチシート等の敷設器具に関する。さらに詳細にいうと本発明は,マルチシートや防草シートなどのロール型シートを簡便に敷設することが可能な敷設器具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
畑の畝などに,マルチシートと呼ばれるフィルム状シートを敷設することが行われる。これにより,土壌の乾燥を防止したり,フィルム内の温度が上昇しやすくなり野菜の成長が促進される。また,ポリフィルム外部からの雑草の侵入を防止することで,畝に生える雑草を予防する効果もある。
このように,マルチシートを敷設することは種々のメリットを有するものである。
【0003】
一方,マルチシートの敷設は,手間のかかる作業といえる。すなわち,マルチシートは比較的横幅もあることから,一人で作業する場合にロールの両端をもって敷設するといびつな姿勢となってしまい,バランスを保ちつつ畝にそってきれいに(一直線に)マルチシートを敷設することは困難である。
これらの事情から,一人でも簡単にマルチシートの敷設が可能な技術が開示されている(特許文献1,2,3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-180174号公報
実登3156175号公報
特開2000-139243号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には,マルチシート敷設のための農用治具が開示されている。当該技術は,ロールに伸縮可能な棒状部材を挿通,両端を固定し,紐で引っ張ることで,マルチシートの敷設を可能とする点において有用である。
しかるに,棒状部材の長さの調整には限界と制限があることから,多様な横幅を有するマルチシートにすべからく対応できない点において課題を有する。
【0006】
特許文献2には,マルチシート敷設支援具が開示されている。当該技術は,ロール両端に勘合して固定を行う連結部材を用いて,紐をロール内部に挿通して固定し,紐を引っ張ることでマルチシートの敷設を可能とする点において有用である。
しかるに,ロール内腔に嵌合し固定が可能な連結部材が必要な点において,種々の大きさを有するマルチシートにすべからく対応できない点において課題を有する。また,使用を開始する前の準備が,比較的煩雑である点においても課題を有するといえる。
【0007】
特許文献3には,フィルム状シートを敷設するための敷設用治具が開示されている。当該技術は,T時状の部材であり,T字両端に備えられる部材をロールの内腔に挿入し・固定し,把持部分をもって引っ張ることでマルチシートの敷設を可能とする点において有用である。
しかるに,T字部分の幅の調整に限界や制限がある点において,多様な横幅を有するマルチシートにすべからく対応できない点において課題を有する。また,当該治具の構造も比較的複雑であることから製造コストがかかる点も課題といえる。
【0008】
これら先行技術にみられるように,従来のマルチシート敷設技術は,マルチシートのロール内腔に何かしらの部材を挿通しつつ,これを外れないような工夫を施すための構成を備えていた。この外れないような工夫というのが,技術そのものの構成を複雑にするとともに,マルチシートの横幅やロール厚に対する対応に制限を生じさせていたものである。
【0009】
上記事情を背景として本発明では,マルチシートの横幅やロール厚に対して広く対応が可能な,新たなコンセプトのマルチシート等の敷設器具の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明者は,鋭意研究の結果,所定の形状を有する部材をマルチシートのロール両端に挿通し,これを固定することなく引っ張ることで,ロール内腔における部材の保持とロールの回転を可能とする敷設器具に想到し,発明を完成させたものである。
(【0011】以降は省略されています)
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