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公開番号
2025024525
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128696
出願日
2023-08-07
発明の名称
収穫機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01D
67/02 20060101AFI20250213BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】受信装置が取り付けられる取付部材を円滑に状態変更可能な収穫機を提供すること。
【解決手段】運転座席を有する運転部と、運転部を覆うキャビンと、衛星からの信号を受信する受信装置と、受信装置が取り付けられる取付部材22と、キャビンに取り付けられ、取付部材を支持する支持部材24と、を備え、取付部材22は、受信装置を使用する使用状態と、受信装置が使用状態よりも低い位置に収納される収納状態とに状態変更可能に構成されている収穫機は、取付部材22を使用状態に固定する固定状態と、取付部材22の使用状態への固定を解除する解除状態とに状態変更可能なロック機構50と、ロック機構を解除状態に保持する保持部材53と、を備えている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
運転座席を有する運転部と、
前記運転部を覆うキャビンと、
衛星からの信号を受信する受信装置と、
前記受信装置が取り付けられる取付部材と、
前記キャビンに取り付けられ、前記取付部材を支持する支持部材と、を備え、
前記取付部材は、前記受信装置を使用する使用状態と、前記受信装置が前記使用状態よりも低い位置に収納される収納状態とに状態変更可能に構成されている収穫機であって、
前記取付部材を前記使用状態に固定する固定状態と、前記取付部材の前記使用状態への固定を解除する解除状態とに状態変更可能なロック機構と、
前記ロック機構を前記解除状態に保持する保持部材と、を備えている収穫機。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記ロック機構とは別に構成され、前記使用状態における前記取付部材の位置を位置決めする位置決め機構を備えている請求項1に記載の収穫機。
【請求項3】
前記位置決め機構は、前記収納状態における前記取付部材の位置を位置決めする請求項2に記載の収穫機。
【請求項4】
前記取付部材は、水平方向に延びる揺動軸芯まわりで揺動して、前記使用状態と前記収納状態とに状態変更可能に構成され、
前記ロック機構と前記位置決め機構とは、前記取付部材に対して前記揺動軸芯方向で同じ側に配置されている請求項2または3に記載の収穫機。
【請求項5】
前記取付部材は、水平方向に延びる揺動軸芯まわりで揺動して、前記使用状態と前記収納状態とに状態変更可能に構成され、
前記支持部材は、前記取付部材が当接することにより、前記取付部材が前記揺動軸芯まわりで前記収納状態の位置を越えて揺動することを阻止する第一阻止部を有している請求項1から3の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項6】
前記第一阻止部は、弾性体によって構成されている請求項5に記載の収穫機。
【請求項7】
前記支持部材は、前記取付部材が当接することにより、前記取付部材が前記揺動軸芯まわりで前記使用状態の位置を越えて揺動するのを阻止する第二阻止部を有している請求項5に記載の収穫機。
【請求項8】
前記第二阻止部は、弾性体によって構成されている請求項7に記載の収穫機。
【請求項9】
前記取付部材は、水平方向に延びる揺動軸芯まわりで揺動して、前記使用状態と前記収納状態とに状態変更可能に構成され、
前記取付部材に取り付けられ、前記取付部材を揺動操作するためのハンドルを備えている請求項1から3の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項10】
前記取付部材は、前記運転座席に対して機体前後方向で一方側に配置され、
前記ハンドルは、機体前後方向で前記取付部材から前記運転座席側に延びている請求項9に記載の収穫機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転部を覆うキャビンを備える収穫機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された収穫機に、衛星からの信号を受信する受信装置(文献では「衛星測位ユニット」)と、受信装置が取り付けられる取付部材(文献では「位置変更機構」)と、が備えられている。取付部材は、受信装置を、キャビンの最上端よりも上側に位置する使用状態(文献では「高位置状態」)と、使用状態の位置よりも低い収納状態(文献では「低位置状態」)とに状態変更可能に構成されている。受信装置が衛星からの信号を受信する際には、測位精度を高めるために取付部材が使用状態となる。また、収穫時期以外の時期においてコンバインが納屋等の保管庫に保管される際には、保管庫の天井が低い場合であってもコンバインが保管庫に収まるように、取付部材が収納状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-006005号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで受信装置が衛星からの信号を受信する際には、測位精度を高めるために取付部材が使用状態に保持されるが、収穫機が走行する際に振動が大きくなりがちであるため、取付部材が使用状態に強固に保持される構成が重要となる。ただ、あまり取付部材が強固に使用状態に保持されていると、例えば作業者等が、取付部材を使用状態から収納状態へ状態変更する際に、その保持を解除する作業を面倒に感じる虞がある。このため、作業者等が取付部材を容易に状態変更できる構成であることも重要である。
【0005】
本発明の目的は、受信装置が取り付けられる取付部材を円滑に状態変更可能な収穫機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の収穫機は、運転座席を有する運転部と、前記運転部を覆うキャビンと、衛星からの信号を受信する受信装置と、前記受信装置が取り付けられる取付部材と、前記キャビンに取り付けられ、前記取付部材を支持する支持部材と、を備え、前記取付部材は、前記受信装置を使用する使用状態と、前記受信装置が前記使用状態の位置よりも低い位置に収納される収納状態とに状態変更可能に構成されている収穫機であって、前記取付部材を前記使用状態に固定する固定状態と、前記取付部材の前記使用状態への固定を解除する解除状態と、に状態変更可能なロック機構と、前記ロック機構を前記解除状態に保持する保持部材と、を備えていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、取付部材を使用状態に固定するロック機構が備えられている。このため、ロック機構が備えられない構成と比較して、取付部材が使用状態に強固に保持される。また、ロック機構は固定状態と解除状態とに状態変更可能に構成され、ロック機構の解除状態が保持部材によって保持可能である。このため、例えば作業者等が、取付部材を使用状態から収納状態へ状態変更する際に、保持部材でロック機構を解除状態に保持させておけば、あとはそのまま取付部材を収納状態へ状態変更できる。これにより、作業者等が取付部材を容易に状態変更できる。その結果、受信装置が取り付けられる取付部材を円滑に状態変更可能な収穫機が実現される。
【0008】
本発明において、前記ロック機構とは別に構成され、前記使用状態における前記取付部材の位置を位置決めする位置決め機構を備えていると好適である。
【0009】
本構成であれば、ロック機構が固定状態になっていなくても、ロック機構とは別に構成された位置決め機構によって、取付部材が使用状態の位置に位置決めされる。これにより、使用状態における取付部材の仮止めが可能となる。
【0010】
本発明において、前記位置決め機構は、前記収納状態における前記取付部材の位置を位置決めすると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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