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公開番号2025039445
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146553
出願日2023-09-08
発明の名称動物用排尿処理材
出願人株式会社サンメイト
代理人個人
主分類A01K 1/015 20060101AFI20250313BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】消臭効果が高く使いやすい動物用排尿処理材を提供する
【解決手段】粉砕したわらと結合材とを含むコア部と、前記コア部を被覆しており紙粉を含むシェル部と、を有し、長手方向に直交し中心を通る断面である中心部横断面における前記コア部と前記シェル部の面積比が、7:3~98:2であり、前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合は40~99%であり、前記シェル部における前記粉砕したわらの含有割合は、前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合の10分の1以下であるペレット状の動物用排尿処理材。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
粉砕したわらと結合材とを含むコア部と、
前記コア部を被覆しており紙粉を含むシェル部と、を有し、
長手方向に直交し中心を通る断面である中心部横断面における前記コア部と前記シェル部の面積比が、7:3~98:2であり、
前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合は40~99%であり、
前記シェル部における前記粉砕したわらの含有割合は、前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合の10分の1以下であるペレット状の動物用排尿処理材。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記中心部横断面における面積から算出される円換算直径が0.1~2cm、前記長手方向の長さが0.4~4cmのペレット状である請求項1に記載の動物用排尿処理材。
【請求項3】
前記粉砕したわらは、混合および成形前において、目開き300μmの篩(JIS Z-8801)による通過率が80%以上である請求項1に記載の動物用排尿処理材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、猫用の猫砂などとして好適に用いられる動物用排尿処理材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ペット用トイレなどに敷く敷料などとして、優れた吸水性を有するパルプなどをペレット化したものが提案されている。また、ペレットをコア(核)部分とシェル(被覆)部分との二重構造として、動物の尿などに由来する水分を含んだ後のペレットであるか、水分を含む前のペレットであるかを容易に識別できるようにした猫砂なども提案されている(特許文献1等参照)。
【0003】
一方、猫砂のような動物用排尿処理材については、吸水性とともに、匂いを防止する効果も求められる。パルプなどを主原料とする従来の動物用排尿処理材では、原料に香り成分を混ぜたり、原料の一部に消臭効果を有するものを用いたりする技術が提案されているが、より使い易く、消臭効果の高いものが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-247920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、消臭効果が高く使いやすい動物用排尿処理材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る動物用排尿処理材は、ペレット状であり、
粉砕したわらと結合材とを含むコア部と、
前記コア部を被覆しており紙粉を含むシェル部と、を有し、
長手方向に直交し中心を通る断面である中心部横断面における前記コア部と前記シェル部の面積比が、7:3~98:2であり、
前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合は40~99%であり、
前記シェル部における前記粉砕したわらの含有割合は、前記コア部における前記粉砕したわらの含有割合の10分の1以下である。
【0007】
本発明に係る動物用排尿処理材では、粉砕したわらの含有量を所定以上とすることにより、ワラの優れた消臭効果を引き出すとともに、紙粉を含むシェル部で表面部分を形成することにより、粉砕したわらが散逸するのを防ぐとともに、良好な水分吸着性を確保できる。また、ワラの含有量が多いコア部の面積比を大きくすることで、ワラの消臭効果を効果的に奏することができる。また、シェル部には粉砕したわらが含まれないか、たとえ含まれていても所定量以下とすることにより、紙を含むシェル部の見た目の清潔感が良好であり、シェル部の水分吸着および粉砕したわらの散逸防止効果を良好に奏することができる。
【0008】
また、たとえば、前記中心部横断面における面積から算出される円換算直径が0.1~2cm、前記長手方向の長さが0.4~4cmのペレット状であってもよい。
【0009】
このような形状である動物用排尿処理材は、猫砂等として扱いやすく、また、適切な厚みのシェル部と十分な面積のコア部を確保することができ、消臭効果と扱いやすさの両方の面で特に優れている。
【0010】
また、たとえば、前記粉砕したわらは、混合および成形前において、目開き300μmの篩(JIS Z-8801)による通過率が80%以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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