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公開番号
2025041167
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148293
出願日
2023-09-13
発明の名称
アマモの育成方法及びアマモの育成装置
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
A01G
33/00 20060101AFI20250318BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】一年中どのタイミングでもアマモを発芽させ、発芽後のアマモの葉を育成させることができるアマモの育成方法及びアマモの育成装置を提供すること。
【解決手段】発芽用ケース60には発芽水を貯め、水槽クーラー20による冷却によって水槽10の外面に発生する結露水を、容器70の内部に貯め、容器70の内部に貯まった結露水によって発芽用ケース60を冷却し、水槽10の内部に、発芽後のアマモを植えたポット11を沈めて、アマモの葉を成長させ、発芽用ケース60に、発芽前のアマモの種子を入れて、種子を発芽させることを特徴とします。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
海水を貯める水槽と、
その海水を冷却する水槽クーラーと、
その海水に酸素を送るエアレーションと、
その海水を浄化する浄化装置と、
その水槽内に光を照射するLED照射装置と、
その水槽を内部に載置する容器と、
その容器の内部にその水槽とともに載置する発芽用ケースと
を用いたアマモの育成方法であり、
その発芽用ケースには発芽水を貯め、
その水槽クーラーによる冷却によってその水槽の外面に発生する結露水を、その容器の内部に貯め、
その容器の内部に貯まったその結露水によってその発芽用ケースを冷却し、
その水槽の内部に、発芽後のアマモを植えたポットを沈めて、そのアマモの葉を成長させ、
その発芽用ケースに、発芽前のアマモの種子を入れて、その種子を発芽させる
ことを特徴とするアマモの育成方法。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
発芽前のそのアマモのその種子は、水温25℃以上の海水で熟成させたものとした
ことを特徴とする請求項1に記載のアマモの育成方法。
【請求項3】
その発芽水として、窒素とリン酸を含む肥料又は米酢を添加した真水を用いた
ことを特徴とする請求項1に記載のアマモの育成方法。
【請求項4】
その発芽水として、炭酸水を用いた
ことを特徴とする請求項1に記載のアマモの育成方法。
【請求項5】
その結露水によって、その発芽用ケースを16℃~22℃の範囲に保つ
ことを特徴とする請求項1に記載のアマモの育成方法。
【請求項6】
海水を貯めて発芽後のアマモの葉を成長させる水槽と、
その海水を冷却する水槽クーラーと、
その海水に酸素を送るエアレーションと、
その海水を浄化する浄化装置と、
その水槽内に光を照射するLED照射装置と、
発芽水を貯めて発芽前のアマモの種子を発芽させる発芽用ケースと
その水槽及びその発芽用ケースを内部に載置する容器と、
を用い、
その水槽クーラーによる冷却によってその水槽の外面に発生する結露水を、その容器の内部に貯め、
その容器の内部に貯まったその結露水によってその発芽用ケースを冷却する
ことを特徴とするアマモの育成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、季節に関係なくアマモの種子を発芽させて育成できる方法と、その方法を実現できる装置に関するものです。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
今まで、私は、家族の困りごとや自分の困りごとを解決するためのグッズを発明してきました。しかし、今回はもっと視野を広げて自分や家族といった特定の人だけでなく、社会に役立つものを考えてみようと思いました。現在、社会問題になっていることを調べてみると「環境問題」というキーワードが目に留まりました。その中でも海の問題について色々と調べていくうちに「アマモ」という種子植物の海草の存在を知りました。アマモは、海の浅瀬に生息する植物で海のリン酸や窒素などの栄養素を吸収し育成するため、海水の水質の浄化を促し、光合成によって酸素を作り出してアマモの群生によって稚魚や稚貝が集まる生物の生息環境を改善する働きがあるそうで、「海のゆりかご」とも呼ばれる重要な植物であるそうです。しかし、近年海の埋め立てや海水の透明度の低下、化学物質の流入など環境破壊によってアマモが減少してきています。アマモが減っていくと、海の生き物たちに大きく影響が出てきてしまいます。そのため、アマモを一年中どの時期でも、人工的に発芽、育成をさせて増やせればいいのではないかと考えました。
まず初めに、どのようにしてアマモが発芽、育成するのかを調べました。その結果、アマモは種子植物なので、春から6月に海の中に種を落とし、それが波などによって砂の中に入り10月から11月ごろまで熟成し、12月から2月に発芽して冬に成長し、自然に成長を繰り返していることを知りました。
なお、特許文献1では、コアマモ種子を高い発芽率で発芽させるための条件や、コアマモを良好に繁殖させてアマモ場を修復・再生するための条件を特定することにより、コアマモを含むアマモ場生態系を造成する方法が提案されています。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-90599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自然環境では、決まった時期(冬)にしか発芽しない上に、環境破壊でなかなか種子が自然に発芽・自生しにくくなっているアマモをどうにかして一年中どのタイミングでも発芽、育成させることができれば、成長したアマモをたくさん海に還せると考えました。
【0005】
本発明は、一年中どのタイミングでもアマモを発芽させ、発芽後のアマモの葉を育成させることを目的とします。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の本発明のアマモの育成方法は、海水を貯める水槽10と、その海水を冷却する水槽クーラー20と、その海水に酸素を送るエアレーション30と、その海水を浄化する浄化装置40と、その水槽10内に光を照射するLED照射装置50と、その水槽10を内部に載置する容器70と、その容器70の内部にその水槽10とともに載置する発芽用ケース60とを用いたアマモの育成方法であり、その発芽用ケース60には発芽水を貯め、その水槽クーラー20による冷却によってその水槽10の外面に発生する結露水を、その容器70の内部に貯め、その容器70の内部に貯まったその結露水によってその発芽用ケース60を冷却し、その水槽10の内部に、発芽後のアマモを植えたポット11を沈めて、そのアマモの葉を成長させ、その発芽用ケース60に、発芽前のアマモの種子を入れて、その種子を発芽させることを特徴とします。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のアマモの育成方法において、発芽前のそのアマモのその種子は、水温25℃以上の海水で熟成させたものとしたことを特徴とします。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のアマモの育成方法において、その発芽水として、窒素とリン酸を含む肥料又は米酢を添加した真水を用いたことを特徴とします。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のアマモの育成方法において、その発芽水として、炭酸水を用いたことを特徴とします。
請求項5記載の本発明は、請求項1に記載のアマモの育成方法において、その結露水によって、その発芽用ケース60を16℃~22℃の範囲に保つことを特徴とします。
請求項6記載の本発明のアマモの育成装置は、海水を貯めて発芽後のアマモの葉を成長させる水槽10と、その海水を冷却する水槽クーラー20と、その海水に酸素を送るエアレーション30と、その海水を浄化する浄化装置40と、その水槽10内に光を照射するLED照射装置50と、発芽水を貯めて発芽前のアマモの種子を発芽させる発芽用ケース60とその水槽10及びその発芽用ケース60を内部に載置する容器70と、を用い、その水槽クーラー20による冷却によってその水槽10の外面に発生する結露水を、その容器70の内部に貯め、その容器70の内部に貯まったその結露水によってその発芽用ケース60を冷却することを特徴とします。
【発明の効果】
【0007】
本発明のアマモの育成方法によれば、水槽の外面に発生する結露水を、容器の内部に貯め、容器の内部に貯まった結露水によって発芽用ケースを冷却することで、水槽ではアマモの葉を成長させ、発芽用ケースではアマモの種子を発芽させることができ、一年中どのタイミングでも発芽、育成させることができ、成長したアマモをたくさん海に還すことができます。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例によるアマモの育成装置を示す写真
同アマモの育成装置に用いる容器、水槽、及び発芽用ケースの写真
(a)は持ち帰ったアマモの写真、図3(b)及び図3(c)はアマモの種子の熟成期間の写真
60日間の熟成期間における日中最高気温を示す表
発芽実験を説明するための写真
発芽実験結果を示す表
発芽に対する光の影響を調べた結果を示す表
発芽に使った液体の成分を変えた実験結果を示す表
図6で使った「健康ドリンク」に含まれている水質改善セラミックスによって改質した水の発芽への影響を調べた実験結果を示す表
図6で使った「健康ドリンク」に含まれているリンゴ酢の発芽への影響を調べた実験結果を示す表
更に異なる液体での発芽への影響を調べた実験結果を示す表
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の第1の実施の形態によるアマモの育成方法は、海水を貯める水槽と、その海水を冷却する水槽クーラーと、その海水に酸素を送るエアレーションと、その海水を浄化する浄化装置と、その水槽内に光を照射するLED照射装置と、その水槽を内部に載置する容器と、その容器の内部にその水槽とともに載置する発芽用ケースとを用いたアマモの育成方法であり、その発芽用ケースには発芽水を貯め、その水槽クーラーによる冷却によってその水槽の外面に発生する結露水を、その容器の内部に貯め、その容器の内部に貯まったその結露水によって発芽用ケースを冷却し、その水槽の内部に、発芽後のアマモを植えたポットを沈めて、アマモの葉を成長させ、その発芽用ケースに、発芽前のアマモの種子を入れて、その種子を発芽させるものです。
このように、水槽の外面に発生する結露水を、容器の内部に貯め、容器の内部に貯まった結露水によって発芽用ケースを冷却することで、水槽ではアマモの葉を成長させ、発芽用ケースではアマモの種子を発芽させることができ、一年中どのタイミングでも発芽、育成させることができ、成長したアマモをたくさん海に還すことができます。
【0010】
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるアマモの育成方法において、発芽前のそのアマモの種子は、水温25℃以上の海水で熟成させたものとしたものです。
このように、発芽前のアマモの種子を熟成させることができるので、海中で生息している花枝を採取しなくてよく、自生しているアマモを傷つけることなく、砂浜に打ち上げられたアマモを利用して、発芽、育成させることができます。
(【0011】以降は省略されています)
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