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公開番号2025039410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2023146484
出願日2023-09-08
発明の名称田植機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250313BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】予備苗のせ台の操作具の把持部の構成の自由度を高め、作業者にとって使用し易い操作具とすることが可能となる田植機を提供する。
【解決手段】機体本体と、機体本体に固定され、上下方向に沿って延びる支持フレーム部16と、支持フレーム部16に支持された複数の予備苗のせ台(31,33)と、複数の予備苗のせ台(31,33)が前後方向に一列状に配置される第一状態と、第一状態とは異なる配置で配置される第二状態とに、変更可能にする状態変更機構と、人為操作によって第一状態と第二状態との状態変更を行う操作部44と、が備えられ、操作部44は、作業者によって把持される把持部44bを有し、把持部44bは、把持部44bと作業者との接触を回避するための姿勢である接触回避姿勢と、人為操作時の姿勢である使用姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
機体本体と、
前記機体本体に固定され、上下方向に沿って延びる支持フレーム部と、
前記支持フレーム部に支持された複数の予備苗のせ台と、
前記複数の予備苗のせ台が前後方向に一列状に配置される第一状態と、前記第一状態とは異なる配置で配置される第二状態とに、変更可能にする状態変更機構と、
人為操作によって前記第一状態と前記第二状態との状態変更を行う操作部と、が備えられ、
前記操作部は、作業者によって把持される把持部を有し、
前記把持部は、前記把持部と作業者との接触を回避するための姿勢である接触回避姿勢と、人為操作時の姿勢である使用姿勢とに姿勢変更可能に構成されている田植機。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記操作部は、前記把持部が前記使用姿勢から前記接触回避姿勢へ姿勢変更したときに、それ以上の姿勢変更を規制し、かつ、前記把持部が前記接触回避姿勢から前記使用姿勢へ姿勢変更したときに、前記把持部のそれ以上の姿勢変更を規制する規制機構を有する請求項1に記載の田植機。
【請求項3】
前記規制機構は、前記把持部の姿勢変更とともに移動する規制部と、前記規制部と当接することで、それ以上の移動を規制する当接部とを有する請求項2に記載の田植機。
【請求項4】
前記把持部は、軸芯回りに回動することで姿勢変更し、
前記規制部と前記当接部とは、それぞれ、前記軸芯を中心に等しい外径となる同一外径部分を有し、
前記規制機構は、前記規制部の前記同一外径部分と前記当接部の前記同一外径部分とが当接することで前記把持部の姿勢変更を規制する請求項3に記載の田植機。
【請求項5】
前記規制機構は、前記規制部と前記当接部との前記同一外径部分よりも大きな外径で構成されている外カバー部を有し、
前記外カバー部は、前記規制部と前記当接部との前記同一外径部分を覆うように構成されている請求項4に記載の田植機。
【請求項6】
前記操作部は、前記把持部を前記接触回避姿勢側に付勢する付勢機構を有する請求項1に記載の田植機。
【請求項7】
前記第一状態及び前記第二状態のいずれか一方又は両方において、前記複数の予備苗のせ台を固定する固定機構が備えられている請求項1に記載の田植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、予備苗のせ台が備えられた田植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の田植機として、例えば、特許文献1に記載されているように、複数の予備苗のせ台が上下方向に所定の間隔を置いて配置された状態、及び、複数の予備苗のせ台が前後方向に一列状に配置された状態に、予備苗のせ台が状態変更可能に支持されたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-099262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような田植機では、操作具(特許文献1では、「前後操作具」)を用いて、人為操作で予備苗のせ台を状態変更する。
【0005】
また、このような田植機では、操作具は、棒状部材からなり、端部が折り曲げられることにより、作業者が把持する把持部(特許文献1では、「持ち手部」)が構成されているものがある。このような構成では、把持部が、例えば作業者に接触するなどの理由により、把持部の延びる方向が特定の方向に限られることから、作業者にとって使用し易い操作具とする点において、改善の余地があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、予備苗のせ台の操作具の把持部の構成の自由度を高め、作業者にとって使用し易い操作具とすることが可能となる田植機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の田植機は、機体本体と、前記機体本体に固定され、上下方向に沿って延びる支持フレーム部と、前記支持フレーム部に支持された複数の予備苗のせ台と、前記複数の予備苗のせ台が前後方向に一列状に配置される第一状態と、前記第一状態とは異なる配置で配置される第二状態とに、変更可能にする状態変更機構と、人為操作によって前記第一状態と前記第二状態との状態変更を行う操作部と、が備えられ、前記操作部は、作業者によって把持される把持部を有し、前記把持部は、前記把持部と作業者との接触を回避するための姿勢である接触回避姿勢と、人為操作時の姿勢である使用姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
【0008】
この発明によれば、把持部の姿勢変更が可能であることで、人為操作時の把持部の構成の自由度を高めることができる。さらに、その結果、把持部と作業者との接触を回避しつつも、操作具を作業者にとって使いやすい構成とすることが可能となる。
【0009】
本発明においては、前記操作部は、前記把持部が前記使用姿勢から前記接触回避姿勢へ姿勢変更したときに、それ以上の姿勢変更を規制し、かつ、前記把持部が前記接触回避姿勢から前記使用姿勢へ姿勢変更したときに、前記把持部のそれ以上の姿勢変更を規制する規制機構を有すると好適である。
【0010】
この構成によれば、接触回避姿勢及び使用姿勢に姿勢変更したときに、それ以上の姿勢変更が規制されるため、把持部が、意図しない姿勢になることを防ぐことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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