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公開番号2025044401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023151954
出願日2023-09-20
発明の名称栽培装置
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A01G 24/00 20180101AFI20250326BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】根粒菌を含む資材を再利用することができる栽培装置を提供する。
【解決手段】養液栽培によってマメ科植物2を栽培する栽培装置1であって根粒菌を増殖させると共に、前記マメ科植物2の根に根粒菌を寄生させることができる粒状資材11を含む増殖層10と、前記増殖層10と養液3とを仕切る高浮力層20と、養液3を、前記増殖層10へ導水する導水部30と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
養液栽培によってマメ科植物を栽培する栽培装置であって、
根粒菌を増殖させると共に、前記マメ科植物の根に前記根粒菌を寄生させることができる資材を含む増殖部と、
前記増殖部と前記養液とを仕切る仕切部と、
前記養液を、前記増殖部へ導水する導水部と、
を具備する栽培装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記仕切部は、
前記増殖部が載置された状態で前記養液に対して浮くことで、前記増殖部と前記養液とを仕切る、
請求項1に記載の栽培装置。
【請求項3】
前記仕切部は、
前記マメ科植物の根を前記養液側に通過させるように、前記マメ科植物の培地を支持する第一孔部と、
前記導水部の一端側が前記養液側に位置し、前記導水部の他端側が前記増殖部に位置するように、前記導水部を通過させる第二孔部と、
を具備する、
請求項1に記載の栽培装置。
【請求項4】
前記資材は、粒状であり、
前記仕切部は、
前記マメ科植物の根が通過可能な隙間を有すると共に、前記資材を保持する保持部を具備する、
請求項1に記載の栽培装置。
【請求項5】
前記増殖部は、
前記導水部から導水された前記養液によってアルカリ性の成分が溶出するアルカリ性物質を含む、
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の栽培装置。
【請求項6】
前記増殖部は、
粒状の前記資材に対して、前記アルカリ性物質が混ぜ込まれている、
請求項5に記載の栽培装置。
【請求項7】
前記アルカリ性物質は、
前記導水部のうち前記増殖部に位置する部分に設けられている、
請求項5に記載の栽培装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マメ科植物の栽培装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マメ科植物の栽培に関する技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、マメ科植物に対して根粒菌を接種させるための粒状資材が記載されている。特許文献1に記載の粒状資材を用いた方法によれば、活性化させた根粒菌を土壌に添加することができる。
【0004】
しかしながら、上述のような土壌を用いた栽培では、土壌中の栄養成分の偏り等によって連作障害が起こる可能性がある。このため、同じ土地でマメ科植物を栽培し続けることができず、次作では場所を変えて新たに根粒菌を土壌に添加する必要があった。このため、前の土地で使用した根粒菌を含む粒状資材を再利用することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-220582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、根粒菌を含む資材を再利用することができる栽培装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、養液栽培によってマメ科植物を栽培する栽培装置であって、根粒菌を増殖させると共に、前記マメ科植物の根に前記根粒菌を寄生させることができる資材を含む増殖部と、前記増殖部と前記養液とを仕切る仕切部と、前記養液を、前記増殖部へ導水する導水部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記仕切部は、前記増殖部が載置された状態で前記養液に対して浮くことで、前記増殖部と前記養液とを仕切るものである。
【0010】
請求項3においては、前記仕切部は、前記マメ科植物の根を前記養液側に通過させるように、前記マメ科植物の培地を支持する第一孔部と、前記導水部の一端側が前記養液側に位置し、前記導水部の他端側が前記増殖部に位置するように、前記導水部を通過させる第二孔部と、を具備するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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