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公開番号2025043594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150960
出願日2023-09-19
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A01D 67/00 20060101AFI20250325BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】故障等の発生時においても迅速にグレンタンクから収穫物の排出作業を行うことができ、作業の迅速性を確保可能な作業車両を提供する。
【解決手段】エンジンEを搭載する機体フレーム1上に、刈取装置3と、キャビン型の操縦部5と、脱穀装置4と、グレンタンク7と、グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガ8とを備えた作業車両Aであって、操縦部は、操縦席の後方に、グレンタンクに貯留された収穫物を手動で緊急排出させる際に操作を行う緊急排出アームと、操縦席とグレンタンクとの前後間の隙間を覆う操縦席後方カバーとが設けられており、操縦席後方カバーは、緊急排出アームの上方に配され、操縦席後方カバー本体と着脱可能な緊急排出用カバーを備え、作業者が、操縦席後方カバー本体から緊急排出用カバーを取り外すことで、緊急排出アームを、操縦席側に露出させ、操縦席から操作可能に構成された。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンを搭載する機体フレーム上に、圃場の穀稈を刈取る刈取装置と、作業者が搭乗して操縦するキャビン型の操縦部と、穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガとを備えた作業車両であって、
前記操縦部は、操縦席の後方に、前記グレンタンクに貯留された収穫物を手動で緊急排出させる際に操作を行う緊急排出アームと、前記操縦席と前記グレンタンクとの前後間の隙間を覆う操縦席後方カバーとが設けられており、
前記操縦席後方カバーは、前記緊急排出アームの上方に配され、前記操縦席後方カバー本体と着脱可能な緊急排出用カバーを備え、作業者が、前記操縦席後方カバー本体から前記緊急排出用カバーを取り外すことで、前記緊急排出アームを、前記操縦席側に露出させ、前記操縦席から操作可能に構成されたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記緊急排出用カバーは、前記操縦席後方カバーと前記グレンタンクとの上下隙間をシールするシール部材を備え、前記シール部材は、前記緊急排出用カバーと共締めして操縦席後方カバー本体に装着され、前記操縦席後方カバー本体から前記緊急排出用カバーを取り外すことで、前記シール部材も操縦席後方カバー本体から取り外せるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記操縦部は、キャビンの下方かつ左右方向における内側に前記排気浄化装置が配設され、機体側面に沿うように形成された側面カバー部と、機体側面から庇状に延出形成された庇状カバー部とを有する排気浄化装置保護カバーを備え、前記排気浄化装置上方には、機体内側において、前記排気浄化装置上方を覆い保護する屋根部が設けられており、前記排気浄化装置と庇状カバー部との空隙が、前記排気浄化装置と前記屋根部の傾斜辺との空隙よりも大なる寸法となるように設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記操縦部の前部には、機体内側から順に、剛性のフロントプレート、防音防振材、樹脂製のフロントカバーが取り付けられ、前記操縦部の側壁には、機体壁面を内側へと凹ませるようにして形成された壁面凹部が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記操縦席は、作業者が着座する座席部と、前記座席部を姿勢変更可能に荷重を支持する軸状ダンパシートベースと、前記座席部の傾きを調節可能な傾き調節機構とを備え、
前記傾き調節機構は、前記軸状ダンパシートベースの左右両側にそれぞれ配され、リンクにより屈伸可能な左右一対の屈伸リンク部を備え、屈伸リンク部の下端は、機体に対して傾斜を有するベースプレートに固定されたことを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記左右一対の屈伸リンク部は、屈伸動作が可能な上リンク及び下リンクから構成され、前記上リンクは、上リンク取付部によって前記座席部に取り付け角度を調節可能に固定され、前記下リンクは、下リンク取付部によって前記ベースプレートに取り付け角度を調節可能に固定されたことを特徴とする請求項5に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収穫物を貯留するグレンタンクを備えた作業車両に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の作業車両として、例えば、下記特許文献1や特許文献2に記載されたものが公知であり、この従来の作業車両は、圃場の穀稈を刈取る刈取装置と、穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-223891号公報
特開2020-174672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の作業車両によれば、クラッチモータの故障等により、グレンタンクに貯留された収穫物が排出できなくなった場合、作業者が一旦作業を中断し、操縦席から離れて、手動で緊急排出用の部材を操作してグレンタンクに貯留された収穫物を排出する必要があり、作業に非常に時間を費やすものとなっていた。このように、グレンタンクに貯留された収穫物を緊急排出するのに時間を費やすことで、収穫適期を逃して収穫物の品質が低下したり、収穫作業に適した時間帯や天候を逃し、作業の再開にさらに時間のロスが発生してしまうおそれもあった。
【0005】
そこで、本発明は、故障等の発生時においても迅速にグレンタンクから収穫物の排出作業を行うことができ、これにより、作業の迅速性を確保可能な作業車両を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、第1の発明は、
エンジンを搭載する機体フレーム上に、圃場の穀稈を刈取る刈取装置と、作業者が搭乗して操縦するキャビン型の操縦部と、穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記脱穀装置によって脱穀された穀粒を貯留するグレンタンクと、前記グレンタンクに貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガとを備えた作業車両であって、
前記操縦部は、操縦席の後方に、前記グレンタンクに貯留された収穫物を手動で緊急排出させる際に操作を行う緊急排出アームと、前記操縦席と前記グレンタンクとの前後間の隙間を覆う操縦席後方カバーとが設けられており、
操縦席後方カバーは、前記緊急排出アームの上方に配され、操縦席後方カバー本体と着脱可能な緊急排出用カバーを備え、作業者が、前記操縦席後方カバー本体から前記緊急排出用カバーを取り外すことで、前記緊急排出アームを、操縦席側に露出させ、操縦席から操作可能に構成されたことを特徴とする作業車両を提供する。
【0007】
上記第1の発明によれば、グレンタンク内の収穫物を緊急排出する際に、作業者が、操縦席後方カバー本体に設けられた緊急排出用カバー装着部から該緊急排出用カバーを取り外すことで、緊急排出に係る操作部材(すなわち、後述の緊急排出アーム)が操作可能となる。その結果、故障等の発生時においても迅速にグレンタンクから収穫物の排出作業を行うことができる。これにより、作業の迅速性を確保可能となる。
【0008】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記緊急排出用カバーは、前記操縦席後方カバーと前記グレンタンクとの上下隙間をシールするシール部材を備え、前記シール部材は、前記緊急排出用カバーと共締めして操縦席後方カバー本体に装着され、前記操縦席後方カバー本体から前記緊急排出用カバーを取り外すことで、前記シール部材も操縦席後方カバー本体から取り外せるよう構成されたことを特徴とする。
【0009】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、この緊急排出用カバー55を操縦席後方カバー本体から取り外すと、シール部材も操縦席後方カバー本体から外れるよう構成されている。これより、工具レスで簡便且つ迅速な着脱作業が可能となっている。さらに、メンテナンス等にも良好に対応できる。
【0010】
第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、
前記操縦部は、キャビンの下方かつ左右方向における内側に前記排気浄化装置が配設され、機体側面に沿うように形成された側面カバー部と、機体側面から庇状に延出形成された庇状カバー部とを有する排気浄化装置保護カバーを備え、前記排気浄化装置上方には、機体内側において、前記排気浄化装置上方を覆い保護する屋根部が設けられており、前記排気浄化装置と庇状カバー部との空隙が、前記排気浄化装置と前記屋根部の傾斜辺との空隙よりも大なる寸法となるように設けられたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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