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公開番号2025072962
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183463
出願日2023-10-25
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01F 12/50 20060101AFI20250501BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、収穫した穀粒をホッパーに溜めて荷台に立乗した補助作業者が穀粒袋の交換を行うコンバインで、補助作業者が安全に穀粒袋の交換作業を行えるようにすることを課題とする。
【解決手段】機体フレーム1上の脱穀装置4側部に穀粒を貯留するホッパー5を設け、ホッパー5の下部に穀粒袋Kを装着し、穀粒袋Kを載せるとともに補助作業者が搭乗可能な荷台23を設けたコンバインにおいて、、該荷台23に立乗した補助作業者が把持する取手25を上下に位置変更可能に設けたことを特徴とするコンバインとする。
【選択図】図9

特許請求の範囲【請求項１】
機体フレーム（１）上の脱穀装置（４）側部に穀粒を貯留するホッパー（５）を設け、該ホッパー（５）の下部に穀粒袋（Ｋ）を装着し、穀粒袋（Ｋ）載せるとともに補助作業者が搭乗可能な荷台（２３）を設けたコンバインにおいて、荷台（２３）に立乗した補助作業者が把持する取手（２５）を上下に位置変更可能に設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
ホッパー（５）の出口に穀粒袋（Ｋ）を着脱するために屈んだ姿勢の補助作業者が持ち易い位置に取手（２５）を降下可能にしたことを特徴とする請求項１に記載のコンバイン。
【請求項３】
補助作業者の背を受ける背凭れ（２６）と取手（２５）を一体的に連結したことを特徴とする請求項２に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、圃場を走行しながら収穫した穀粒を一時的に貯留するホッパーを備えるコンバインに係るものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
コンバインは、特開２０１０－３５４２５号公報や特開２０１６－２１９６４号公報に記載のコンバインとして、走行装置で走行する機体フレームの前部に刈取前処理装置を設け、この刈取前処理装置で刈り取った穀稈を脱穀装置に搬入して穀粒を脱穀してホッパーに貯留し、ホッパーに穀粒が溜ると穀粒袋へ穀粒を移して、その穀粒袋を空の穀粒袋と交換して穀粒の詰まった穀粒袋を圃場に放置した後に回収する収穫作業形態とするものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－３５４２５号公報
特開２０１６－２１９６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前記のコンバインは、脱穀装置の側部に設けるホッパーに収穫した穀粒を溜めるコンバインでは、ホッパーの出口に取り付ける穀粒袋の交換・取付作業をホッパー下部の荷台に立乗した補助作業者が行うが、収穫走行中に狭い荷台で安定して作業できない。
【０００５】
本発明は、収穫した穀粒をホッパーに溜めて荷台に立乗した補助作業者が穀粒袋の交換を行うコンバインで、補助作業者が安全に穀粒袋の交換作業を行えるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００７】
請求項１の発明は、機体フレーム１上の脱穀装置４側部に穀粒を貯留するホッパー５を設け、該ホッパー５の下部に穀粒袋Ｋを装着し、穀粒袋Ｋ載せるとともに補助作業者が搭乗可能な荷台２３を設けたコンバインにおいて、該荷台２３に立乗した補助作業者が把持する取手２５を上下に位置変更可能に設けたことを特徴とするコンバインとする。
【０００８】
請求項２の発明は、ホッパー５の出口に穀粒袋Ｋを着脱するために屈んだ姿勢の補助作業者が持ち易い位置に取手２５を降下可能にしたことを特徴とする請求項１に記載のコンバインとする。
【０００９】
請求項３の発明は、補助作業者の背を受ける背凭れ２６と取手２５を一体的に連結したことを特徴とする請求項２に記載のコンバインとする。
【発明の効果】
【００１０】
請求項１の発明で、コンバインで穀粒の収穫作業を行うには、コンバインの操縦者の他に荷台２３に補助作業者が立乗してホッパー５に溜まる穀粒を穀粒袋Ｋに移して圃場へ降ろす作業を行うが、補助作業者は機体上に立って持ち易い高い位置で取手２５を持って立乗し、屈んで穀粒袋Ｋの交換を行うには低い位置に移動した取手２５を持つことで、荷台２３上で常に取手２５を持って作業が行える。
（【００１１】以降は省略されています）

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