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公開番号2025088412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203102
出願日2023-11-30
発明の名称籾摺精米設備
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B02B 7/00 20060101AFI20250604BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】籾摺精米設備において、異物の排出を合理的に行うことを課題とする。
【解決手段】建屋1内を仕切壁11aで利用者用の操作室Aと、籾摺機4と精米機7を備える機械室Bに仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米、又は持参した玄米を精米する籾摺精米設備において、籾摺機4の風選部23に二番樋24を設け、この二番樋24に籾摺機4の脱ぷ部21に還元する循環用流下筒32と排出用流下筒34とを分岐状に接続し、分岐部には切換弁35を設け、二番樋24に至る被選別物を循環用流下筒32側又は排出用流下筒34側に切り換える構成とする。そして、風選部23を駆動する時間を計時する計時手段38aを備え、風選部23の所定積算時間によって前記切換弁35を被選別物が排出用流下筒34側に流下すべく切り換わる異物排出モードを実行するよう構成する。
【選択図】図6



特許請求の範囲【請求項1】
建屋(1)内を仕切壁(11a)で利用者用の操作室(A)と、籾摺機(4)と精米機(7)を備える機械室(B)に仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米、又は持参した玄米を精米する籾摺精米設備において、籾摺機(4)の風選部(23)に二番樋(24)を設け、二番樋(24)に籾摺機(4)の脱ぷ部(21)に還元する循環用流下筒(32)と排出用流下筒(34)とを分岐状に接続し、分岐部には切換弁(35)を設け、二番樋(24)に至る被選別物を循環用流下筒(32)側又は排出用流下筒(34)側に切り換える構成とすることを特徴とする籾摺精米設備。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
風選部(23)を駆動する時間を計時する計時手段(38a)を備え、風選部(23)の所定積算時間によって前記切換弁(35)を被選別物が排出用流下筒(34)側に流下すべく切り換わる異物排出モードを実行するよう構成する請求項1に記載の籾摺精米設備。
【請求項3】
前記切換弁(35)を被選別物が排出用流下筒(34)側に流下すべく切り換わる異物排出モード中、風選部(23)の回転数を上昇させる構成とした請求項1に記載の籾摺精米設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、循環する異物を適宜に排出できる籾摺精米設備に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
コイン籾摺精米機に、傾斜姿勢の選別網を揺動可能に備えて玄米中の藁屑等の混入異物を選別するようにした構成が公知である(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-152671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によると、選別網の揺動によって所望の異物選別を行うことができる。
【0005】
しかしながら、選別網を揺動する構成とするとこの装置全体が嵩張りコンパクト化を図りたいコイン精米設備には相反する。また、異物は藁くずや玄米、籾殻に絡みあって、何度も循環するのみで、除去できない。
【0006】
本発明は、籾摺精米設備において、異物の排出を合理的に行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、建屋1内を仕切壁11aで利用者用の操作室Aと、籾摺機4と精米機7を備える機械室Bに仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米設備において、籾摺機4の風選部23に二番樋24を設け、二番樋24に籾摺機4の脱ぷ部21に還元する循環用流下筒32と排出用流下筒34とを分岐状に接続し、分岐部には切換弁35を設け、二番樋24に至る被選別物を循環用流下筒32側又は排出用流下筒34側に切り換える構成とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、風選部23を駆動する時間を計時する計時手段38aを備え、風選部23の所定積算時間によって前記切換弁35を被選別物が排出用流下筒34側に流下すべく切り換わる異物排出モードを実行するよう構成する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記切換弁35を被選別物が排出用流下筒34側に流下すべく切り換わる異物排出モード中、風選部23の回転数を上昇させる構成とした。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によると、籾摺精米運転中、通常は切換弁35を二番物が循環用流下筒32側に流下するよう設定し、適時にこの切換弁35を切り換えて堆積する異物を排出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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