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公開番号2025098603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214847
出願日2023-12-20
発明の名称籾摺選別機
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類B02B 5/02 20060101AFI20250625BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】
仕切板の仕切り位置にかかわらず、籾摺選別機内の螺旋や昇降機の搬送速度は固定のため、玄米仕切板が低能率側にあるときに、機体内を循環する仕上げ玄米量が増加することになるため、玄米が傷つきやすい場合が生じる。
【解決手段】
籾を脱ぷする籾摺部と、籾摺部で籾摺りされた籾と玄米の混合米を搬送する搬送部と、搬送部で搬送された混合米を揺動選別する揺動選別板を備えた籾摺選別機において、
搬送部の駆動回転数を変更可能な変更調節部を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
籾を脱ぷする籾摺部と、籾摺部で籾摺りされた籾と玄米の混合米を搬送する搬送部と、搬送部で搬送された混合米を揺動選別する揺動選別板を備えた籾摺選別機において、
搬送部の駆動回転数を変更可能な変更調節部を設けたことを特徴とする籾摺選別機。
続きを表示（約 120 文字）【請求項２】
揺動選別板で選別された仕上玄米と混合米を仕切る仕切板を設け、
仕切板を高能率側に移動するほど搬送部の駆動回転数を増加させ、低能率側に移動するほど搬送部の駆動回転数を減少させることを特徴とする請求項１記載の籾摺選別機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、籾摺選別機に関するものである。
続きを表示（約 900 文字）【背景技術】
【０００２】
揺動選別板の排出側に仕上玄米と混合米を仕切る仕切板を設け、仕切り板の位置に応じて籾摺ロールの間隙を調節する技術が特許文献１に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開2001-340773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
仕切板の仕切り位置にかかわらず、籾摺選別機内の螺旋や昇降機の搬送速度は固定のため、玄米仕切板が低能率側にあるときに、機体内を循環する仕上げ玄米量が増加することになるため、玄米が傷つきやすい場合が生じる。
【０００５】
そこで、本発明は、かかる課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の目的を達成するために、第１の発明は、
籾を脱ぷする籾摺部と、籾摺部で籾摺りされた籾と玄米の混合米を搬送する搬送部と、搬送部で搬送された混合米を揺動選別する揺動選別板を備えた籾摺選別機において、
搬送部の駆動回転数を変更可能な変更調節部を設けたことを特徴とする。
【０００７】
第２の発明は、第１の発明において、
揺動選別板で選別された仕上玄米と混合米を仕切る仕切板を設け、
仕切板を高能率側に移動するほど搬送部の駆動回転数を増加させ、低能率側に移動するほど搬送部の駆動回転数を減少させることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、仕上玄米を傷つけ難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
正面から見た籾摺選別機の内部を説明する図
平面から見た籾摺選別機の伝動構造を説明する図
揺動選別板の選別分布を説明する図
操作盤図
ブロック図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本実施の形態の籾摺選別機Aについて説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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