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公開番号2025097017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213061
出願日2023-12-18
発明の名称コンバイン
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01D 41/127 20060101AFI20250623BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】GNSSで位置座標を測定し、グレンタンク内に重量測定装置を設け、重量から穀粒の収穫量を計測して位置ごとに記録するコンバインがある。然しながら、刈取装置によって刈取られてからグレンタンク内に穀粒が貯留されるまでにタイムラグがあるので、位置情報を補正して収穫量を記録する処理が必要となり、複雑な制御であった。そこで、刈取りから収穫量の検出までのタイムラグを抑え、簡潔な制御で収量マップを作製できるコンバインを提供する。
【解決手段】走行装置、刈取装置、脱穀装置6及びGNSSアンテナを装備するコンバインにおいて、脱穀装置6の揺動選別棚45の下方に設けた穀粒を搬送する一番搬送螺旋47の搬送始端側に穀粒量を検出する一番穀粒量センサ55を設け、一番穀粒量センサ55が検出する穀粒量とGNSSアンテナからの入力にて算出した機体位置を結び付けて記録する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
走行装置(4)、刈取装置(15)、脱穀装置(6)及びGNSSアンテナ(27)を装備するコンバインにおいて、
脱穀装置(6)の揺動選別棚(45)の下方に設けた穀粒を搬送する一番搬送螺旋(47)の搬送始端側に穀粒量を検出する一番穀粒量センサ(55)を設け、該一番穀粒量センサ(55)が検出する穀粒量とGNSSアンテナ(27)からの入力にて算出した機体位置を結び付けて記録することを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
一番穀粒量センサ(55)を一番搬送螺旋(47)のガイド(47a)内の一番搬送螺旋(47)の下部付近を検出範囲に含む姿勢で配置し、検出単位時間の穀粒量が一定未満であるときは、検出単位時間における一番搬送螺旋(47)の回転数分穀粒量を減らす補正をすることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
走行装置(4)、刈取装置(15)、脱穀装置(6)及びGNSSアンテナ(27)を装備するコンバインにおいて、脱穀装置(6)の揺動選別棚(45)と穀粒を搬送する一番搬送螺旋(47)の上下間に一番搬送螺旋(47)に向かう傾斜姿勢で穀粒量を検出する感圧センサで構成される一番穀粒量センサ(57)を揺動選別棚(45)の左右全幅に亘って設けまたは左右幅方向に複数設け、該一番穀粒量センサ(57)が検出する穀粒量とGNSSアンテナ(27)からの入力にて算出した機体位置を結び付けて記録することを特徴とするコンバイン。
【請求項4】
一番搬送螺旋(47)のガイド(47a)の搬送始端部側の底部を上下動可能に構成し、該ガイド(47a)の上下動可能部の下方に重量センサで構成される一番穀粒量センサ(60)を設け、ガイド(47a)の上下動可能な部位と固定部位に亘って弾性体で構成する覆い部材(63)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
【請求項5】
揺動選別棚(45)の後部から落下した穀粒を回収する二番搬送螺旋(48)の穀粒量を検出する二番穀粒量センサ(56)を二番搬送螺旋(48)の搬送始端側に配置し、一番搬送螺旋(47)の穀粒量を二番搬送螺旋(48)の穀粒量で補正することを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、刈取装置によって刈取られた穀桿を脱穀する脱穀装置を装備したコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
GNSSで位置座標を測定し、穀粒を貯留するグレンタンク内に重量測定装置を設け、重量から穀粒の収穫量を計測して位置ごとに記録するコンバインがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-018014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
刈取装置によって刈取られてからグレンタンク内に穀粒が貯留されるまでにタイムラグがあるので、位置情報を補正して収穫量を記録する処理が必要となり、複雑な制御であった。
【0005】
そこで、本発明は、刈取りから収穫量の検出までのタイムラグを抑え、簡潔な制御で収量マップを作製できるコンバインを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、走行装置4、刈取装置15、脱穀装置6及びGNSSアンテナ27を装備するコンバインにおいて、脱穀装置6の揺動選別棚45の下方に設けた穀粒を搬送する一番搬送螺旋47の搬送始端側に穀粒量を検出する一番穀粒量センサ55を設け、該一番穀粒量センサ55が検出する穀粒量とGNSSアンテナ27からの入力にて算出した機体位置を結び付けて記録するコンバインである。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、揺動選別棚45の下方で穀粒量を検出することで、夾雑物が穀粒量として誤検出されにくくなり、穀粒量を正確に測定できる。
【0008】
また、刈取装置15から穀粒の移動距離が短い位置で穀粒量を検出するので、収量マップ作成時の刈取り地点から穀粒量検出地点のずれが小さくなってより適正な収量マップの作成が簡潔な制御で行なえる。
【0009】
請求項2記載の発明は、一番穀粒量センサ55を一番搬送螺旋47のガイド47a内の一番搬送螺旋47の下部付近を検出範囲に含む姿勢で配置し、検出単位時間の穀粒量が一定未満であるときは、検出単位時間における一番搬送螺旋47の回転数分穀粒量を減らす補正をする請求項1に記載のコンバインである。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、一番搬送螺旋47の下部を検出範囲に含むことで、入り込む穀粒量が少ないときでも検出ができる。
(【0011】以降は省略されています)

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