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公開番号2025089795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204661
出願日2023-12-04
発明の名称EGR装置
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類F02M 26/50 20160101AFI20250609BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】EGRクーラを廉価な構成で適切に洗浄することを課題とする。
【解決手段】エンジンの排気管55からEGRパイプ44Bを介し排気ガスの一部を抜き出して還流ガスとして吸気管56へ再循環するようにしたEGR装置であって、前記排気管55における還流ガスの抜き取り位置よりも下流側で排気ガスの流れを絞り込む排気絞り弁47を備え、前記EGRパイプ44B途中のEGRクーラ57及びEGRバルブ43への煤化合物の堆積が懸念される条件が成立した時に前記EGRバルブ43を規定開度まで開き且つ前記排気絞り弁47を絞り込み操作して還流ガスの流量及び流速を強制的に上昇させる掃除モードを実行する制御装置を備えたことを特徴とするEGR装置の構成とする。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンの排気管(55)からEGRパイプ(44B)を介し排気ガスの一部を抜き出して還流ガスとして吸気管(56)へ再循環するようにしたEGR装置であって、前記排気管(55)における還流ガスの抜き取り位置よりも下流側で排気ガスの流れを絞り込む排気絞り弁(47)を備え、前記EGRパイプ(44B)途中のEGRクーラ(57)及びEGRバルブ(43)への煤化合物の堆積が懸念される条件が成立した時に前記EGRバルブ(43)を規定開度まで開き且つ前記排気絞り弁(47)を絞り込み操作して還流ガスの流量及び流速を強制的に上昇させる掃除モードを実行する制御装置を備えたことを特徴とするEGR装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記EGRパイプ(44B)と空気圧縮器(77)を清掃管(78)で連結し、該清掃管(78)の出口部(78a)に清掃バルブ(79)を設け、前記EGRパイプ(44B)途中のEGRクーラ(57)及びEGRバルブ(43)への煤化合物の堆積が懸念される条件が成立した時に前記EGRバルブ(43)を規定開度まで開き且つ前記排気絞り弁(47)を絞り込み操作し、前記清掃バルブ(79)を開いて前記空気圧縮器(77)からの圧縮空気をEGRパイプ(44B)内に送り込み、還流ガスの流量及び流速を強制的に上昇させる掃除モードを実行する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載のEGR装置。
【請求項3】
前記EGRクーラ(57)の下流側に流量計(72)を設け、前記掃除モード実行後に規定流量以下の値を流量計(72)が検出すると、警報を報知する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のEGR装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、EGR装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
EGRクーラー内に生じる凝縮液を集めておき、この集められた凝縮液でEGRクーラーを洗浄する構成である(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-177375号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のような技術では、凝縮液を集めるための容器装置が必要である。また、凝縮液が汚れている場合があるので、EGRクーラーの洗浄が適切に実行されない。
【0005】
本発明の課題は、前述のような不具合を解消するEGR装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
【0007】
すなわち、請求項1記載の発明では、エンジンの排気管(55)からEGRパイプ(44B)を介し排気ガスの一部を抜き出して還流ガスとして吸気管(56)へ再循環するようにしたEGR装置であって、前記排気管(55)における還流ガスの抜き取り位置よりも下流側で排気ガスの流れを絞り込む排気絞り弁(47)を備え、前記EGRパイプ(44B)途中のEGRクーラ(57)及びEGRバルブ(43)への煤化合物の堆積が懸念される条件が成立した時に前記EGRバルブ(43)を規定開度まで開き且つ前記排気絞り弁(47)を絞り込み操作して還流ガスの流量及び流速を強制的に上昇させる掃除モードを実行する制御装置を備えたことを特徴とするEGR装置としたものである。
【0008】
請求項2記載の発明では、前記EGRパイプ(44B)と空気圧縮器(77)を清掃管(78)で連結し、該清掃管(78)の出口部(78a)に清掃バルブ(79)を設け、前記EGRパイプ(44B)途中のEGRクーラ(57)及びEGRバルブ(43)への煤化合物の堆積が懸念される条件が成立した時に前記EGRバルブ(43)を規定開度まで開き且つ前記排気絞り弁(47)を絞り込み操作し、前記清掃バルブ(79)を開いて前記空気圧縮器(77)からの圧縮空気をEGRパイプ(44B)内に送り込み、還流ガスの流量及び流速を強制的に上昇させる掃除モードを実行する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載のEGR装置としたものである。
【0009】
請求項3記載の発明では、前記EGRクーラ(57)の下流側に流量計(72)を設け、前記掃除モード実行後に規定流量以下の値を流量計(72)が検出すると、警報を報知する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のEGR装置としたものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明は上述のごとく構成したので、請求項1の発明においては、既存の装置を利用した制御でEGRクーラー(57)を廉価に適切に洗浄できる。
(【0011】以降は省略されています)

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