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公開番号2025087350
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201942
出願日2023-11-29
発明の名称籾摺精米設備
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B02B 7/00 20060101AFI20250603BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】籾摺精米設備において、白米を再精米することによって白米のリフレッシュ化を図ることを課題とする。
【解決手段】建屋1内を仕切壁11aで利用者用の操作室Aと、籾摺機4と精米機7を備える機械室Bに仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米、又は持参した玄米を精米する籾摺精米設備において、籾米、玄米及び白米を判別する穀粒判別センサ31を設け、制御部Cは前記穀粒判別センサ31による籾、玄米及び白米の判別結果に基づいて、籾摺精米モード、玄米精米モード及び再精米モードを実行すべく構成する。そして、籾、玄米、白米の種類を問わず籾摺機4を通過する構成とし、インペラ部21と風選部23とを備え、インペラ部用モータ35と風選部用モータ36をそれぞれ独立的に回転数制御しながら連動できる構成とし、再精米モード中、インペラ部用モータ35の回転を停止し又は回転数を低く設定し、風選部用モータ36の回転数を低く設定した。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建屋(1)内を仕切壁(11a)で利用者用の操作室(A)と、籾摺機(4)と精米機(7)を備える機械室(B)に仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米、又は持参した玄米を精米する籾摺精米設備において、籾米、玄米及び白米を判別する穀粒判別センサ(31)を設け、制御部(C)は前記穀粒判別センサ(31)による籾、玄米及び白米の判別結果に基づいて、籾摺精米モード、玄米精米モード又は再精米モードを実行すべく構成することを特徴とする籾摺精米設備。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
籾、玄米、白米の種類を問わず籾摺機(4)を通過する構成とし、インペラ部(21)と風選部(23)とを備え、インペラ部用モータ(35)と風選部用モータ(36)をそれぞれ独立的に回転数制御しながら連動できる構成とし、再精米モード中、インペラ部用モータ(35)の回転を停止し又は回転数を所定レベルより低く設定し、風選部用モータ(36)の回転数を所定レベルより低く設定した請求項1に記載の籾摺精米設備。
【請求項3】
再精米モード中、白米は籾摺機(4)を迂回して精米機(7)に供給される構成とした請求項1に記載の籾摺精米設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、白米を再度精米処理する再精米モードを備える籾摺精米設備に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
卓上精米機の構成であって、精米/洗米ボタンを押すと、モータが設定された精白度及び精米量に応じた時間だけ回転し精米羽根組立体を回転させて玄米を撹拌しつつ糠を削って精白し、玄米の精白状態を目視しながら更に精白度を上げたいときには、再精米ボタンを押すことで所望の精白状態を得る構成が公知である(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
また、所謂コイン式精米設備において、精米ホッパからの玄米を精米し、精米された白米は白米ホッパへ取り出すことができるが、この白米を研米ホッパへ切替て、再度精米ホッパへ還元させることにより再精米(乃至研米)作用を行わせる構成がある(たとえば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3616345号公報
特開2009-285655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
持ち込みされた玄米又は籾米を精白処理した後において、所望の精白状態が得られたか否かの判定によって、更に精米処理を実行する構成である。
【0006】
しかしながら、精米後所定日数が経ち劣化した白米の処理に関する構成でない。
【0007】
本発明は、籾摺精米設備において、白米を再精米することによって白米のリフレッシュ化を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、建屋1内を仕切壁11aで利用者用の操作室Aと、籾摺機4と精米機7を備える機械室Bに仕切り、利用者が持参した籾を籾摺精米、又は持参した玄米を精米する籾摺精米設備において、籾米、玄米及び白米を判別する穀粒判別センサ31を設け、制御部Cは前記穀粒判別センサ31による籾、玄米及び白米の判別結果に基づいて、籾摺精米モード、玄米精米モード及び再精米モードを実行すべく構成する。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明において、籾、玄米、白米の種類を問わず籾摺機4を通過する構成とし、インペラ部21と風選部23とを備え、インペラ部用モータ35と風選部用モータ36をそれぞれ独立的に回転数制御しながら連動できる構成とし、再精米モード中、インペラ部用モータ35の回転を停止し又は回転数を所定レベルより低く設定し、風選部用モータ36の回転数を所定レベルより低く設定した。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、再精米モード中、白米は籾摺機4を迂回して精米機7に供給される構成とした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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