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公開番号2025084903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025031665,2021160441
出願日2025-02-28,2021-09-30
発明の名称移植機
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類A01C 13/00 20060101AFI20250527BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】条間変更をして左右の鎮圧アームを機体左右方向に移動させても走行車体の傾斜時に対応できる移植機を提供する。
【解決手段】植付装置が植え付けた苗の周囲の土を均す鎮圧装置(37)を回動自在に設けると共に、鎮圧装置(37)は、走行車体に各々回動自在に装着する左右の鎮圧アーム(370,370)と、該左右の鎮圧アーム(370,370)に設ける鎮圧回転体(371,371)で構成し、走行車体の前後方向の傾斜角度が所定角度以上になると、鎮圧装置(37)と接触して走行装置及び植付装置を停止させる停止部材を設け、左右の鎮圧アーム(370,370)の取付基部から延出する作動片(370a,370a)に設ける押圧ピン(370b,370b)が停止部材を作動させる構成とした。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(40)に、走行装置(44)と植付装置(20a,20b)を設ける移植機において、
植付装置(20a,20b)が植え付けた苗の周囲の土を均す鎮圧装置(37)を回動自在に設けると共に、
鎮圧装置(37)は、前記走行車体(40)に各々回動自在に装着する左右の鎮圧アーム(370,370)と、該左右の鎮圧アーム(370,370)に設ける鎮圧回転体(371,371)で構成し、
走行車体(40)の前後方向の傾斜角度が所定角度以上になると、鎮圧装置(37)と接触して走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させる停止部材(194)を設け、
左右の鎮圧アーム(370,370)の取付基部から延出する作動片(370a,370a)に設ける押圧ピン(370b,370b)が停止部材(194)を作動させる構成としたことを特徴とする移植機。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
左右の鎮圧アーム(370,370)は機体左右方向に移動可能に構成し、
押圧ピン(370b,370b)は作動片(370a,370a)の左右両側に延びる構成とし、
左右の鎮圧アーム(370,370)を機体左右方向の内側に移動させることで条間を狭くすると押圧ピン(370b,370b)の外側に延びる部分で停止部材(194)を作動させ、機体左右方向の外側に移動させることで条間を広くすると押圧ピン(370b,370b)の内側に延びる部分で停止部材(194)を作動させることを特徴とする請求項1記載の移植機。
【請求項3】
作業座席(46)に作業者の着座を検知する着座検知センサ(195)を設け、着座検知センサ(195)が作業者の着座を検知しているときに、停止部材(194)が所定角度以上の傾斜を検知すると、走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させ、作業者の着座を検知していないときは、停止部材(194)が所定角度以上の傾斜を検知しても、走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させない構成とし、
作業座席(46)は、底部に座席支持プレート(506)が設けられ、
座席支持プレート(506)の後部には、下方に向けて延設された座席支持アーム(507)の下部に機体左右方向の回動支持ピン(508)が設けられ、
座席支持プレート(506)の前部には、作業座席(46)前部を支持する前部支持部材(509)が設けられ、
座席支持プレート(506)の前部支持部材(509)よりも少し後方部には、座席装着枠(501)の貫通孔(505)を通って着座検知センサ(195)を押圧する押圧部材(510)が設けられていることを特徴とする請求項2記載の移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、玉葱やレタス等の野菜苗を圃場に移植する移植機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の段落0210には、走行車体40が所定角度以上回動すると左右の鎮圧アーム370,370に接触する、左右の過剰傾斜センサ194,194を各々設ける。該左右の過剰傾斜センサ194,194は、左右どちらか一方が押されて検知状態になると、走行車体40が所定角度(例:5~10度)以上に前上がり傾斜する姿勢になっていると判断し、エンジン41を停止させるか、あるいはミッションケース39内において、左右の走行伝動ケース38及び伝動ケース26への駆動力の伝動を遮断する旨の記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-184949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、条間変更をして左右の鎮圧アームを機体左右方向に移動させても傾斜時に対応できる移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明は、走行車体(40)に、走行装置(44)と植付装置(20a,20b)を設ける移植機において、
植付装置(20a,20b)が植え付けた苗の周囲の土を均す鎮圧装置(37)を回動自在に設けると共に、
鎮圧装置(37)は、前記走行車体(40)に各々回動自在に装着する左右の鎮圧アーム(370,370)と、該左右の鎮圧アーム(370,370)に設ける鎮圧回転体(371,371)で構成し、
走行車体(40)の前後方向の傾斜角度が所定角度以上になると、鎮圧装置(37)と接触して走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させる停止部材(194)を設け、
左右の鎮圧アーム(370,370)の取付基部から延出する作動片(370a,370a)に設ける押圧ピン(370b,370b)が停止部材(194)を作動させる構成としたことを特徴とする移植機である。
【0006】
請求項2記載の発明は、左右の鎮圧アーム(370,370)は機体左右方向に移動可能に構成し、
押圧ピン(370b,370b)は作動片(370a,370a)の左右両側に延びる構成とし、
左右の鎮圧アーム(370,370)を機体左右方向の内側に移動させることで条間を狭くすると押圧ピン(370b,370b)の外側に延びる部分で停止部材(194)を作動させ、機体左右方向の外側に移動させることで条間を広くすると押圧ピン(370b,370b)の内側に延びる部分で停止部材(194)を作動させることを特徴とする請求項1記載の移植機である。
【0007】
請求項3記載の発明は、作業座席(46)に作業者の着座を検知する着座検知センサ(195)を設け、着座検知センサ(195)が作業者の着座を検知しているときに、停止部材(194)が所定角度以上の傾斜を検知すると、走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させ、作業者の着座を検知していないときは、停止部材(194)が所定角度以上の傾斜を検知しても、走行装置(44)及び植付装置(20a,20b)を停止させない構成とし、
作業座席(46)は、底部に座席支持プレート(506)が設けられ、
座席支持プレート(506)の後部には、下方に向けて延設された座席支持アーム(507)の下部に機体左右方向の回動支持ピン(508)が設けられ、
座席支持プレート(506)の前部には、作業座席(46)前部を支持する前部支持部材(509)が設けられ、
座席支持プレート(506)の前部支持部材(509)よりも少し後方部には、座席装着枠(501)の貫通孔(505)を通って着座検知センサ(195)を押圧する押圧部材(510)が設けられていることを特徴とする請求項2記載の移植機である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、鎮圧装置の条間変更時に、押圧ピンの位置や停止部材の位置を調節する必要がなく、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態にかかる移植機の左側面図
同上移植機の右側面図
同上移植機の背面図
同上移植機の正面図
同上移植機の平面図
同上移植機の機体前側の要部斜視図
同上移植機の機体前側の要部平面図
同上移植機の機体前側の要部斜視図
同上移植機の機体前側の要部側面図
同上移植機の機体後側の要部斜視図
同上移植機の要部側面図
同上移植機の電気回路図
本発明の他の実施形態にかかる移植機を示す要部側面図
本発明の他の実施形態にかかる移植機を示す要部側断面図
同上他の実施形態を示す電気回路図
本発明の他の実施形態にかかる移植機を示す要部側面図
本発明の実施形態の要部斜視図
本発明の実施形態の要部平面図
本発明の実施形態の要部斜視図
本発明の実施形態の要部平面図
本発明の他の実施形態を示す要部平面図
本発明の実施形態の要部背面図
本発明の実施形態の要部背面図
本発明の他の実施形態を示す作用説明用の要部斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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