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公開番号2025058442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168368
出願日2023-09-28
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01B 69/00 20060101AFI20250402BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 直進アシストを利用した自動走行における適切なシートベルトの着用を可能とする作業車両を提供すること。
【解決手段】GNSS5と、シートベルト2と、シートベルト2の着脱の有無を検知する検知装置3と、最初の行程L1の走行において、直進アシストのための走行基準データを登録し、走行基準データに基づいて直進アシスト基準線Sを生成し、直進アシスト基準線Sに対して平行に自動走行する直進アシスト機能を有する制御部4とを備え、シートベルト2が外された状態で、走行基準データの登録は可能であるが、次行程L2での前記直進アシストの利用は不可とされることを特徴とする作業車両。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
GNSSと、
シートベルトと、
前記シートベルトの着脱の有無を検知する検知装置と、
最初の行程の走行において、直進アシストのための走行基準データを登録し、前記走行基準データに基づいて直進アシスト基準線を生成し、前記直進アシスト基準線に対して平行に自動走行する直進アシスト機能を有する制御部とを備え、
前記シートベルトが外された状態で、前記走行基準データの登録は可能であるが、次行程での前記直進アシストの利用は不可とされることを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記直進アシストによる自動走行中に前記シートベルトが外されると、その行程では前記自動走行が継続されるが、次行程での前記直進アシストによる自動走行は不可とされる、請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記次行程での前記自動走行を可能とする選択も設定可能である、請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記直進アシストによる自動走行中に前記シートベルトが外されると、その行程では前記自動走行は継続され、次行程での自動走行開始までに前記シートベルトが付けられると、前記次行程での自動走行は開始される、請求項3記載の作業車両。
【請求項5】
前記シートベルトが外された状態で、前記自動走行が継続されている場合、シートベルトリマインダーが文字やアイコン等で報知され、
前記シートベルトが外された状態で、次行程での前記直進アシストの利用は不可とされた場合、シートベルトしないと自動走行できない旨を報知する、請求項4記載の作業車両。
【請求項6】
前記シートベルトが外された状態では、油圧式無断変速装置のトラニオンの開度の上限が規制される、請求項5記載の作業車両。
【請求項7】
前記シートベルトが外された状態では、田植の作業するための少なくとも施肥量、苗取量、植付深さの作業設定値の変更はできず、ディフォルトの作業設定値で苗の植付は可能であるが、シートベルトリマインダーが報知される、請求項6記載の作業車両。
【請求項8】
田植えの行われる圃場が矩形形状をしており、
長辺側に沿った直線往復走行行程での田植の作業が行われた場合、それぞれの前記直線往復走行行程の始まりと終わりにおける、苗植付部のフロートの接地した地点とフロートの離れた地点の位置を制御部が測位し、
その制御部は、両短辺側のそれぞれ対応する側の各前記地点を直線近似することで、両短辺側での枕地における自動走行のための直進アシスト基準線をそれぞれ取得する直線近似部を有する、請求項7記載の作業車両。
【請求項9】
苗植付部のフロートの接地した地点は、前記フロートが接地し且つ植付が入りになった場所とし、前記フロートの離れた地点は、前記フロートが離れ且つ植付が切りになった場所とする、請求項8記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートベルトを備えた田植機などの作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートベルトを備えた作業車両が知られている。例えば、複数の操縦席の各座席にそれぞれ設けられ、オペレータを拘束する複数のシートベルト装置と、複数のシートベルト装置のうち少なくとも何れか一つが装着状態のときに通電可能となる第1スイッチ回路を含んで構成された電気回路とを備え、電気回路には、第1スイッチ回路に直列に設けられ、第1スイッチ回路が通電状態にないときに複数のシートベルト装置の何れも装着状態でないことを報知する第1報知部を有する第1報知回路を含む技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-049097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、そのような作業車両では、直進アシストに基づく自動走行に関して対応策が想定されていない。
【0005】
本発明では、そのような従来の作業車両の課題を考慮し、直進アシストを利用した自動走行における適切なシートベルトの着用を可能とする作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の本発明は、
GNSSと、
シートベルトと、
前記シートベルトの着脱の有無を検知する検知装置と、
最初の行程の走行において、直進アシストのための走行基準データを登録し、前記走行基準データに基づいて直進アシスト基準線を生成し、前記直進アシスト基準線に対して平行に自動走行する直進アシスト機能を有する制御部とを備え、
前記シートベルトが外された状態で、前記走行基準データの登録は可能であるが、次行程での前記直進アシストの利用は不可とされることを特徴とする作業車両である。
【0007】
第2の本発明は、
前記直進アシストによる自動走行中に前記シートベルトが外されると、その行程では前記自動走行が継続されるが、次行程での前記直進アシストによる自動走行は不可とされる、第1の本発明の作業車両である。
【0008】
第3の本発明は、
前記次行程での前記自動走行を可能とする選択も設定可能である、第2の本発明の作業車両である。
【0009】
第4の本発明は、
前記直進アシストによる自動走行中に前記シートベルトが外されると、その行程では前記自動走行は継続され、次行程での自動走行開始までに前記シートベルトが付けられると、前記次行程での自動走行は開始される、第3の本発明の作業車両である。
【0010】
第5の本発明は、
前記シートベルトが外された状態で、前記自動走行が継続されている場合、シートベルトリマインダーが文字やアイコン等で報知され、
前記シートベルトが外された状態で、次行程での前記直進アシストの利用は不可とされた場合、シートベルトしないと自動走行できない旨を報知する、第4の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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