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公開番号
2025063743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023173175
出願日
2023-10-04
発明の名称
薬剤散布機
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01M
7/00 20060101AFI20250409BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】キャビンの外側方にサイドブームを折り畳んで収納する薬剤散布機がある。サイドブームをキャビン外の昇降スイッチを操作してサイドブームを収納姿勢から垂直姿勢まで上昇させてから、キャビンドアを開けてキャビンに搭乗し、搭乗後にキャビンドアを閉めてキャビン内の昇降スイッチを操作してサイドブームを収納姿勢に下降させてから、機体を進行させるという手間がかかり作業能率が悪いものであった。そこで、作業能率を向上させた薬剤散布機を提供する。
【解決手段】キャビンドア25の開閉操作を検知する開閉センサがキャビンドア25の開き操作を検知すると、昇降アクチュエータ44によりサイドブーム51をキャビンドア25の開閉に干渉しない位置まで上昇させ、開閉センサがキャビンドア25の閉じ操作を検知すると、昇降アクチュエータ44によりサイドブーム51を収納姿勢に下降させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業者が搭乗するキャビンドア(25)を装備したキャビン(20)を備え、該キャビンドア(25)の外側位置に昇降アクチュエータ(44)にて収納姿勢とする薬剤を散布するサイドブーム(51)を設けた薬剤散布機において、キャビンドア(25)の開閉操作を検知する開閉センサ(70)がキャビンドア(25)の開き操作を検知すると、昇降アクチュエータ(44)によりサイドブーム(51)をキャビンドア(25)の開閉に干渉しない位置まで所定角度上昇させ、開閉センサ(70)がキャビンドア(25)の閉じ操作を検知すると、昇降アクチュエータ(44)によりサイドブーム(51)を収納姿勢に下降させることを特徴とする薬剤散布機。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
走行車体(2)に設けた車速センサ(73)が走行車体(2)の移動を検出せず、且つ、サイドブーム(51)が収納姿勢であることの検出時に、サイドブーム(51)の自動上昇制御を行ない、走行車体(2)に設けた車速センサ(73)が走行車体(2)の移動を検出しない時に、サイドブーム(51)の自動下降制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の薬剤散布機。
【請求項3】
キャビンドア(25)の開閉操作によりサイドブーム(51)の自動昇降が行なわれる時に、報知装置(97)を作動させ、報知装置(97)の作動後一定時間が経過するまで、サイドブーム(51)の昇降作動を行なわないことを特徴とする請求項1または請求項2記載の薬剤散布機。
【請求項4】
サイドブーム(51)の自動上昇量と自動下降量は同一であり、自動上昇量と自動下降量を設定する設定手段(98)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の薬剤散布機。
【請求項5】
キャビンドア(25)の閉じ操作によるサイドブーム(51)の自動下降開始後、所定時間経過しても角度センサ(53)がサイドブーム(51)が収納姿勢になっている角度を検出しない、または、ブーム受け(80)のセンサ(72)がサイドブーム(51)がブーム受け(80)に受け止められて支持されていることを検出しない場合、自動下降の作動カウントを+1し、再度サイドブーム(51)を自動下降し、累計カウントがN回に到達した時、報知装置(97)を作動させることを特徴とする請求項2記載の薬剤散布機。
【請求項6】
サイドブーム(51)の自動昇降にて、角度センサ(53)によるサイドブーム(51)の検出角度が一定時間に亘って変化しない時、または、サイドブーム(51)の昇降アクチュエータ(44)の停止機構が負荷により作動した時、サイドブーム(51)の自動昇降を終了することを特徴とする請求項5記載の薬剤散布機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、薬剤の散布を行なう薬剤散布機に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、キャビンの外側方に薬剤散布用のサイドブームを折り畳んで収納する薬剤散布機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-167466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業者がキャビンドアを開けてキャビンに搭乗するには、キャビンの外側に収納したサイドブームをキャビン外の昇降スイッチを操作してサイドブームを収納姿勢から垂直姿勢まで上昇させてから、キャビンドアを開けてキャビンに搭乗し、搭乗後にキャビンドアを閉めてキャビン内の昇降スイッチを操作してサイドブームを収納姿勢に下降させてから、機体を進行させるという手間がかかり作業能率が悪いものであった。
【0005】
本発明では、作業能率を向上させた薬剤散布機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、作業者が搭乗するキャビンドア25を装備したキャビン20を備え、該キャビンドア25の外側位置に昇降アクチュエータ44にて収納姿勢とする薬剤を散布するサイドブーム51を設けた薬剤散布機において、キャビンドア25の開閉操作を検知する開閉センサ70がキャビンドア25の開き操作を検知すると、昇降アクチュエータ44によりサイドブーム51をキャビンドア25の開閉に干渉しない位置まで所定角度上昇させ、開閉センサ70がキャビンドア25の閉じ操作を検知すると、昇降アクチュエータ44によりサイドブーム51を収納姿勢に下降させる薬剤散布機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、キャビンドア25の開き操作時に、サイドブーム51が自動的にキャビンドア25に干渉しない位置まで上昇することにより、キャビン20外の昇降スイッチを先に操作する必要がなくなり、作業能率が向上する。
【0008】
また、キャビンドア25の閉じ操作時に、サイドブーム51が自動的に収納姿勢に下降することにより、作業者がキャビン20内でサイドブーム51を下降操作する必要がなくなり、機体の移動開始までに要する時間を短縮できる。
【0009】
請求項2記載の発明は、走行車体2に設けた車速センサ73が走行車体2の移動を検出せず、且つ、サイドブーム51が収納姿勢であることの検出時に、サイドブーム51の自動上昇制御を行ない、走行車体2に設けた車速センサ73が走行車体2の移動を検出しない時に、サイドブーム51の自動下降制御を行なう請求項1記載の薬剤散布機である。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、走行中であれば、キャビンドア25を開閉操作してもサイドブーム51の自動昇降が行なわれないので、移動中に電線等にサイドブーム51が接触することを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
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