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公開番号2025075692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187043
出願日2023-10-31
発明の名称農業用トラクタ
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01B 33/16 20060101AFI20250508BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、農業用トラクタで圃場の耕耘作業を行う場合に良好な耕耘後地とするための走行速度と耕耘装置の駆動回転数を自動で制御して、農業用トラクタの操縦を更に使い易くすることを課題とする。
【解決手段】車体の後部に耕耘装置30を装着した農業用トラクタにおいて、耕耘装置30後部の圃場面を監視する監視装置35を設け、該監視装置35が検知した画像を分析し、所望の耕耘後地となるようトラクタの走行速度と耕耘装置30の駆動速度を変速制御することを特徴とする農業用トラクタとする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
車体の後部に耕耘装置(30)を装着した農業用トラクタにおいて、耕耘装置(30)後部の圃場面を監視する監視装置(35)を設け、該監視装置(35)が検知した画像を分析し、あらかじめ定められた耕耘後地となるようトラクタの走行速度と耕耘装置(30)の駆動速度を変速制御することを特徴とする農業用トラクタ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
監視装置(35)が耕耘地の凹凸を写すLiDARセンサ(35a)で、写した画像で凹凸が所定レベルより大きいと判定すると車体の走行速度を所定レベルより遅く耕耘装置(30)の耕耘爪(32)の回転数を所定レベルより速くに変速制御することを特徴とする請求項1に記載の農業用トラクタ。
【請求項3】
監視装置(35)が耕耘地の色合いを写すCCDカメラ(35b)で、写した画像の色合いで耕耘地に鋤き込まれた散布物が所定レベルより少ないと車体の走行速度を所定レベルより遅く耕耘装置(30)の耕耘爪(32)の回転数を所定レベルより速くに変速制御することを特徴とする請求項1に記載の農業用トラクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場を耕す農業用トラクタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
農業用トラクタはトラクタの機体後部に耕耘装置を装着して圃場を耕起したり圃場に裁断して放置した排桿や雑草を土中に鋤込んだりする等の農作業を行う。
【0003】
農業用トラクタは、特許文献1に記載の如く、軟弱な圃場を安定して走行できるように四輪駆動走行としたり路上で二輪駆動走行したりと自動で駆動方法を切り替える。また、機体後部に装着した耕耘装置が自動で水平を維持したり一定角度傾けを維持して走行して作業を行えるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4656249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記の農業用トラクタは、機体を操縦する作業者の操縦操作を楽に行えるようにするが、耕耘装置を機体に装着して耕耘作業を行う場合は、耕耘爪の回転数や機体の走行速度を調整して圃場が望み通りの耕耘跡に耕されるようにしなければならず、耕耘後地を見ながら操縦条件をしなければならず、操縦操作が面倒である。
【0006】
本発明は、農業用トラクタで圃場の耕耘作業を行う場合に良好な耕耘後地とするための走行速度と耕耘装置の駆動回転数を自動で制御して、農業用トラクタの操縦を更に使い易くすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、車体の後部に耕耘装置30を装着した農業用トラクタにおいて、耕耘装置30後部の圃場面を監視する監視装置35を設け、該監視装置35が検知した画像を分析し、あらかじめ定められた耕耘後地となるようトラクタの走行速度と耕耘装置30の駆動速度を変速制御することを特徴とする農業用トラクタとする。
【0009】
請求項2の発明は、監視装置35が耕耘地の凹凸を写すLiDARセンサ35aで、写した画像で凹凸が所定レベルより大きいと判定すると車体の走行速度を所定レベルより遅く耕耘装置30の耕耘爪32の回転数を所定レベルより速くに変速制御することを特徴とする請求項1に記載の農業用トラクタとする。
【0010】
請求項3の発明は、監視装置35が耕耘地の色合いを写すCCDカメラ35bで、写した画像の色合いで耕耘地に鋤き込まれた散布物が所定レベルより少ないと車体の走行速度を所定レベルより遅く耕耘装置30の耕耘爪32の回転数を所定レベルより速くに変速制御することを特徴とする請求項1に記載の農業用トラクタとする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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