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公開番号2025078182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190568
出願日2023-11-08
発明の名称油圧ポンプシステム
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B60K 6/36 20071001AFI20250513BHJP(車両一般)
要約【課題】 従来の人参収穫車両またはコンバイン収穫機のような作業車両の油圧ポンプシステムについては、エンジンによる機械動力とモーターによる電気動力との間での動力選択が必ずしもスムーズに行われないことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 ワンウェイクラッチ内側部材51はメイン油圧ポンプ30のメイン油圧ポンプ駆動軸部材31と接続されており、ワンウェイクラッチ外側部材52はサブ油圧ポンプ40のサブ油圧ポンプ駆動軸部材41と接続されており、エンジン10のエンジン回転軸部材11はメイン油圧ポンプ駆動軸部材31またはワンウェイクラッチ内側部材51と接続されており、モーター20のモーター回転軸部材21はワンウェイクラッチ外側部材52またはサブ油圧ポンプ駆動軸部材41と接続されている油圧ポンプシステムである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンにより発生されたエンジン回転動力、およびモーターにより発生されたモーター回転動力が駆動力として入力される油圧ポンプシステムであって、
メイン油圧ポンプ、サブ油圧ポンプおよびワンウェイクラッチ機構を備えており、
前記ワンウェイクラッチ機構はワンウェイクラッチ内側部材およびワンウェイクラッチ外側部材を有し、
前記ワンウェイクラッチ内側部材は前記メイン油圧ポンプのメイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記ワンウェイクラッチ外側部材は前記サブ油圧ポンプのサブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記エンジンのエンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材または前記ワンウェイクラッチ内側部材と接続されており、
前記モーターのモーター回転軸部材は前記ワンウェイクラッチ外側部材または前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されていることを特徴とする油圧ポンプシステム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記エンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記モーター回転軸部材は前記ワンウェイクラッチ外側部材と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項3】
前記エンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記モーター回転軸部材は前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項4】
前記ワンウェイクラッチ内側部材は、前記モーター回転軸部材と平行に並ぶ回転軸部材であることを特徴とする請求項2に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項5】
前記メイン油圧ポンプおよび前記サブ油圧ポンプの油圧が前記エンジン回転動力のみで得られないとき、前記モーターは駆動されることを特徴とする請求項4に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項6】
前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材の軸回転数が前記エンジン回転動力のみで得られないとき、前記モーターは駆動され、
前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材の前記軸回転数が前記エンジン回転動力のみで得られるとき、前記モーターは駆動されず発電を行うことを特徴とする請求項5に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項7】
前記モーターが駆動されず前記発電を行っているとき、前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材の前記軸回転数が前記エンジン回転動力のみで得られなくなった場合において、前記モーターの磁界がカットされて前記発電が終了された後、前記モーターは駆動されることを特徴とする請求項6に記載の油圧ポンプシステム。
【請求項8】
前記モーターが駆動されず前記発電を行っているとき、前記発電によるバッテリの充電が完了した場合において、前記モーターの前記磁界がカットされて前記発電が終了されることを特徴とする請求項7に記載の油圧ポンプシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人参収穫車両またはコンバイン収穫機のような作業車両の油圧ポンプシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンとこのエンジンに駆動される発電機と走行用バッテリを搭載し、この発電機によって発電された電力およびバッテリに蓄えられた電力によってモータを駆動し走行するハイブリッド型電気自動車において、モータの回転を変速して駆動輪に伝達する走行用変速機と、エンジンの回転を変速して発電機に伝える発電用変速機と、走行用変速機および発電用変速機に潤滑油を供給する単一の油圧ポンプと、油圧ポンプの駆動源をエンジンとモータのいずれか一方に選択する駆動源選択機構と、を有するハイブリッド型電気自動車が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-315059号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が人参収穫車両またはコンバイン収穫機のような作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、従来の作業車両の油圧ポンプシステムについては、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、従来の人参収穫車両またはコンバイン収穫機のような作業車両の油圧ポンプシステムについては、エンジンによる機械動力とモーターによる電気動力との間での動力選択が必ずしもスムーズに行われないことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる油圧ポンプシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、エンジンにより発生されたエンジン回転動力、およびモーターにより発生されたモーター回転動力が駆動力として入力される油圧ポンプシステムであって、
メイン油圧ポンプ、サブ油圧ポンプおよびワンウェイクラッチ機構を備えており、
前記ワンウェイクラッチ機構はワンウェイクラッチ内側部材およびワンウェイクラッチ外側部材を有し、
前記ワンウェイクラッチ内側部材は前記メイン油圧ポンプのメイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記ワンウェイクラッチ外側部材は前記サブ油圧ポンプのサブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記エンジンのエンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材または前記ワンウェイクラッチ内側部材と接続されており、
前記モーターのモーター回転軸部材は前記ワンウェイクラッチ外側部材または前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されていることを特徴とする油圧ポンプシステムである。
【0009】
第2の本発明は、前記エンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記モーター回転軸部材は前記ワンウェイクラッチ外側部材と接続されていることを特徴とする第1の本発明の油圧ポンプシステムである。
【0010】
第3の本発明は、前記エンジン回転軸部材は前記メイン油圧ポンプ駆動軸部材と接続されており、
前記モーター回転軸部材は前記サブ油圧ポンプ駆動軸部材と接続されていることを特徴とする第1の本発明の油圧ポンプシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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