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公開番号2025069835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179808
出願日2023-10-18
発明の名称資材散布装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 15/00 20060101AFI20250423BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】肥料タンク内の肥料を繰出部の繰出ロールで繰り出して圃場に散布する施肥装置がある。繰出部には、繰出ロールの外周面に摺接して肥料繰出量を一定に保つブラシが設けられているが、繰出ロールの肥料を収容して繰り出す凹部を清掃する部材が無く、頻繁に繰出部を分解して繰出ロールを清掃する必要があり、メンテナンス作業工数が多いという課題があった。そこで、メンテナンス作業工数を削減できる資材散布装置を提供する。
【解決手段】資材タンク60内の資材Fを繰出部61の繰出ロール72で繰り出して圃場に散布する資材散布装置において、繰出部61に繰出ロール72の外周面に摺接して資材繰出量を一定にする第1ブラシ73と繰出ロール72の凹部72aを清掃する第2ブラシ74を設ける。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
資材タンク(60)内の資材(F)を繰出部(61)の繰出ロール(72)で繰り出して圃場に散布する資材散布装置において、繰出部(61)に繰出ロール(72)の外周面に摺接して資材繰出量を一定にする第1ブラシ(73)と繰出ロール(72)の凹部(72a)を清掃する第2ブラシ(74)を設けたことを特徴とする資材散布装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
第1ブラシ(73)の先端が繰出ロール(72)の外周面に摺接し、第2ブラシ(74)の先端が凹部(72a)内に入り込むことを特徴とする請求項1に記載の資材散布装置。
【請求項3】
第1ブラシ(73)が凹部(72a)内の資材(F)が落下するまでの位置に設けられ、第2ブラシ(74)が凹部(72a)内の資材(F)が落下してからの位置に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の資材散布装置。
【請求項4】
第2ブラシ(74)がアクチュエータの作動にて第2ブラシ(74)の先端が繰出ロール(72)の凹部(72a)内に入り込んだ位置と第2ブラシ(74)の先端が凹部(72a)内から出た位置との間を移動することを特徴とする請求項3に記載の資材散布装置。
【請求項5】
第2ブラシ(74)が繰出ロール(72)の回転数が所定回数となると第2ブラシ(74)の先端が繰出ロール(72)の凹部(72a)内に入り込んだ位置に移動することを特徴とする請求項4に記載の資材散布装置。
【請求項6】
機体に設けたブラシ清掃モードスイッチを清掃モードにした時に、第2ブラシ(74)を第2ブラシ(74)の先端が繰出ロール(72)の凹部(72a)内に入り込んだ位置に移動することを特徴とする請求項4に記載の資材散布装置。
【請求項7】
資材タンク(60)内に設けた資材切れセンサが資材切れを検出した時のみ、第2ブラシ(74)を第2ブラシ(74)の先端が繰出ロール(72)の凹部(72a)内に入り込んだ位置に移動することを特徴とする請求項6に記載の資材散布装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肥料を圃場に散布する施肥装置等の資材散布装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
肥料タンク内の肥料を繰出部の繰出ロールで繰り出して圃場に散布する施肥装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-290117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
繰出部には、繰出ロールの外周面に摺接して肥料繰出量を一定に保つブラシが設けられているが、繰出ロールの肥料を収容して繰り出す凹部を清掃する部材が無く、頻繁に繰出部を分解して繰出ロールを清掃する必要があり、メンテナンス作業工数が多いという課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メンテナンス作業工数を削減できる資材散布装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、資材タンク60内の資材Fを繰出部61の繰出ロール72で繰り出して圃場に散布する資材散布装置において、繰出部61に繰出ロール72の外周面に摺接して資材繰出量を一定にする第1ブラシ73と繰出ロール72の凹部72aを清掃する第2ブラシ74を設けた資材散布装置である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、繰出部61に繰出ロール72の外周面に摺接して資材繰出量を一定にする第1ブラシ73と繰出ロール72の凹部72aを清掃する第2ブラシ74を設けたので、繰出部61を分解して繰出ロール72を清掃する回数が減り、メンテナンス作業工数の削減が図れる。
【0008】
請求項2記載の発明は、第1ブラシ73の先端が繰出ロール72の外周面に摺接し、第2ブラシ74の先端が凹部72a内に入り込む請求項1に記載の資材散布装置である。
【0009】
請求項3記載の発明は、第1ブラシ73が凹部72a内の資材Fが落下するまでの位置に設けられ、第2ブラシ74が凹部72a内の資材Fが落下してからの位置に設けられている請求項1または請求項2に記載の資材散布装置である。
【0010】
請求項4記載の発明は、第2ブラシ74がアクチュエータの作動にて第2ブラシ(74)の先端が繰出ロール72の凹部72a内に入り込んだ位置と第2ブラシ(74)の先端が凹部72a内から出た位置との間を移動する請求項3に記載の資材散布装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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