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公開番号2025068280
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178068
出願日2023-10-16
発明の名称作業車の変速装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類B60K 20/02 20060101AFI20250421BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明は、油圧無段変速装置を足踏みペダルで変速して操縦する作業車で、足踏みペダルと油圧無段変速装置の連動を強固にすることを課題とする。
【解決手段】エンジン2の出力回転を変速するミッションケース3に設けるHST4の回転を変速操作するHSTペダル9をフロア8に設けた作業車において、HST4に取り付ける操作ボックス30にHST枢支軸20とブレーキ枢支軸21を横架支持し、HST4側のフランジ22から前記HST枢支軸20とブレーキ枢支軸21を補強フレーム25で連結したことを特徴とする作業車の変速装置とする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項１】
エンジン（２）の出力回転を変速するミッションケース（３）に設けるＨＳＴ（４）の回転を変速操作するＨＳＴペダル（９）をフロア（８）に設けた作業車において、ＨＳＴ（４）に取り付ける操作ボックス（３０）にＨＳＴ枢支軸（２０）とブレーキ枢支軸（２１））を横架支持し、ＨＳＴ（４）側のフランジ（２２）から前記ＨＳＴ枢支軸（２０）とブレーキ枢支軸（２１）を補強フレーム（２５）で連結したことを特徴とする作業車の変速装置。
続きを表示（約 160 文字）【請求項２】
補強フレーム（２５）の下側に底部側をガードする下部フレーム（２６）を設けたことを特徴とする請求項１に記載の作業車の変速装置。
【請求項３】
下部フレーム（２６）の上部でＨＳＴ枢支軸（２０）とブレーキ枢支軸（２１）に給油ニップル（２０ａ，２１ａ）を設けた請求項２に記載の作業車の変速装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、油圧無段変速装置で走行速度を変速する作業車の無段変速操作装置に関する。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
農作業車や土木作業車等の作業車は、作業場で前進と後進を繰り返しながら走行速度を変速して作業に適した速度で走行できるようにしている。
【０００３】
例えば、特開２００４－２８３０９号公報には静油圧式無段変速装置（以下、ＨＳＴという）を足踏み操作で変速する前進ペダルと後進ペダルを設け、操向操縦で前進と後進の走行速度を変速するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００４－２８３０９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
前記の作業車は足踏みで変速するために、強く踏み込むことがある足踏みペダルと油圧無段変速装置を強固に連結しなければならない。
【０００６】
本発明は、油圧無段変速装置を足踏みペダルで変速して操縦する作業車で、足踏みペダルと油圧無段変速装置の連動を強固にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００８】
請求項１の発明は、エンジン２の出力回転を変速するミッションケース３に設けるＨＳＴ４の回転を変速操作するＨＳＴペダル９をフロア８に設けた作業車において、ＨＳＴ４に取り付ける操作ボックス３０にＨＳＴ枢支軸２０とブレーキ枢支軸２１を横架支持し、ＨＳＴ４側のフランジ２２から前記ＨＳＴ枢支軸２０とブレーキ枢支軸２１を補強フレーム２５で連結したことを特徴とする作業車の変速装置とする。
【０００９】
請求項２の発明は、補強フレーム２５の下側に底部側をガードする下部フレーム２６を設けたことを特徴とする請求項１に記載の作業車の変速装置とする。
【００１０】
請求項３の発明は、下部フレーム２６の上部でＨＳＴ枢支軸２０とブレーキ枢支軸２１に給油ニップル２０ａ，２１ａを設けた請求項２に記載の作業車の変速装置とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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