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公開番号2025072526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025017828,2020159405
出願日2025-02-05,2020-09-24
発明の名称穀物乾燥機の乾燥システム
出願人井関農機株式会社
代理人
主分類F26B 17/14 20060101AFI20250430BHJP(乾燥)
要約【課題】この発明は、穀物の脂肪酸度が上昇しにくくする乾燥システムを提供する。
【解決手段】穀物の脂肪酸度を測定する脂肪酸度測定手段と、穀物を乾燥する穀物乾燥機を備え、穀物乾燥機は、穀物の乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードと、穀物の乾燥速度を高速とすることで時間を優先するモードとを切り替え可能に構成され、前記脂肪酸度測定手段が穀物の脂肪酸度が多いことを検出した場合に前記乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードで運転することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
穀物の脂肪酸度を測定する脂肪酸度測定手段と、
穀物を乾燥する穀物乾燥機を備え、
穀物乾燥機は、穀物の乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードと、穀物の乾燥速度を高速とすることで時間を優先するモードとを切り替え可能に構成され、
前記脂肪酸度測定手段が穀物の脂肪酸度が多いことを検出した場合に前記乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードで運転することを特徴とする穀物乾燥機の乾燥システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記脂肪酸度測定手段が穀物の脂肪酸度が多いことを検出した場合に穀物乾燥機に収容できる穀物量の上限を下げるように制御することを特徴とする請求項1記載の穀物乾燥機の乾燥システム。
【請求項3】
前記脂肪酸度測定手段が測定する収穫時の穀物の脂肪酸度と、乾燥後の穀物の脂肪酸度とに基づいて、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加した場合に、次回の穀物の乾燥する乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードで運転することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穀物乾燥機の乾燥システム。
【請求項4】
前記脂肪酸度測定手段が測定する収穫時の穀物の脂肪酸度と、乾燥後の穀物の脂肪酸度とに基づいて、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加した場合に、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加しなかった場合に比べて、低い評価ポイントを付与することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の穀物乾燥機の乾燥システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、穀物の乾燥に関するシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
穀物の品位(品質)を検査する技術に関し、例えば、以下の特許文献1に記載された技術が知られている。
【0003】
特許文献1(特開2001-74618号公報)には、粒選別装置(5)で脱っぷ後の穀物サンプルを整玄米と未熟米に選別し、整玄米を貯留タンク(21)に送った後、貯留タンク(21)から食味計(登録商標)(9)と米質計(10)に整玄米を送って、食味と米質を測定する技術が記載されている。特許文献1では、米質計(10)は、整玄米の1粒ごとに光を照射して、光の透過量や反射量から良玄米、未熟米、着色粒、死米、胴割れ等の品位を判定している。また、特許文献1では、食味計(登録商標)(9)は、整玄米の1粒ごとに光を照射した場合の透過光や反射光を分光分析して穀物の食味に関連する波長成分から、アミロース値やたんぱく質、水分等の品位を判定したり、食味に関連する波長の光を整玄米に照射して吸光度から品位を判定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-74618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、穀物の脂肪酸度が上昇しにくくする乾燥システムを提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、
穀物の脂肪酸度を測定する脂肪酸度測定手段と、
穀物を乾燥する穀物乾燥機を備え、
穀物乾燥機は、穀物の乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードと、穀物の乾燥速度を高速とすることで時間を優先するモードとを切り替え可能に構成され、
前記脂肪酸度測定手段が穀物の脂肪酸度が多いことを検出した場合に前記乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードで運転することを特徴とする穀物乾燥機の乾燥システムである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、
前記脂肪酸度測定手段が穀物の脂肪酸度が多いことを検出した場合に穀物乾燥機に収容できる穀物量の上限を下げるように制御することを特徴とする請求項1記載の穀物乾燥機の乾燥システムである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、
前記脂肪酸度測定手段が測定する収穫時の穀物の脂肪酸度と、乾燥後の穀物の脂肪酸度とに基づいて、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加した場合に、次回の穀物の乾燥する乾燥速度を低速とすることで品質を優先するモードで運転することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穀物乾燥機の乾燥システムである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、
前記脂肪酸度測定手段が測定する収穫時の穀物の脂肪酸度と、乾燥後の穀物の脂肪酸度とに基づいて、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加した場合に、収穫時の脂肪酸度よりも乾燥後の脂肪酸度が増加しなかった場合に比べて、低い評価ポイントを付与することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の穀物乾燥機の乾燥システムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明よれば、穀物の脂肪酸度が上昇しにくくする乾燥システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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