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公開番号
2025047873
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156631
出願日
2023-09-22
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
A01D
41/12 20060101AFI20250327BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】加熱による脱穀装置で選別処理された穀粒の品質の劣化を防止することができるコンバインを提案する。
【解決手段】エンジン(E)で燃焼された排ガスの排気音を低減するサイレンサ(36)の後側にテールパイプ(37)を接続し、平面視において、テールパイプ(37)を、脱穀装置(4)の右壁とホッパ(7)の左壁から所定の間隔を隔てて前後方向に直線状に延在させ、側面視において、テールパイプ(37)を、前端部から後上がりに延在する前側部(37A)と、前側部(37A)の後部から後方に直線状に延在する中間部(37B)と、中間部(37B)の後部から直線状に延在してホッパ(7)の後壁よりも後側に至る後側部(37C)で形成し、中間部(37B)の前部を揚穀筒(26)に固定し、後側部(37C)の後部を第2横フレーム(24)に着脱自在に支持した。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の左側に脱穀選別処理する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後側に選別処理された穀粒を貯留するホッパ(7)を設けたコンバインにおいて、
前記ホッパ(7)の前壁を機体フレーム(1)に立設する左右一対の第1縦フレーム(20)の上部を連結する第1横フレーム(21)に支持し、
前記ホッパ(7)の後壁を機体フレーム(1)に立設する第2縦フレーム(23)の上部と脱穀装置(4)の右壁を連結する第2横フレーム(24)に支持し、
前記ホッパ(7)の左壁を脱穀装置(4)の右壁と穀粒を揚穀する揚穀筒(26)で連結し、
前記エンジン(E)で燃焼された排ガスの排気音を低減するサイレンサ(36)の後側にテールパイプ(37)を接続し、
平面視において、前記テールパイプ(37)を、前記脱穀装置(4)の右壁とホッパ(7)の左壁から所定の間隔を隔てて前後方向に直線状に延在させ、
側面視において、前記テールパイプ(37)を、前端部から後上がりに延在する前側部(37A)と、該前側部(37A)の後部から後方に直線状に延在する中間部(37B)と、該中間部(37B)の後部から直線状に延在して前記ホッパ(7)の後壁よりも後側に至る後側部(37C)で形成し、
前記中間部(37B)の前部を揚穀筒(26)に固定し、前記後側部(37C)の後部を第2横フレーム(24)に着脱自在に支持したことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記後側部(37C)を、前記前側部(37A)よりも緩やかに後上がり傾斜姿勢に形成した請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記ホッパ(7)を直方体状に形成されたタンク部(10)と、該タンク部(10)の下側に設けられた逆角錐状に形成された漏斗部(11)で形成し、
側面視において、前記中間部(37B)を漏斗部(11)の上端部と下端部の間に配置した請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記接続管(36B)と前側部(37A)の接続部を、前記漏斗部(11)の下端部よりも前方下側に配置した請求項3記載のコンバイン。
【請求項5】
前記サイレンサ(36)の接続管(36B)の外径よりも、前記前側部(37A)の内径を大きく形成した請求項4記載のコンバイン。
【請求項6】
前記後側部(37C)の後部に延長テールパイプ(50)を接続し、
平面視において、該延長テールパイプ(50)を、前端部から後側に延在した後に左方に湾曲する湾曲部(50A)と、該湾曲部(50A)の左部から左方に延在して前記脱穀装置(4)の左壁の近傍に至る延伸部(50B)で形成した請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項7】
前記後側部(37C)の外径よりも、前記湾曲部(50A)の内径を大きく形成した請求項6記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンで燃焼された排ガスを流動するテールパイプを備えたコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、脱穀装置とホッパの間に形成された空間に配置された、後方に直線状に延在するテールパイプを前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた複数の連結部材を介して脱穀装置の右壁に支持する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-208386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、排ガスにより加熱されたテールパイプの熱が脱穀装置に伝播して脱穀装置で選別処理された穀粒の表面を焦がす等の品質を劣化させる恐れがあることが指摘されていた。
【0005】
そこで、本発明の主たる課題は、加熱による脱穀装置で選別処理された穀粒の品質の劣化を防止することができるコンバインを提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)を搭載した機体フレーム(1)の左側に脱穀選別処理する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後側に選別処理された穀粒を貯留するホッパ(7)を設けたコンバインにおいて、
前記ホッパ(7)の前壁を機体フレーム(1)に立設する左右一対の第1縦フレーム(20)の上部を連結する第1横フレーム(21)に支持し、前記ホッパ(7)の後壁を機体フレーム(1)に立設する第2縦フレーム(23)の上部と脱穀装置(4)の右壁を連結する第2横フレーム(24)に支持し、前記ホッパ(7)の左壁を脱穀装置(4)の右壁と穀粒を揚穀する揚穀筒(26)で連結し、前記エンジン(E)で燃焼された排ガスの排気音を低減するサイレンサ(36)の後側にテールパイプ(37)を接続し、平面視において、前記テールパイプ(37)を、前記脱穀装置(4)の右壁とホッパ(7)の左壁から所定の間隔を隔てて前後方向に直線状に延在させ、側面視において、前記テールパイプ(37)を、前端部から後上がりに延在する前側部(37A)と、該前側部(37A)の後部から後方に直線状に延在する中間部(37B)と、該中間部(37B)の後部から直線状に延在して前記ホッパ(7)の後壁よりも後側に至る後側部(37C)で形成し、 前記中間部(37B)の前部を揚穀筒(26)に固定し、前記後側部(37C)の後部を第2横フレーム(24)に着脱自在に支持したことを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記後側部(37C)を、前記前側部(37A)よりも緩やかに後上がり傾斜姿勢に形成した請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記ホッパ(7)を直方体状に形成されたタンク部(10)と、該タンク部(10)の下側に設けられた逆角錐状に形成された漏斗部(11)で形成し、側面視において、前記中間部(37B)を漏斗部(11)の上端部と下端部の間に配置した請求項1又は2記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記接続管(36B)と前側部(37A)の接続部を、前記漏斗部(11)の下端部よりも前方下側に配置した請求項3記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記サイレンサ(36)の接続管(36B)の外径よりも、前記前側部(37A)の内径を大きく形成した請求項4記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)
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