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公開番号
2025079689
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192529
出願日
2023-11-10
発明の名称
作業車のディーゼルエンジン排気浄化装置
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
F01N
3/08 20060101AFI20250515BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】本発明は、作業車に搭載するディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するために必要なDPF装置とSCR装置を廉価に走行車体に取り付けることを課題とする。
【解決手段】走行車体10の前部にディーゼルエンジン40を搭載した作業車において、ディーゼルエンジン40のエンジン本体41上に載置したDPF装置4と該DPF装置4から離してエンジン本体41と一体のSCRブラケット25に搭載したSCR装置5を、排気パイプ52で連結し、SCR装置5から走行車体10に取り付けたテールパイプ42に排気することを特徴とする作業車のディーゼルエンジン排気装置とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行車体(10)の前部にディーゼルエンジン(40)を搭載した作業車において、ディーゼルエンジン(40)のエンジン本体(41)上に載置したDPF装置(4)と該DPF装置(4)から離してエンジン本体(41)と一体のSCRブラケット(25)に搭載したSCR装置(5)を、排気パイプ(52)で連結し、SCR装置(5)から走行車体(10)に取り付けたテールパイプ(42)に排気することを特徴とする作業車のディーゼルエンジン排気装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
SCRブラケット(25)をエンジン本体(41)のリアプレート(37)に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のディーゼルエンジン排気装置。
【請求項3】
ディーゼルエンジン(40)を取り付ける走行車体(10)のサイドフレーム(38)にSCRブラケット(25)を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のディーゼルエンジン排気装置。
【請求項4】
ディーゼルエンジン(40)のエンジン本体(41)に直結するトランスミッションケース(45)にSCRブラケット(25)を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のディーゼルエンジン排気装置。
【請求項5】
ディーゼルエンジン(40)の排気ガス流路にDPF装置(4)とSCR装置(5)を設けた作業車において、SCR装置(5)から出る排気ガス流路に排気ガスを旋回させて排気中の水分を遠心分離する水分離ケース(47)を設けたことを特徴とする作業車のディーゼルエンジン排気装置。
【請求項6】
ディーゼルエンジン(40)の排気ガス流路にDPF装置(4)とSCR装置(5)を設けた作業車において、テールパイプ(42)内にNOxセンサ(55)を設け、排出側の上部にガスの流速を速める、またはガスの流れを逸らすセンサ保護ガイド(56)を設けたことを特徴とする作業車のディーゼルエンジン排気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車に搭載するディーゼルエンジンの排気浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
トラクターやコンバイン等の農作業車や土木作業車にはディーゼルエンジンが搭載され、排気ガスを浄化するために、排ガスに尿素水を供給して窒素酸化物(NOx)をNO
2
に還元するSCR(選択触媒還元)装置と排気ガス中の粒状化物質(PM)を捕集して焼却するDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)装置が排気ガスの排出経路に設けられている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のトラクターでは、走行車体前部のボンネット内に搭載されたディーゼルエンジン本体上にDPF装置が搭載され、走行車体に立設したキャビン支柱に沿わせて立設したテールパイプの下部にSCR装置が取り付けられて、DPF装置とSCR装置が尿素混合管と蛇腹状連結パイプで連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6177005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来のトラクターのディーゼルエンジン排気ガス浄化装置は、DPF装置がディーゼルエンジンに取り付けられSCR装置が走行車体のキャビン支柱に取り付けられているために、ディーゼルエンジン本体の振動をSCR装置に伝えないようにするために蛇腹状連結パイプを必要としていた。
【0006】
本発明は、作業車に搭載するディーゼルエンジンの排気ガスを浄化するために必要なDPF装置とSCR装置を廉価に走行車体に取り付けることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、走行車体10の前部にディーゼルエンジン40を搭載した作業車において、ディーゼルエンジン40のエンジン本体41上に載置したDPF装置4と該DPF装置4から離してエンジン本体41と一体のSCRブラケット25に搭載したSCR装置5を、排気パイプ52で連結し、SCR装置5から走行車体10に取り付けたテールパイプ42に排気することを特徴とする作業車のディーゼルエンジン排気装置とする。
【0009】
請求項2の発明は、SCRブラケット25をエンジン本体41のリアプレート37に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のディーゼルエンジン排気装置とする。
【0010】
請求項3の発明は、ディーゼルエンジン40を取り付ける走行車体10のサイドフレーム38にSCRブラケット25を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の作業車のディーゼルエンジン排気装置とする。
(【0011】以降は省略されています)
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