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公開番号
2025077150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189137
出願日
2023-11-06
発明の名称
汎用コンバインの脱穀装置
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01F
12/22 20060101AFI20250512BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、汎用コンバインに搭載する脱穀装置において、扱胴の脱穀処理効率を良好に維持すると共に消耗した扱歯の補修を容易に行えるようにすることを課題とする。
【解決手段】機体フレーム1の前に設ける刈取前処理装置3で刈り取った穀稈を脱穀装置4に取り込み、穀粒を脱穀して収穫する汎用コンバインにおいて、穀稈を取り込むインペラ31と多くの扱歯14を立設したロータ32で扱胴11を構成し、その扱胴11の下半部を受網12で囲んで扱室10を構成し、インペラ31の直後に設ける前扱歯14aは中間部の中間扱歯14bよりも短く突出させたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
機体フレーム(1)の前に設ける刈取前処理装置(3)で刈り取った穀稈を脱穀装置(4)に取り込み、穀粒を脱穀して収穫する汎用コンバインにおいて、穀稈を取り込むインペラ(31)と複数個の扱歯(14)を立設したロータ(32)で扱胴(11)を構成し、その扱胴(11)の下半部を受網(12)で囲んで扱室(10)を構成し、インペラ(31)の直後に設ける前扱歯(14a)は中間部の中間扱歯(14b)よりも所定長さ(L1)短く突出させたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
扱胴(11)の終端側に設ける後扱歯(14c)を前扱歯(14a)と同じく所定長さ(L1)短く突出させたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置。
【請求項3】
扱室(10)内の受網(12)側部に受網(12)の周面に沿って上から略同間隔或いは僅かに広げて揺動選別装置(21)に向かう弧状ガイド板(18)を設けたことを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の汎用コンバインの脱穀装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、汎用コンバインに搭載する脱穀装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
汎用コンバインは、特開2008―169686号公報に記載されているように、圃場に植生する穀稈を刈取前処理装置で刈り取って、脱穀装置に投入し穀粒を脱穀選別してその穀粒をグレンタンクに溜めて収穫し、脱穀済みの排桿を圃場に排出するようにしている。
【0003】
そして、脱穀装置は、外周に扱歯が立設された扱胴が扱室内に軸支され、その扱胴と扱胴の下半部に設けた扱網との間で穀稈が後方へ送られながら扱がれて穀粒を含んだ脱穀物が扱網から下方の揺動選別装置上に漏下して穀粒が選別され、その穀粒がグレンタンクに溜められて収穫される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008―169686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記従来の汎用コンバインの脱穀装置で扱室内に軸支される扱胴は、前扱胴板に向けて円錐胴の周囲に螺旋歯を設けたインペラと前後扱胴板に円筒状に配置する6本の筒状フレームに扱歯を放射状に所定間隔で配設した構成で、この扱胴の下半分を扱網で囲み、扱室内へ送り込まれた穀稈が扱歯と筒状フレームと扱網の間で扱がれて穀粒が脱穀する。このために、インペラから押し込まれる多量の穀稈で扱胴前端側の扱歯が抵抗を受けて摩耗し短くなったり一部の穀稈が6本の筒状フレーム内側に入り込んで滞留したりして脱穀処理効率が低下する傾向がある。
【0006】
本発明は、汎用コンバインに搭載する脱穀装置において、扱胴の脱穀処理効率を良好に維持すると共に消耗した扱歯の補修を容易に行えるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、機体フレーム1の前に設ける刈取前処理装置3で刈り取った穀稈を脱穀装置4に取り込み、穀粒を脱穀して収穫する汎用コンバインにおいて、穀稈を取り込むインペラ31と複数個の扱歯14を立設したロータ32で扱胴11を構成し、その扱胴11の下半部を受網12で囲んで扱室10を構成し、インペラ31の直後に設ける前扱歯14aは中間部の中間扱歯14bよりも所定長さL1短く突出させたことを特徴とする汎用コンバインの脱穀装置とする。
【0009】
請求項2の発明は、扱胴11の終端側に設ける後扱歯14cを前扱歯14aと同じく所定長さL1短く突出させたことを特徴とする請求項1に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【0010】
請求項3の発明は、扱室10内の受網12側部に受網12の周面に沿って上から略同間隔或いは僅かに広げて揺動選別装置21に向かう弧状ガイド板18を設けたことを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の汎用コンバインの脱穀装置とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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