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公開番号
2025030613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136075
出願日
2023-08-24
発明の名称
釣糸ガイド及び釣竿
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
主分類
A01K
87/04 20060101AFI20250228BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣糸ガイドの高さとボリュームを抑制しつつ、釣糸をスムーズに案内する。
【解決手段】釣糸を案内する環状案内面20を有する環状部10と、環状部10を支持し、竿体2の軸方向に延び、竿体2に取り付けられる取付部11と、を備え、環状案内面20は、環状部10内にある第1中心41bを中心とし第1半径で定義される第1円41の第1円弧41aに沿う第1案内面31と、第1案内面31より取付部11側に設けられ、第2中心42bを中心とし第1半径よりも大きい第2半径で定義される第2円42の第2円弧42aに沿う第2案内面32と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
竿体に装着される釣糸ガイドであって、
釣糸を案内する環状案内面を有する環状部と、
前記環状部を支持し、前記竿体の軸方向に延び、前記竿体に取り付けられる取付部と、
を備え、
前記環状案内面は、
前記環状部内にある第1中心を中心とし第1半径で定義される第1円の第1円弧に沿う第1案内面と、
前記第1案内面より前記取付部側に設けられ、第2中心を中心とし前記第1半径よりも大きい第2半径で定義される第2円の第2円弧に沿う第2案内面と、
を有する、釣糸ガイド。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1案内面は、前記第1円の180度を越える範囲で前記第1円弧に沿う、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項3】
前記第1案内面は、前記第1円の200度以上240度以下の範囲で前記第1円弧に沿う、請求項2に記載の釣糸ガイド。
【請求項4】
前記第1中心と前記第2中心は、互いに異なる、請求項1に記載の釣糸ガイド。
【請求項5】
前記第2中心は、前記環状部の外側にある、請求項4に記載の釣糸ガイド。
【請求項6】
前記第1中心は、前記竿体の中心と前記第2中心とを結ぶ線分上に配置される、請求項4又は5に記載の釣糸ガイド。
【請求項7】
前記第2半径は、前記第1半径の1.5倍以上3倍以下である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の釣糸ガイド。
【請求項8】
前記環状案内面は、前記第1案内面と前記第2案内面とを接続する一対の接続面、を有する、請求項1乃至3の何れか1項に記載の釣糸ガイド。
【請求項9】
前記環状部は、竿先側に傾斜し、
前記環状案内面は、前記取付部が延びる方向に沿う面である、請求項1乃至3の何れか1項に記載の釣糸ガイド。
【請求項10】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の釣糸ガイドを備える、釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣糸を案内する釣糸ガイド、および、釣糸ガイドを備えた釣竿に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
釣糸ガイドは、釣糸を案内する環状案内面を有する環状部を備えている。環状案内面は真円であることが多い。そのため、釣糸をスムーズに案内するという機能を確保しつつ、釣糸ガイドの高さ、即ち、竿体の径方向に沿った釣糸ガイドの長さを低く抑制することが困難であり、釣糸ガイドのボリュームを小さくすることが困難である。
【0003】
一方、出願人は、下記特許文献1において、環状案内面が非円形である釣糸ガイド200を提案している。具体的には、図10に示すように、環状案内面201は、半円よりも小さい円弧状の上案内面211と、左右方向に延びる直線状の下案内面212とを有する。このように下案内面212を左右方向に延びる直線状の形状とすることにより、上案内面211を竿体300に近づけることができ、釣糸ガイド200の高さとボリュームを抑制することができる。
【0004】
しかしながら、上案内面211は、仮想中心221を中心とする仮想円222に沿っており、仮想中心221は、環状案内面201よりも外側に位置する。そのため、上案内面211で釣糸を案内する際に、摺動抵抗が大きくなりやすい。また、下案内面212は左右方向に延びる平面である。そのため、釣糸を下案内面212で案内する際に、釣糸が下案内面212の左右方向の両端部に位置しやすく、摺動抵抗が大きくなりやすい。
【0005】
一方、下記特許文献2における釣糸ガイドは、下案内面に代えて、回転するカラーを備えている。このカラーは左右方向に沿った回転中心軸を有する円筒状である。しかしながら、カラーに釣糸が絡みやすく糸切れが発生しやすい。また、釣糸がカラーから左側あるいは右側に外れやすく、カラーの端面に擦れやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第4023595号公報
実開昭54-22096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、釣糸ガイドの高さとボリュームを抑制しつつ、釣糸をスムーズに案内することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1側面に係る釣糸ガイドは、竿体に装着される。釣糸ガイドは、環状部と取付部とを備える。環状部は、環状案内面を有する。環状案内面は、釣糸を案内する。取付部は、環状部を支持する。取付部は、竿体の軸方向に延びる。取付部は、竿体に取り付けられる。環状案内面は、第1案内面と第2案内面とを有する。第1案内面は、第1円の第1円弧に沿う。第1円は、第1中心を中心とし、第1半径で定義される。第1中心は、環状部内にある。尚、第1中心が環状部内にあるとは、第1中心が環状案内面よりも内側に位置していることを意味する。第2案内面は、第1案内面より取付部側に設けられる。第2案内面は、第2円の第2円弧に沿う。第2円は、第2中心を中心とし、第1半径よりも大きい第2半径で定義される。
【0009】
この構成によれば、第1中心が環状部内にある。そのため、釣糸を第1案内面によってスムーズに案内することができる。また、第2案内面が第2円弧に沿っていて、左右方向に沿って直線状に延びるものではないため、第2案内面によっても釣糸をスムーズに案内することができる。そして、第1半径が第2半径よりも小さいので、環状案内面の全体が第2円に沿う場合に比して、釣糸ガイドの高さとボリュームを抑制することができる。
【0010】
本発明の第1側面に従う第2側面の釣糸ガイドにおいては、第1案内面は、第1円の180度を越える範囲で第1円弧に沿う。この構成によれば、釣糸が前方に放出される際において、環状案内面と釣糸との間の摺動抵抗が小さくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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