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公開番号
2025025281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129914
出願日
2023-08-09
発明の名称
薬剤揮散具
出願人
株式会社大阪製薬
代理人
個人
,
個人
主分類
A01M
1/20 20060101AFI20250214BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】
蚊、蠅、虻などの害虫に対する防除効果や芳香効果などをより早くより大きく発現することができるようにするために、内包される薬剤の揮散量を調整する内外を貫通する孔を設計することができる薬剤揮散具を提供することを目的とする。
【解決手段】
薬剤を含浸する薬剤含浸体(1)と、厚みが0.5~20mmであり、前記薬剤含浸体を収容する本体容器(2)と、前記薬剤含浸体(1)が前記本体容器(2)に収容された状態で、前記本体容器の周縁に着止され前記薬剤(1)を揮散可能である揮散フィルム(3)を備え、前記本体容器(2)の前記薬剤含浸体(1)側において、前記薬剤含浸体(1)の一の面の一部と、点状、線状又は面状にて当接可能に突設された突設部(21)を備えることを特徴とする薬剤揮散具により解決することができた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤を含浸する薬剤含浸体と、
厚みが0.5~20mmであり、前記薬剤含浸体を収容する本体容器と、
前記薬剤含浸体が前記本体容器に収容された状態で、前記本体容器の周縁に着止され前記薬剤を揮散可能である揮散フィルムを備え、
前記本体容器の前記薬剤含浸体側において、前記薬剤含浸体の一の面の一部と、点状、線状又は面状にて当接可能に突設された突設部を備えることを特徴とする薬剤揮散具。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記揮散フィルムが着止された前記本体容器との収容空間において、前記薬剤含浸体の一の面側と前記薬剤含浸体の他の面側を結ぶ、空気の流路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の薬剤揮散具。
【請求項3】
前記揮散フィルムに複数の貫通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の薬剤揮散具。
【請求項4】
前記本体容器に設けられた係合部と係合し、使用者又は使用者の着衣に取り付け可能である係止具4を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の薬剤揮散具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件発明は、蚊、蠅、虻などの害虫を防除したり、心を落ち着かせリラックスさせたりするなどの薬剤を空気中に飛散、拡散させるように構成された薬剤揮散具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、容器に収容された揮発性の薬剤をその容器から徐々に放出して空気中に飛散、拡散させることにより、蚊、蠅、虻などの害虫を死滅、忌避させるなどして防除するための薬剤揮散具が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、トランスフルトリン等の薬効成分とメタノール、エタノールなどのアルコールなどからなる薬剤と、その薬剤を収容するPETなどからなる容器と、直鎖状低密度ポリエチレンなどからなる揮散薬剤透過フィルムからなり、その揮散薬剤透過フィルムからその薬剤が徐々に揮散される薬剤収容具が開示されている。
【0004】
そして、特許文献2には、トランスフルトリンと液状イソパラフィン系炭化水素を含有する薬剤と、その薬剤を収容する透明性を有する樹脂製の容器と、低密度ポリエチレンなどからなる揮散フィルムからなり、その揮散フィルムからその薬剤が徐々に揮散される害虫防除具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-94752号公報
特開2022-18358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の薬剤収容具や特許文献2の害虫防除具においては、内包される薬剤が液状であることから、液漏れのおそれもあるために、内包される薬剤をより早く揮散させるために器具の一部に貫通する孔を設けるよう設計することが難しかった。
【0007】
そこで、本件発明では、蚊、蠅、虻などの害虫に対する防除効果や芳香効果などをより早くより大きく発現することができるようにするために、内包される薬剤の揮散量を調整する内外を貫通する孔を設計することができる薬剤揮散具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
〔1〕すなわち、本発明は、薬剤を含浸する薬剤含浸体(1)と、厚みが0.5~20mmであり、前記薬剤含浸体を収容する本体容器(2)と、前記薬剤含浸体(1)が前記本体容器(2)に収容された状態で、前記本体容器の周縁に着止され前記薬剤(1)を揮散可能である揮散フィルム(3)を備え、前記本体容器(2)の前記薬剤含浸体(1)側において、前記薬剤含浸体(1)の一の面の一部と、点状、線状又は面状にて当接可能に突設された突設部(21)を備えることを特徴とする薬剤揮散具である。
【0009】
〔2〕そして、前記揮散フィルム(3)が着止された前記本体容器(2)の収容空間(S)において、前記薬剤含浸体(1)の一の面側と前記薬剤含浸体(1)の他の面側を結ぶ、空気の流路(F)が形成されていることを特徴とする前記〔1〕に記載の薬剤揮散具である。
【0010】
〔3〕そして、前記揮散フィルム(3)に複数の貫通孔(31)が穿設されていることを特徴とする前記〔1〕又は前記〔2〕に記載の薬剤揮散具である。
(【0011】以降は省略されています)
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