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公開番号2025023423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2023127530
出願日2023-08-04
発明の名称移植機
出願人みのる産業株式会社
代理人個人
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250207BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】移植機において、苗箱からポット苗を押し出すときに、苗箱と苗受け部材との間にポット苗の葉が挟まったり、隣の受け溝に葉が入ったりすることを、抑制できる技術を提供する。
【解決手段】この移植機は、押出機構、苗受け部材51、および葉よけ部材90を備える。押出機構は、苗箱の搬送経路上の所定の位置において、苗箱からポット苗Nを押し出す。苗受け部材51は、押出機構により押し出されたポット苗Nを受け取る。葉よけ部材90は、苗箱からポット苗Nを押し出すときに、ポット苗Nの茎葉部N2に接触して、茎葉部N2を苗受け部材51から遠ざける。移植機1は、葉よけ部材90により茎葉部N2をよけた状態で、苗箱からポット苗Nを押し出す。これにより、苗箱と苗受け部材51との間にポット苗Nの葉が挟まったり、隣の受け溝に葉が入ったりすることを、抑制できる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
苗箱からポット苗を取り出して圃場に移植する移植機であって、
前記苗箱を所定の搬送経路に沿って搬送する苗箱搬送部と、
前記搬送経路上の押出位置において、前記苗箱から前記ポット苗を押し出す押出機構と、
前記押出機構により押し出された前記ポット苗を受け取る苗受け部材と、
前記押出位置において、前記ポット苗の茎葉部に接触して、前記茎葉部を前記苗受け部材から遠ざける葉よけ部材と、
を備え、
前記葉よけ部材により前記茎葉部を前記苗受け部材から遠ざけた状態で、前記押出機構が前記苗箱から前記ポット苗を押し出す、移植機。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の移植機であって、
前記苗受け部材は、前記苗箱から押し出された前記ポット苗を受け取る受け取り位置と、前記ポット苗を後段へ受け渡す受け渡し位置と、の間で往復移動し、
前記葉よけ部材は、前記苗受け部材が前記受け渡し位置から前記受け取り位置へ移動するときに、前記苗受け部材とともに移動することにより、前記茎葉部に接触する、移植機。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の移植機であって、
前記葉よけ部材は、前記苗箱から離れる向きに移動しつつ前記茎葉部に接触する、移植機。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の移植機であって、
前記葉よけ部材は、前記茎葉部に接触した状態で、前記押出機構と連動して押出方向に移動する、移植機。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の移植機であって、
前記葉よけ部材を、前記茎葉部に接触する接触位置から、前記茎葉部に接触しない待機位置へ向けて付勢するばね
をさらに備える、移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、根鉢部を有するポット苗を、苗箱から取り出して圃場に移植する移植機が知られている。従来の移植機については、例えば、特許文献1に記載されている。この種の移植機は、苗箱から、ポット苗を押し出す押出機構を備えている。押出機構は、苗箱の底部に設けられた孔に、押出棒を挿入することにより、苗箱からポット苗を押し出す。押し出されたポット苗は、苗箱の前方に配置された苗受け部材51の受け溝に受け取られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-37687号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、白菜などの葉菜類の苗は、成長に伴い葉が横方向に広がりやすい。このため、葉菜類のポット苗を苗箱から押し出すときに、苗受け部材51と苗箱の間に葉が挟まったり、葉が隣の受け溝に入ったりすることがある。そうすると、ポット苗の葉が引っ掛かることによって、根鉢部が崩れる場合や、苗受け部材に正常にポット苗を保持できない場合があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、移植機において、苗箱からポット苗を押し出すときに、苗箱と苗受け部材との間にポット苗の葉が挟まったり、隣の受け溝に葉が入ったりすることを、抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、苗箱からポット苗を取り出して圃場に移植する移植機であって、前記苗箱を所定の搬送経路に沿って搬送する苗箱搬送部と、前記搬送経路上の押出位置において、前記苗箱から前記ポット苗を押し出す押出機構と、前記押出機構により押し出された前記ポット苗を受け取る苗受け部材と、前記押出位置において、前記ポット苗の茎葉部に接触して、前記茎葉部を前記苗受け部材から遠ざける葉よけ部材と、を備え、前記葉よけ部材により前記茎葉部を前記苗受け部材から遠ざけた状態で、前記押出機構が前記苗箱から前記ポット苗を押し出す。
【0007】
本願の第2発明は、第1発明の移植機であって、前記苗受け部材は、前記苗箱から押し出された前記ポット苗を受け取る受け取り位置と、前記ポット苗を後段へ受け渡す受け渡し位置と、の間で往復移動し、前記葉よけ部材は、前記苗受け部材が前記受け渡し位置から前記受け取り位置へ移動するときに、前記苗受け部材とともに移動することにより、前記茎葉部に接触する。
【0008】
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の移植機であって、前記葉よけ部材は、前記苗箱から離れる向きに移動しつつ前記茎葉部に接触する。
【0009】
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれか1発明の移植機であって、前記葉よけ部材は、前記茎葉部に接触した状態で、前記押出機構と連動して押出方向に移動する。
【0010】
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれか1発明の移植機であって、前記葉よけ部材を、前記茎葉部に接触する接触位置から、前記茎葉部に接触しない待機位置へ向けて付勢するばねをさらに備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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