TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025019467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123092
出願日2023-07-28
発明の名称植裁物への水やり装置
出願人個人
代理人
主分類A01G 25/02 20060101AFI20250131BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】
植裁物への水やり用具としてジョーロによるものや、ホースの先端にシャワーヘットを付けたものがあるが、いずれも葉の部分にまで水を与えたり、水やりが局所的であり、また植栽物の幹の反対側の方の水が少なくなる課題があった。
【解決手段】
植栽物の幹を包囲状に包むホース又は硬質塩化ビニール管を繋ぎ部品で結合して包囲状に結合したものの一カ所に注入用具を設置し、ここに水又は養液を注入し包囲状のホース又は硬質塩化ビニール管を繋ぎ部品で結合して包囲状に結合したものの頂部に多数の取り出し孔を設け、この取り出し孔に毛細管吸い上げ材を山型に設置し水又は養液を吸い上げ、落下させることにより解決した。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
植栽物の幹を包囲状に包むホースの一カ所又は硬質塩化ビニール管を繋ぎ部品で結合して包囲状に包むもの及び前記2者と同等の機能を有する専用に成型したもの(以下同様)の一カ所に注入用具を設置し、これらのホースの頂部又は硬質塩化ビニール管を繋ぎ部品で結合したもの頂部に多数の取り出し孔を設け、このおのおのの取り出し孔に毛細管吸い上げ材を山型に設置し水又は養液を吸い上げ、落下させる、植裁物への水やり装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
請求項1の頂部に多数の取り出し孔を設け、このおのおのの取り出し孔に毛細管吸い上げ材を山型に設置し水又は養液を吸い上げ、落下させる、場合に、毛細管吸い上げ材をフレキシブルストロー(及び同等の機能を有する専用に成型したもの、以下同様)に挿入しフレキシブルストローの先端より落下させフレキシブルストローを回動することにより落下位置を任意に設定できる、植裁物への水やり装置。
【請求項3】
注入用具に延長部をつくり、植栽物の丈以上の所に注入部を設置して植栽物が成長して葉が繁ってきて植木鉢の表面のほぼ全面を覆うようになっても、葉をかき分けて水を与える必要をなくした、請求項1又は請求項2の植裁物への水やり装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は植裁物への水やりに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
植裁物への水やり用具としてはジョーロや、ホースの先端にシャワーヘットを付けたものがあるが、葉の部分にまで水を与えてしまう問題点があった。
これをさける方法の代表的なものの、その1として、公開実用平成2-137854号公報の第2図に示すように給水紐によるものがある。この給水紐は不織布等の毛細管吸い上げ材である。また、その2として現代農業1998年8月号の P、287の写真5及び写真6のようなスプレーペンによるにものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
公開実用平成2-137854号公報
【非特許文献】
【0004】
現代農業 一般社団法人 農山漁村文化協会 1998年8月号 P、287
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記の段落(0002)の、その1及びその2のものは、いずれも水やりが局所的であり、また植栽物の幹の反対側の水やり量が少なくなる。これらの課題を解決した、より効果的な水やり装置が求められる。養液についても同様であるが単に水とする。
また植木鉢の場合、植栽物が成長して葉が繁ってきて植木鉢の表面のほぼ全面を覆うようになると、ジョーロ等で水を与えても、植木鉢の外に流れる部分が多くなり、葉をかき分けて水を与える必要があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
植栽物の幹を包囲状に包むものを用い1箇の注入用具で幹の全周を灌水できるものを研究した。図1のようなものである。この多孔質管1は微細な孔が多数ある、じわっと水がしみ出るホースである。注入用具2は硬質塩化ビニール管の接続部に使用するT型のチーズである。この図1のものには問題点がある。その1は水に地下水を使用する時、不純物や有機物が多孔質管1の微細な孔に絡むことである。その2は家庭用の水道水程度の水圧を必要とすることである。
【0007】
次に図2のようなものを考えた。ホース3は透明のホース又は不透明の防藻のホースである。注入用具2はT型のチーズである。ホース3を円形に曲げ注入用具2で結合する。次にジョーロ等でホース3に水を注入する。
ホース3の頂部に、取り出し孔4を多数設け、この、おのおの中に毛細管吸い上げ材5を山型に設置しホース3の中の水を吸い上げ、落下させる。落下する水の位置は毛細管吸い上げ材5の先端の下の記号Aの付近である。図2に示すように、植栽物6が初期の段階では、植栽物6の根が短く毛細管吸い上げ材5の先端の下の記号Aの付近から離れている。これを図2に< >しるしで示す。これを近づける方法として図3のようにフレキシブルストロー7を用い、この中に毛細管吸い上げ材5を挿入しフレキシブルストロー7の先端より水を落下させ植栽物6の幹に近い成長点付近に落下させる。植栽物6が成長して、この根が伸長すると、成長する部分は当然、幹の部分から離れる。これに追随してフレキシブルストロー7を回動してフレキシブルストロー7の先端より水を落下させれば、より効率的な水やりが出来る。これを図4に示す。フレキシブルストロー7に毛細管吸い上げ材5を挿入する方法及びアルミ線8について図5の(a)、(b)、(c)に示す。(a)のように毛細管吸い上げ材5とフレキシブルストロー7を揃え、細いアルミ線をU型に曲げ毛細管吸い上げ材を挟んでフレキシブルストローに通す。アルミ線8の使用目的はフレキシブルストロー7の弾力以上の抗力を有しフレキシブルストロー7を曲げた時その形状を維持するためのものである。
【0008】
植栽物6の幹を包囲状に包むものはホース3以外に硬質塩化ビニール管9と90度エルボ10を図6のように結合したものがある。
【0009】
注入用具2の上端にホース又は硬質塩化ビニール管(又は前記2者と同等の成型品)を延長部11として植栽物の丈以上のものを設置し、ここに注水すれば植栽物が成長して葉が繁ってきて植木鉢の表面のほぼ全面を覆うようになっても、葉をかき分けて水を与える必要が、なくなる。これを図8に示す。記号Bは植栽物6の上端を示す
【図面の簡単な説明】
【0010】
多孔質管を使用した水やり装置を示す図面代用写真である。
ホースを使用した水やり装置を示す図面代用写真である。
図2にフレキシブルストローを用いた場合の図面代用写真である。
図2にフレキシブルストローを用い、これを回動した場合の図面代用写真である。
フレキシブルストロー、毛細管吸い上げ材、アルミ線の使用状態を示す図面代用写真である。
硬質塩化ビニール管、90度エルボを使用した場合の図面代用写真である。
図2の注入用具にビニール管を使用した場合の図面代用写真である。
ホース又は硬質塩化ビニール管の延長部等を示す図面代用写真である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
除草具
18日前
個人
ベアスタンガン
18日前
個人
ペット用玩具
15日前
個人
植裁物への水やり装置
今日
個人
根掛りしないイカ用疑似餌
18日前
タキイ種苗株式会社
レタス植物
8日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
4日前
株式会社ロッソ
植物栽培器
4日前
みのる産業株式会社
移植装置
15日前
個人
ルアー
8日前
株式会社東海化成
ポット保持具
14日前
井関農機株式会社
コンバイン
今日
株式会社クボタ
作業機
1日前
AGRIST株式会社
収穫装置
11日前
株式会社BARKS
ペット収容袋付衣類
1日前
日本製紙クレシア株式会社
ペット用吸収性物品
1日前
株式会社クボタケミックス
弁装置
15日前
グローブライド株式会社
釣竿ケース
7日前
株式会社ササキコーポレーション
農作業機
15日前
株式会社シマノ
ルアー
18日前
大日本除蟲菊株式会社
薬剤揮散装置
8日前
株式会社デンソー
潅水システム
14日前
南京大学
藻類バイオフィルムの高速成膜方法
18日前
株式会社大貴
排泄物処理材及びその製造方法
8日前
グローブライド株式会社
釣竿用グリップ
1日前
株式会社横島精密
太陽熱を活用した暖房システム
14日前
花王株式会社
抗菌剤組成物
14日前
有限会社太田紙工
ジギング用ハンドルアーム構造
今日
株式会社ヘッドライトジャパン
屋外設置型飛来虫捕獲器
今日
井関農機株式会社
作業車両
14日前
ヤンマーホールディングス株式会社
苗移植機
8日前
三州産業株式会社
蒸熱処理方法および蒸熱処理装置
18日前
株式会社丸山製作所
ブームスプレーヤ
今日
花王株式会社
抗微生物組成物
18日前
井関農機株式会社
作業車両
今日
オムロン株式会社
センサユニット
14日前
続きを見る