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公開番号
2025012805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115919
出願日
2023-07-14
発明の名称
センサユニット
出願人
オムロン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A01G
7/00 20060101AFI20250117BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】センサユニット内の湿度を適切に保つ。
【解決手段】センサユニットは、計測対象の生体が配置される内部空間を有する囲い込み部材と、内部空間に配置された吸放湿部材と、内部空間に配置され、所定の計測を行うセンサと、を備え、囲い込み部材は、内部空間から囲い込み部材の外部へ通じる通路を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
計測対象の生体が配置される内部空間を有する囲い込み部材と、
前記内部空間に配置された吸放湿部材と、
前記内部空間に配置され、所定の計測を行う少なくとも一つのセンサと、
を備え、
前記囲い込み部材は、前記内部空間から前記囲い込み部材の外部へ通じる通路を有する、
センサユニット。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記通路に配置され、前記吸放湿部材に繋がる浸透部材を備える、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記浸透部材の一部が、前記囲い込み部材の外部に配置されている、
請求項2に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記浸透部材は、前記通路に配置された第1部分と、前記囲い込み部材の外部に配置された第2部分と、を有し、
前記浸透部材の前記第2部分は、前記通路よりも外側に広がって形成されている、
請求項3に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記囲い込み部材は、前記浸透部材よりも透湿性が低い、
請求項2に記載のセンサユニット。
【請求項6】
前記浸透部材は、吸湿性及び放湿性を有する部材である、
請求項2から5の何れか一項に記載のセンサユニット。
【請求項7】
透湿性を有し、前記通路から外気に至る経路を覆うように設けられた透湿部材を備える、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項8】
前記囲い込み部材は、前記透湿部材よりも透湿性が低い、
請求項7に記載のセンサユニット。
【請求項9】
前記少なくとも一つのセンサは、温度を測定する温度センサである、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項10】
前記内部空間に配置されたヒータを備える、
請求項1に記載のセンサユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、植物の環境情報および生体情報を測定可能な植物生体センサが開示されている。例えば、樹液流センサは、植物の茎をヒータで温め、植物の樹液流による熱の移動を温度センサで計測することで植物の樹液流量を算出する。そのため、従来、ヒータで加熱した熱が植物の周囲へ逃げないように、断熱性を有する筐体で茎とヒータを囲む密閉構造を採用している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-69353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように、生体を計測対象として密着状態での計測もしくは密閉空間内における計測の場合には内部空間に湿気がこもることで、生体特有の課題が発生する。例えば、トマトのような植物においては、茎の表面から樹液流が蒸発するために、筐体内の湿度が高まり、筐体内が結露することで筐体の内壁と植物との間に水が生じる。筐体内で水が蒸発せずに長時間滞留していると、植物の気根が成長して、温度センサやヒータと植物との間に気根が生育して隙間が発生する場合がある。このような場合、計測結果に影響を与えると共に、固定されているセンサやヒータそのものが水や気根による圧力で劣化や破壊につながるという課題がある。また、水が媒体となり熱の拡散移動の経路ができるため、本来の温度計測の前提から逸脱するなど、計測結果に影響を与えるという課題もある。或いは、人体においては内部空間の湿度が高まることで、ユーザは不快に感じ、ユーザビリティが悪化するという課題もある。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、センサユニット内の湿度を適切に保つことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、計測対象の生体が配置される内部空間を有する囲い込み部材と、前記内部空間に配置された吸放湿部材と、前記内部空間に配置され、所定の計測を行う少なくとも一つのセンサと、を備え、前記囲い込み部材は、前記内部空間から前記囲い込み部材の外部へ通じる通路を有する、センサユニットを提供する。上記構成によれば、センサユニット内の湿度が適切に保たれる。そのため、センサユニット内の湿度が高くなって結露すること及びセンサユニット内に水が発生することを抑止することができる。センサユニット内の湿度が適切に保たれることで、センサは、長期間において安定的に計測を行うことができる。
【0007】
上記センサユニットは、前記通路に配置され、前記吸放湿部材に繋がる浸透部材を備えてもよい。吸放湿部材によって吸収された水分が浸透部材に浸透することで、センサユニット内に水が溜まることが抑止され、センサユニット内の湿度を適切に保つことができる。
【0008】
前記浸透部材の一部が、前記囲い込み部材の外部に配置されていてもよい。浸透部材の
一部を、囲い込み部材の外部に配置することで、水分を囲い込み部材の外部に多く放出することができる。
【0009】
前記浸透部材は、前記通路に配置された第1部分と、前記囲い込み部材の外部に配置された第2部分と、を有し、前記浸透部材の前記第2部分は、前記通路よりも外側に広がって形成されていてもよい。浸透部材の第2部分を、内部空間から囲い込み部材の外部へ通じる通路よりも外側に広がって形成することで、水分を囲い込み部材の外部に多く放出することができる。
【0010】
前記囲い込み部材は、前記浸透部材よりも透湿性が低くてもよい。囲い込み部材が、浸透部材よりも透湿性が低い場合でも、センサユニット内の湿度を適切に保つことができる。前記浸透部材は、吸湿性及び放湿性を有する部材であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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