TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025022361
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126840
出願日2023-08-03
発明の名称制御装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G05B 19/05 20060101AFI20250206BHJP(制御;調整)
要約【課題】変数データの収集処理にかかる時間を短縮する。
【解決手段】複数の制御変数を管理する制御装置100は、保存候補の変数データを収集する収集部を備える。複数の制御変数は、機器が制御装置によって制御されているか否かを示す1以上の第1変数と、1以上の第1変数以外の1以上の第2変数とを含む。収集部は、1以上の第1変数が機器が制御装置によって制御されていることを示す場合に1以上の第2変数の変数データを保存候補の変数データに含め、1以上の第1変数が機器が制御装置によって制御されていないことを示す場合に1以上の第2変数の変数データを保存候補の変数データに含めない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機器を制御する制御装置であって、
前記制御装置は、保存候補の変数データを収集する収集部を備え、
前記制御装置は、複数の制御変数を管理し、
前記複数の制御変数は、
前記機器が前記制御装置によって制御されているか否かを示す1以上の第1変数と、
前記1以上の第1変数以外の1以上の第2変数とを含み、
前記収集部は、前記1以上の第1変数が前記機器が前記制御装置によって制御されていることを示す場合に前記1以上の第2変数の変数データを前記保存候補の変数データに含め、前記1以上の第1変数が前記機器が前記制御装置によって制御されていないことを示す場合に前記1以上の第2変数の変数データを前記保存候補の変数データに含めない第1動作を行う、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数の制御変数の各々は、構造体であり、
前記1以上の第2変数は、前記制御装置から前記機器への指令値を示す1以上の指令値変数と、前記機器の状態値を示す1以上の現在値変数と、単位を変換するための1組以上の単位変換変数とのうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記複数の制御変数は、サーボモータを制御する複数の軸変数、ロボットを制御する複数のロボット変数、またはヒータを制御する複数の温度制御変数である、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記収集部は、強制収集のトリガを受け付けた場合に、前記第1動作を無効化し、前記1以上の第1変数が前記機器が前記制御装置によって制御されていることを示すか否かに関わらず、前記1以上の第2変数の変数データを前記保存候補の変数データに含める第2動作を行う、請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記トリガを前記制御装置の設定情報を受け付ける設定装置から受け付ける、請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記制御装置は、前記機器を制御するためのユーザプログラムを備え、
前記ユーザプログラムは、前記トリガを発行するプログラム部品を含む、請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
機器を制御する制御装置によるデータ収集方法であって、
保存候補の変数データを収集することを備え、
前記制御装置は、複数の制御変数を管理し、
前記複数の制御変数は、
前記機器が前記制御装置によって制御されているか否かを示す1以上の第1変数と、
前記1以上の第1変数以外の1以上の第2変数とを含み、
前記保存候補の変数データを収集することは、前記1以上の第1変数が前記機器が前記制御装置によって制御されていることを示す場合に前記1以上の第2変数の変数データを前記保存候補の変数データに含め、前記1以上の第1変数が前記機器が前記制御装置によって制御されていないことを示す場合に前記1以上の第2変数の変数データを前記保存候補の変数データに含めない第1動作を行うことを含む、データ収集方法。
【請求項8】
請求項7に記載のデータ収集方法を1以上のコンピュータに実行させる、データ収集プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、データ収集方法、およびデータ収集プログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
製造現場等で使用される機器を制御する制御装置(例えば、PLC(Programmable Logic Controller)、産業用PC(Personal Computer)等)に関連する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特開2020-67751号公報(特許文献1)は、デバイス値を時系列に記録するプログラマブルロジックコントローラを開示している。
【0004】
国際公開第2000/033147号(特許文献2)は、デバイス情報が格納されるデバイスメモリを有するサーボシステムコントローラを開示している。
【0005】
特開平10-27011号公報(特許文献3)は、整数形式を含むデータ形式をデータに付与するデータ形式付与手段と、当該データの1ディジットが表す単位物理量を付与する単位物理量付与手段と、当該データ形式及び当該単位物理量に基づいて演算処理を行う演算処理手段とを備えるプログラマブルコントローラを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-67751号公報
国際公開第2000/033147号
特開平10-27011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一般的に、このような制御装置は、収集処理を含む複数の処理を制御周期に従って周期的に実行する。収集処理とは、保存候補の変数データをメモリ内の所定の記憶領域に格納する処理である。収集処理に時間がかかる場合には、タスクが制御周期に従って実行されない。そのため、タスク内の他の処理の実行が遅れ、モーション制御への指令の間隔が延びたり、センサデータを取りこぼしたりするなどの問題が生じる。
【0008】
本開示は、変数データの収集処理にかかる時間を短縮することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示のある局面に従う機器を制御する制御装置は、保存候補の変数データを収集する収集部を備える。制御装置は、複数の制御変数を管理する。複数の制御変数は、機器が制御装置によって制御されているか否かを示す1以上の第1変数と、1以上の第1変数以外の1以上の第2変数とを含む。収集部は、1以上の第1変数が機器が制御装置によって制御されていることを示す場合に1以上の第2変数の変数データを保存候補の変数データに含め、1以上の第1変数が機器が制御装置によって制御されていないことを示す場合に1以上の第2変数の変数データを保存候補の変数データに含めない第1動作を行う。
【0010】
この構成によれば、変数データの収集処理にかかる時間を短縮することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

オムロン株式会社
支援装置、支援方法及びプログラム
今日
個人
無人作業システム
20日前
アズビル株式会社
制御装置
13日前
村田機械株式会社
産業機械
1か月前
コフロック株式会社
流量制御装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
自律移動体
1か月前
株式会社丸和製作所
入力機器
13日前
株式会社クボタ
作業車
1か月前
株式会社明電舎
車両
1か月前
アズビル株式会社
パラメータ調整装置
1か月前
株式会社フジキン
流量制御装置
13日前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
6日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
1か月前
株式会社ダイフク
搬送設備
21日前
トヨタ自動車株式会社
ロボットシステム
1か月前
株式会社村田製作所
温度補償回路
20日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
27日前
ローム株式会社
電源回路
2か月前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
21日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
21日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
14日前
東フロコーポレーション株式会社
流量制御装置
2か月前
旭精機工業株式会社
監視データ処理装置
28日前
ブラザー工業株式会社
数値制御装置及び工作機械
1か月前
株式会社ダイフク
情報表示システム
2か月前
株式会社日立製作所
移動体制御システム
2か月前
株式会社ディスコ
搬送車
1か月前
ローム株式会社
定電圧生成回路
1か月前
ブラザー工業株式会社
調整方法及び数値制御装置
7日前
株式会社日立製作所
診断装置および診断方法
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
14日前
ローム株式会社
定電圧生成回路
1か月前
富士電機株式会社
制御システム
1か月前
株式会社マキタ
作業ロボット
21日前
日本製鉄株式会社
処理装置、処理方法、およびプログラム
2か月前
続きを見る