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公開番号
2024174444
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092270
出願日
2023-06-05
発明の名称
電源回路
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20241210BHJP(制御;調整)
要約
【課題】チップ面積の増大を抑制し、かつ、シャットダウン時間を短縮できる電源回路を提供する。
【解決手段】電源回路1は、出力端子OUTに出力電圧Voutを供給する出力回路10と、出力端子OUTにそれぞれ接続されている第1電流経路21と第2電流経路22を含む放電回路20と、出力回路10および放電回路20を制御する制御回路30を備える。第2電流経路22は、第1電流経路21よりも電気抵抗が高い。制御回路30は、出力電圧Voutの供給を停止するタイミングにおいて、出力電圧Voutの変化に応じて、出力端子OUTから放電回路20を介して流れる電流の電流経路を第1電流経路21と第2電流経路22の少なくともいずれかから選択する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力端子に出力電圧を供給する出力回路と、
前記出力端子にそれぞれ接続されている第1電流経路、および前記第1電流経路よりも電気抵抗が高い第2電流経路を含む放電回路と、
前記出力回路および前記放電回路を制御する制御回路と
を備え、
前記制御回路が、前記出力電圧の供給を停止するタイミングにおいて、前記出力電圧の変化に応じて、前記出力端子から前記放電回路を介して流れる電流の電流経路を前記第1電流経路と前記第2電流経路の少なくともいずれかから選択する、電源回路。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御回路が、
前記出力電圧が設定電圧値まで低下する第1期間では、前記第1電流経路に前記出力端子から電流が流れ、かつ、前記第2電流経路に前記出力端子から電流が流れないように前記放電回路を制御し、
前記出力電圧が前記設定電圧値まで低下した後の第2期間では、前記第1電流経路に前記出力端子から電流が流れず、かつ、前記第2電流経路に前記出力端子から電流が流れるように前記放電回路を制御する
請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記制御回路が、
前記出力電圧が設定電圧値まで低下する第1期間では、前記第1電流経路および前記第2電流経路に前記出力端子から電流が流れるように前記放電回路を制御し、
前記出力電圧が前記設定電圧値まで低下した後の第2期間では、前記第1電流経路に前記出力端子から電流が流れず、かつ、前記第2電流経路に前記出力端子から電流が流れるように前記放電回路を制御する
請求項1に記載の電源回路。
【請求項4】
前記第1電流経路が第1の抵抗素子を含み、
前記第2電流経路が前記第1の抵抗素子より抵抗値が大きい第2の抵抗素子を含む、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源回路。
【請求項5】
前記第1電流経路が、前記第1の抵抗素子に直列接続されている第1のトランジスタを含み、
前記第2電流経路が、前記第2の抵抗素子に直列接続されている第2のトランジスタを含み、
前記制御回路が、
前記第1のトランジスタの導通状態を設定して前記第1電流経路での電流の流れを制御し、
前記第2のトランジスタの導通状態を設定して前記第2電流経路での電流の流れを制御する、
請求項4に記載の電源回路。
【請求項6】
前記出力電圧をモニタするモニタ回路を更に備え、
前記制御回路は、前記モニタ回路によりモニタされた前記出力電圧に応じて前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタの導通状態を設定する、
請求項5に記載の電源回路。
【請求項7】
前記設定電圧値が0.1Vである、請求項2に記載の電源回路。
【請求項8】
前記第1の抵抗素子の抵抗値が10Ω以下である、請求項4に記載の電源回路。
【請求項9】
前記第2の抵抗素子の抵抗値が1kΩ以上である、請求項4に記載の電源回路。
【請求項10】
前記第1電流経路と前記第2電流経路のそれぞれの一方の端部が前記出力端子であり、他方の端部が接地端子である、請求項1に記載の電源回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源回路に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
システムの消費電力を低減するために、システムに含まれる回路に電力を供給する電源回路のオン動作とオフ動作の切り替えが頻繁に行われる。このため、電源回路のオフ動作に要する時間(以下、「シャットダウン時間」と称する。)の短縮が重要である。シャットダウン時間を短縮するためには、出力端子に接続されている容量から電荷を放電させる時間の短縮が有効である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-062605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
出力端子から電荷が放電される電流経路を構成する抵抗素子の抵抗値を小さくすることにより、シャットダウン時間が短縮される。しかしながら、抵抗素子の抵抗値を小さくした場合に、抵抗素子の電流容量を確保するために抵抗素子の幅を広げると、電源回路のチップ面積が増大する。
【0005】
本開示の目的は、チップ面積の増大を抑制し、かつ、シャットダウン時間を短縮できる電源回路を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、出力端子に出力電圧を供給する出力回路と、出力端子にそれぞれ接続されている第1電流経路と第2電流経路を含む放電回路と、出力回路および放電回路を制御する制御回路を備える電源回路である。第2電流経路は、第1電流経路よりも電気抵抗が高い。制御回路は、出力電圧の供給を停止するタイミングにおいて、出力電圧の変化に応じて、出力端子から放電回路を介して流れる電流の電流経路を第1電流経路と第2電流経路の少なくともいずれかから選択する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、チップ面積の増大を抑制し、かつ、シャットダウン時間を短縮できる電源回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電源回路の構成を示す模式的な回路図である。
図2は、実施形態に係る電源回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図3は、実施形態に係る電源回路の放電回路の電流経路の配置の例を示す模式図である。
図4は、実施形態に係る電源回路の他の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図5は、実施形態の変形例に係る電源回路の構成を示す模式的な回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照して実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各部の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0010】
また、以下に示す実施形態は、技術的思想を具体化するための装置又は方法を例示するものであって、構成部品の形状、構造、配置などを下記のものに特定するものでない。この実施形態は、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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