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公開番号
2025019567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123237
出願日
2023-07-28
発明の名称
制御装置
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
G05B
11/36 20060101AFI20250131BHJP(制御;調整)
要約
【課題】非線形な特性をより容易に折線近似できるようにする。
【解決手段】指示回路104が、選択回路103が選択した複数の選択制御値の各々で、制御回路102に機器121を制御させ、取得回路105は、複数の選択制御値の各々で制御回路102が機器121を制御した結果として、機器121に制御された制御対象の各々の状態を測定した測定値を取得する。補正回路106は、複数の選択制御値の各々と測定値との関係から、複数の選択制御値の各々に対する制御対象の各々の状態との関係を線形とするための補正値を、複数の選択制御値の各々について求める。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御対象の状態と制御値との関係を示す制御特性を記憶するように構成された記憶回路と、
前記制御対象の状態の測定値が設定値となるように前記制御特性をもとに決定した前記制御値で、前記制御対象を制御する機器を制御するように構成された制御回路と、
前記制御値の制御範囲の中で設定された数の各々異なる複数の選択制御値を選択するように構成された選択回路と、
前記制御回路に、前記複数の選択制御値の各々で前記機器を制御させるように構成された指示回路と、
前記複数の選択制御値の各々で前記制御回路が制御した前記機器に制御された前記制御対象の各々の状態を測定した測定値を取得するように構成された取得回路と、
前記複数の選択制御値の各々と前記測定値との関係から、前記複数の選択制御値の各々に対する前記制御対象の各々の状態との関係を線形とするための補正値を、前記複数の選択制御値の各々について求めるように構成された補正回路と、
前記複数の選択制御値の各々について前記補正回路が求めた前記補正値をもとに、前記制御値と前記制御対象の状態との関係を折線近似した前記制御特性を生成するように構成された生成回路と
を備える制御装置。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
請求項1記載の制御装置において、
前記選択回路は、前記制御範囲の中で等間隔に各々異なる前記制御値を選択する制御装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の制御装置において、
前記記憶回路は、前記生成回路が生成した前記制御特性を記憶する制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、非線形な特性をもつ対象を制御する制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
制御対象の制御特性が非線形な場合がある。非線形な特性をもつ対象を制御することは、一般的に難しい。制御性改善のため、非線形な特性を折線で近似し(折線近似)、線形な制御対象として扱えるようにする技術がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-097735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現状、折線近似を実施する場合は、人力で実施している。しかしながら、例えば、制御対象によって制御特性が異なるので、1ずつで折線近似をする必要があるなど、折線近似の実施には非常に手間がかかる。例えばバルブ1台の特性を折線近似するのに1時間程度かかることもある。
【0005】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、非線形な特性をより容易に折線近似できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る制御装置は、制御対象の状態と制御値との関係を示す制御特性を記憶するように構成された記憶回路と、制御対象の状態の測定値が設定値となるように制御特性をもとに決定した制御値で、制御対象を制御する機器を制御するように構成された制御回路と、制御値の制御範囲の中で設定された数の各々異なる複数の選択制御値を選択するように構成された選択回路と、制御回路に、複数の選択制御値の各々で機器を制御させるように構成された指示回路と、複数の選択制御値の各々で制御回路が制御した機器に制御された制御対象の各々の状態を測定した測定値を取得するように構成された取得回路と、複数の選択制御値の各々と測定値との関係から、複数の選択制御値の各々に対する制御対象の各々の状態との関係を線形とするための補正値を、複数の選択制御値の各々について求めるように構成された補正回路と、複数の選択制御値の各々について補正回路が求めた補正値をもとに、制御値と制御対象の状態との関係を折線近似した制御特性を生成するように構成された生成回路とを備える。
【0007】
上記制御装置の一構成例において、選択回路は、制御範囲の中で等間隔に各々異なる制御値を選択する。
【0008】
上記制御装置の一構成例において、記憶回路は、生成回路が生成した制御特性を記憶する。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明によれば、選択した複数の選択制御値で機器を制御して得られた測定値から補正値を求め、求めた補正値により折線近似した制御特性を生成するので、非線形な特性をより容易に折線近似できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の実施の形態に係る制御装置100の構成を示す構成図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る制御装置の動作例を示すフローチャートである。
図3は、制御対象の状態(測定値)と制御値との関係を折線近似で示す制御特性の一例を示す特性図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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